アニメ『Fate/stay night[UBW]』第17話感想 必中の槍と無敗の盾の激突シーンがやばいくらいカッコイイ!ついに明らかになった魔女メディアの素顔は美しくも切ない…
メディアが咄嗟に宗一郎って呼び捨てにする所から大切に想う気持ちが伝わる
まさかの若かりし頃の葛木宗一郎!
ホロウではもっと詳しく葛木先生とキャス子の過去見れるエピソードがあって大好きです。
葛木先生の目的というか願いはアニメだけでなく、そちらを見ないと伝わりづらいかもしれませんね。
ただキャスターを帰してあげようとしてるのは伝わってると思われる。
今回の語りと前回のアーチャーと葛木宗一郎の語りはうまいオリジナルでしたね。
葛木先生はまだ二十代半ばなのでまだまだ若いんですよね。
なんとキャスターよりも若かったりするのだが、そのことでは花札等でネタになってたりもするぞ。
しかし葛木先生は年齢のことなど気にしないだろうとは小次郎さんのお墨付きさ。
ランサーとアーチャーの戦いは動く動く。
ランサーの槍捌きが見応えあって見入る。
それに対しアーチャーが防戦している感じがとても良い。
ランサーの言うように、最初に戦ったいつぞやの夜とはまったく違う。
令呪によって縛られていたため、初戦では全力を出せなかったのである。
だから本気を出したランサーに対してアーチャーが劣勢なのである。
むしろ攻撃どころか足捌きさえも見えてないから普通なら一撃でやられていてもおかしくない。
そうならないのは最初の戦いの経験があるから。
その戦闘経験を元にあえて隙を作って攻撃を誘い受けきっている。
これこそアーチャーの持つ心眼(真)というスキル。
愚直なまでに修練を重ねれば誰にでも手が届くとは評されている技術である。
ランサーとアーチャーの実力の差。
目に追うことさえ出来ぬ攻撃をなんとか避けることが出来たアーチャー
原作では地の文で詳しく解説されてますけどアニメではこのワンシーンに集約されててすごい。
アーチャーがランサーに対して禁句を放つシーン。
ランサー兄貴もすごいキレてるんですよね。
原作ではあまりの殺気と槍から放たれる魔力に大気も凍りつくほど。
アーチャーもランサーに対して返答することも出来ないくらい緊張してます。
「必中の槍、無敗の盾」の映像化も期待以上のものが見れて感動した。
飛翔する槍が加速描写も相まってこれまた物凄い。
真っ直ぐなのに、こんなの避けるの無理じゃないかって唸る一撃ですよね。
ローアイアスの表現にシールドのようなものが追加されたのは分かりやすくするためかな?
シールドが破られると同時に花弁が割れるという描写になってますね。
アイアスのイメージを損なうことなく美しくも強固な守りであることがわかります。
更に毎度のことですが戦闘の音響が超素晴らしい。重低音もよく響いてる。
一瞬だけ映る二人の表情も激突している感じが熱い。
ゲイボルクが主の手に帰還する時の軌道にもファンならにニヤリとせざるを得ない。
余波のせいで教会とその周辺が凄まじいことになってて言峰さんもさぞかし頭が痛かろうw
投擲の方のゲイボルクは50に分裂して一団に降り注ぐ効果もあるから怖い。
しかも追尾してくるので集団に対して使えば惨状はどうなるか想像に難くない。
これでやられてもおかしくなかったアーチャーだが彼は生き残った。
ランサーは必殺の一撃を防がれて納得がいかないがアーチャーは相変わらず軽口で返す。
解せないが仕事は終わったとばかりに帰るランサーであった。
と思うかもしれないが、実はランサーはもうしばらくだけ様子を見ようと草むらに居たりする。
遠坂凛のことを思いのほか気にしている兄貴なのであった。
しかしバーサーカーとギルガメッシュの時もそうですが、戦闘シーンが思ってたより短く感じますね。
実は尺の都合で削られていて、オリジナルエディションではもっと見れるかもと楽しみにしております。
ランサーが稼いだ時間で間に起きていたキャスター陣営と士郎&凛の攻防。
前に出て戦う者、後衛で戦う魔術師のコンビ、という同じ組み合わせだが実力差は明確。
見てのとおり士郎と凛は同じ土俵で戦えば勝ち目など無いのだ。
特に凛とキャスターの実力は天と地ほどかけ離れている。
キャスターが普通に行使した魔術を相殺しようと思ったら凛は十年物の宝石を使用せねばならない。
なのに凛はキャスターを煽り、まるで自信過剰な魔術師のようにキャスターを三流扱いする。
そして防戦一方の戦いを繰り広げるのだが、すべては凛の作戦であったのだ。
油断させるためとはいえ思い切って宝石使いまくって凛ちゃんも大変である。
凛の奇策。それは殴り合い
ファンの間でもマジカル八極拳と呼ばれるこれは例の兄弟子の教えである。
キャスターが血を吐いてボコられるくらいだから凄まじい攻撃であろう。
魔術師が殴り合いをすることにキャスターは驚いていますけど
わりと現代にはそういう魔術師多いですよね、総合格闘技からプロレスなんでもござれだぜ!
