アニメ『Fate/stay night[UBW]』第16話感想 士郎の歪みと潜めていたものが吐露され、そして凛さま照れ怒るキター!いやっほぉー!もう駄目だ凛の魅力に溺死する!
凛が可愛すぎて萌えしぬ
開幕ハートキャッチ
思ったよりあっさりというかマイルドというか、いやハートを抜き出しているという事実は変わりませんけどね。
ハートキャッチで原作を再現すればイリヤファンへの更なる追い打ちとなるであろう。
ちなみに原作のCGだともっとアクションというかダイナミックに抜き取る様な感じである。
ちなみにハートキャッチのせいで金ピカを見るたびに胸が締めつけられるイリヤも別時空に居る。
異性を見てドキドキする。恋かな?
トラウマ思い出して心臓がバクバクするけどやっぱり恋だって。
死地に飛び込んできた士郎を刈り取ろうとするギルガメッシュだったが、それを止めたのはワカメ。
ワカメは自分が一番優位な立場だと思っているので饒舌に言葉をかけてくるぜ。
何も言葉を返さない士郎がブルってると勘違いしたワカメだが
この時の士郎はギルガメッシュとの間合いを詰められるかどうか考えるのに忙しいのである。
士郎は慎二に返答したり視界に収めたりするが、やはりギルガメッシュから目を離してはいない。
原作ではこっち見ろよ!とか怒り出す余裕のない慎二も見れたりするぞ。
そして今度は凛にもつれない態度をとられるワカメ。
ギルガメッシュは凛の機転に感心を見せるし、凛はギルガメッシュ相手に交渉するし
むしろワカメは場違いというか蚊帳の外ってくらいの勢いである。
ここでも原作では慎二は命を狙われているのに恐怖はなく
それを上回る喜びで麻痺しているとあるんですよね。
道化に見える慎二だがこの時はそれだけ余裕がなかったと考えれば哀れでもある。
慎二はギルガメッシュが存在する場においても本気で自分が一番偉いと思えちゃうスゴイヤツ。
しかし余裕があれば誰が一番偉かったのか判断できてたのかもしれない。
士郎も自分が一番だと思っている慎二を意外だって思っていますしね。
イリヤの心臓ですけども色合いは人の肉っぽくないし鉱石のようなものが見えたりもしますね。
不適切な表現かもしれませんがグロさよりもある種の美しさを感じてしまいましたよ。
ちなみに原作だと赤いカタマリと表現されております。
士郎の歪みを凛が追求するシーン。
今まで隠されていたものがようやく吐露されるシーンでもありますね。
これを通過せずして士郎と凛のルートはありえぬと言っても過言ではない。
それにしても指摘された時、士郎の表情がヤバイ
あきらかに普通じゃないのが見てる側にも伝わりますよね。
その様子に凛がちょっと尻込みするのと合わせて原作には無いシーンですね。
それだけに更に踏み込んでいく凛ちゃんが愛しい。
士郎のことがわかって涙目な凛ちゃん
原作では泣いているように見えたとあって本当に涙を浮かべたわけではありませんが
これは地の文でしか伝わらないので凛を涙目にさせたのはいい表現だと思います。
なぜならそれは本当に凛が士郎のことを想っての言葉だから。
士郎が間違ったまま生きているのが許せなくて本気で怒っているんですよね。いい娘だ。
士郎は目の前で他人のために本気で怒る凛を見て自分の間違いをようやく認識するが
やはり誰かのためになりたいという気持ちは間違いではないと生き方は変えぬ。
判ってはいても忠告は聞けないんだから士郎さんの歪みはもう筋金入りってレベルではありませんね。
凛はその最大の感謝を込められての返答に何も言えなくなる。
こうなったら自分がなんとかするしかないと決意も新たにするぞ。
何年かしたらそこにはもっとデレデレになった凛ちゃんが!(ホロウのとあるイベントを見つつ)
ギルガメッシュのことも含めて今後の作戦会議をする凛と士郎。
ワカメが真名をぽろっとしてくれたのでサーヴァントの考察も捗ります。
原作では士郎が凛の金ピカ発言を追求するシーンがあるんですけど無かったですね。
ギルガメッシュのこと最初に金ピカって言ったのは誰なのかと言えば凛ちゃんである。
しかもお金に対する嗅覚だけで本質を突いているのだから恐ろしい娘です。
英雄王が“黄金の”と称されるのは何も見た目だけではなく、その魂の色が黄金だからである。
今後の方針を決める二人の前に姿を現したのはランサー兄貴。
敵サーヴァントの登場に臨戦態勢の二人だが即座に言葉にしたのはお互いに相手を逃がすこと。
お互いがお互いを守ろうとしてイチャイチャしているじゃないですか!
