『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第26話感想 満身創痍でも真っ直ぐに前を見るイリヤ!いつの間にかその輝きに心奪われていた凛はイリヤを信じ続ける!
凛「イリヤの明るくまっすぐな心に一番ドキドキした」(超意訳)
イリヤのエクスカリバーの斬撃で一掃された黒化英霊たち。
さすがの聖剣の力だが連発はできるはずもなく、イリヤは一回使うだけでもかなりの消耗だ。
対して泥から生まれる黒化英霊たちは無尽蔵である。
まさに絶望的な状況だが輝きを取り戻したイリヤは諦めない。
しかしその輝きを飲み込まんとばかりに状況はさらに絶望的になる。
なんと黒化英霊たちは宝具まで使い始めたぞ。
無尽蔵の英霊たちの軍勢が宝具を使って襲いかかるとか恐ろしすぎる。
さらにイリヤは治療のために動けない凛と士郎を守らねばならない戦いゆえに分が悪すぎる。
だがそれでもイリヤはまっすぐに前を向いて戦い続ける。
その輝きと意思をもって大事な人に降りかかる絶望を払うために足掻くイリヤはまさにヒーロー。
ジュリアンは足掻くイリヤを見て何を思うのか。
世界を救うなどと軽々しく口にするなとイリヤへ言葉を投げかけます。
ジュリアンさん、それは貴方にも言えるのではと思った読者は多いきっと。
でも彼に関する情報はまだ謎が多いので、世界を救う気持ちとやらも明らかになった時こそが本番か。
ジュリアンには理解できなくともイリヤを信じている人間は確かにいる。
美遊は既にイリヤのことを疑ってもいない。
イリヤは負けないと言う美遊は既にジュリアンの知っている子供ではない。
ここまでの物語を通してイリヤも成長したが美遊も成長しているのだ。
凛だってイリヤの我儘(ねがい)に正義を見た。
思えば凛もまたイリヤのそばでその奇跡を目の当たりにしてきた人間か。
この程度の逆境を吹き飛ばしなさいと激励するのもイリヤを信じているから出る言葉か。
いつの間にか凛ちゃんイリヤにゾッコンだったというわけか!
そのなんの保証もない未来に飛び込む心は大人(凛)が失ってしまったものと評しましたが
これはジュリアンにも言えることなのかもしれませんね。
とはいえ敵の放つ宝具の力はひとつとっても脅威。
「地臥す夜鷹の千年渓谷」(そらはちよりちはそらへ)という宝具も登場しました。
開放されたその力は大質量の岩山を召喚する能力かな?
調べればこの宝具の持ち主はわかるかもしれないですね。
いつかコミック単行本で明かされるのにも期待したい。
岩山に押しつぶされそうなイリヤを救ったのは新たなる剣?
なんか田中さんか投擲してきた謎の武器である。
田中さんの謎はさておき、頑丈な身体だけでなく武器も用意できるのか。
なんだか石から切り出した剣にも見えるし、龍の羽を刃にしたようにも見えるけど
一番は干将・莫邪オーバーエッジにも見えるんですよね。
聖剣のひと振りで戦うイリヤにとってこの剣は災厄かそれとも新たなる輝きなのか。
エリカも身震いして恐れてるし次回はこの田中ソードでイリヤの反撃開始なるか。
というわけで、とうとう田中さんが戦場に介入しましたよ。
ようやく田中さんの謎がわかるのかと思うと同時に
いったいどんな爆弾が仕込まれているのやらというワクワク感。
まったくプリヤドライはいつも目が離せなくて最高です。
このイリヤはどんなにぼろぼろになってもハートキャッチされない!、道を切り拓ける!!(確信)
あの、あかいあくまさん、絶対領域の防御が崩れてましてよ…。