凛の中国拳法には流石の士郎も驚いた。
そしてその連携に惚れ惚れするほど凛の肉弾戦は見事なものであった。
凛の逆転勝利となるはずだったが、それを阻んだのは葛木先生。
4度打ち込んでも倒せない凛が未熟と言いますが、明らかに先生のモノサシがおかしいよ!
士郎も自分が足止めできなかったせいだと原作で悔いていますが
葛木宗一郎が規格外の存在だったせいだというのは皆さんお分かりいただけただろうか。
だがそんな卓越した格闘スキルを持つ葛木でさえも気がつかない攻撃。
サブタイにもあるアーチャーの暗剣が牙を剥く。
予告でバレバレだった?初見さんはギルガメッシュだと思ってたかもしれないでしょ!
葛木先生は魔力を感知できないのでこの手の不意打ちに気がつかない。
アーチャーの攻撃に対して先にキャスターが動けたのはそういうわけである。
美しい
今まで秘められていただけに、ここで明らかになるキャスターの素顔は反則ですよね。
キャスターは愛する人を守れたが自らは串刺しになり消え去る運命。
原作ではこの時の葛木先生は変化はないと評されてますが
アニメではキャスターに「ああ」と答える声が震えているように聞こえると個人的に思う。
葛木先生は、お前の願いは私が代わりに果たすと言いましたが
それに対して、私の願いはさっきまで叶っていたと返すキャスター。
葛木先生はキャスターを故郷に帰してあげたかった。それがキャスターの望みでもあると思っていた。
対してキャスターは葛木と一緒にいたかった。ただ添い遂げたかった。
だからさっきまで願いが叶ってた、というわけである。
すれ違いの結末を迎えたが葛木宗一郎は戦いを止めない。
けどキャスターはもう居ない。葛木先生にかかっていた強化もない。
いかに人間離れしていても、魔力を持たぬ葛木ではサーヴァントに傷を与えることもできない。
原作で選択肢によっては葛木先生が一撃をアーチャーの眉間に叩き込むも無傷だった描写もある。
つまりどう足掻いても葛木先生は目の前のアーチャーを倒すことは無理。
あれだけ強かった葛木先生もあっさりと退場。
BGMもなく静かにな幕引きとなりましたが、原作と同じくこれで良かったと思います。
幸せなメディアと葛木宗一郎を見たくなったらカーファンを見よう(ステマ)
そして暗剣が牙を剥くは士郎にもかかっていた。
これに気づいたセイバーが咄嗟に士郎を体当たりで守るのですがアニメでは一部カットしてるのかな?
まるでアーチャーが目測を誤ったかのようにも見えちゃいますね。
そしていよいよアーチャーの口から語られる願望。即ち衛宮士郎の抹殺。
アーチャー、お前はいったい何者なんだー(棒)
ちなみに管理人が原作プレイしてた当時はまだこの時でも正体わかってなかったんだ、これがな。
次回予告がリアリティマーブル。
背景の描写とかどうなってるのか注目ですね。
そしていよいよセイバーさん復活。アルトリアさんのセクシーで美しい姿も見納めでござる。
正直、葛木夫妻好きなので凄いがっかりした
葛木の戦闘が今までで一番あっさりしてて手を抜かれた感があるし
その分手をかけたはずのアイアスもアーチャーぴんぴんしてるし
肝心の腕やられる時もグロ描写はなく爆発で誤魔化され(型月作品でしょ?)
キャス子と凛の会話はそのままでクドさが否めない
戦闘に重心置きすぎwと揶揄されるのは分かっているが原作だって戦闘シーン力入れてるし
別にアニメだからって戦闘重視してるんじゃない。
でも一番言いたいのはキャス子の願いが視聴者に伝わりきっているだろうか?
BGM死んだまま、フード脱げて1分程度でログアウト
意志の力みたいなので魔力ほぼ無しで残るアーチャーもいるんだし、
急所ヒットでもそんなに急いで消さなくていいじゃん……
原作で士郎すら戦闘前に2人の深い関係察してたし
周り無視しても2人の時間作ってあげて欲しかった
なんか溜めなさすぎて中ボス以下の退場っぷりに凄く落ち込んでる
きのこはfate焼き直してないで、まほよDDD続編作って欲しい
結局新作出ないからアニメにかかる期待が上がりすぎている気がする
ゲームはアニメのネタじゃないし、アニメもゲームのつなぎじゃない