まったくもう、いきなり夫婦喧嘩をするからランサー兄貴もにやにやと観察してますよ。
相手が戦うためでなく協力関係を構築するためにやってきたおかげで助かりました。
そしてやけに親しげに話しかけてくるランサーですが、それもこれも二人が気に入ったからである。
例え敵でも気に入った相手とは語り合うのがランサーの信条。
原作では凛にいつの時代の人間よって突っ込まれたりもしているぞ。
ちなみにランサーに気に入られないと手助けはしてくれない。
そうなった場合はゲームでは凛と士郎の二人だけでキャスターに挑むことになる。
チャンスはあるとはいうが凛が葛木とキャスターの二人を同時に相手にする時点で無謀である。
士郎はアーチャー相手に僅かに時間を稼いでおしまい。
作中でも言われてますが玉砕のようなものである。
照れ怒る凛さま可愛すぎ
このシーンのアニメ化こそは凛ファンの悲願でもあり理想郷のひとつである!
士郎の「遠坂はやらないからな」の宣言からの凛の反応によるコンボの威力はもはや宝具レベル。
原作でもここは凛の表情の変化と発言がそりゃもう萌えるんですよね。
アニメでもそれはもう色々な表情をみせてくれるのがたまらなく素晴らしい。
遠坂凛ちゃんのデレの破壊力マジ半端ない。
しどろもどろになって否定に入る時の表情なんて今までに見れなかったものも多い!
しゃがみこんで顔を隠す描写もあってくそう管理人もランサー兄貴と同じでにやにやしてしまうぜ。
今回だけでも凛ちゃんのファン増加してそうだなってくらいのヒロイン力ですよね。
主人公の士郎が凛を「やらん」って言ってるのだってこれまた良いんですよ。
あの士郎がそこまで凛に固執して口に出してそれを宣言しているという事実がたまらない。
やっぱり士郎と凛の二人は最高だ!
アーチャーと葛木先生の男同士の語りとはこれまた新しい。
聞きごたえ抜群なんですがアーチャーが終始渋面なのも面白い。
内容が内容ですからね。しかも最後の言葉は特に思うところありであろう。
葛木がキャス子さんについて語るくだりはより詳しく知りたければホロウをプレイすべし。
ここは奈須きのこ先生が現場の声に応えて書いてくれたやりとりだそうですが
なんと5分がなくなくオリジナルエディションいきという話です。
そんなに追加あるとかufotableさんには感謝してもしきれない。
凛さま照れ怒るのシーンと合わせてありがとうございます。
ランサーという頼もしき味方を得てキャスターに挑む凛と士郎。
アーチャーとセイバーの二人を相手にしても抑えるだけなら問題はないというランサーですが
彼は守りに徹して「生き残る」だけならサーヴァントの中でも最高とはセイバーさんの言。
それだけにランサーをしてやり合いたくないと言わせる小次郎さんのスゴさも際立つ。
ランサーとアーチャーの戦いはいつぞやの夜以来ですね。
しかしマスターの立ち位置もサーヴァントの事情もかつてとはまったく違う。
凛が気に入りすぎてランサーはおいそれと主を裏切れない身としては困ると言ってますけども
ランサー兄貴がかっこよすぎて敵という事実を忘れそうになるくらいこちらも困る。
手ぇ抜いてやるなんて発言もありましたけど、この人は全然そんなつもりないんだぞ。
本気でブッたたいて死んでなかったらトドメは刺さないでおく的な意味では本当ではあるがw
問題の対決はいいところで引いて次週へお預け。
ufotableさんがどのようにアニメ化してくれるか乞うご期待。
次回の見所はやっぱり「必中の槍、無敗の盾」でしょうか。
予告がネタバレすぎて初見さんでも「やっぱりな」とか思ってたりするんですかね。
それにしても毎回のように背景が素晴らしいけど今回もまた美しすぎた。
「だって衛宮、笑わないでしょ」と言われた士郎が少しだけ笑顔を見せたシーンで
大丈夫だアーチャー、この士郎なら道を外すことはないよ、って安心できた
今までセイバーやアーチャーから問われて揺らいでいた正義の味方が、「冬の日、願いの形」で士郎の"正義の味方"としての答えを表してるんだろうね
それと兄貴の久々の登場ってわかってても動悸がやばかった
小屋の影に立つ兄貴からの提案、そこから日向に入って2人の警戒が解ける演出が素晴らしい
バカップルをニヤニヤする兄貴にニヤニヤする俺
アーチャーと葛木の会話も面白かった>「選択が間違いであったとしても、後悔はしないことだろう」
来週はついについに兄貴唯一の本気が出せる戦闘
もうここからは、振り返らず最後まで走り抜けるのみ―――ついて来れるか?