『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』第49話感想 愛を醜悪と切り捨てるカズラドロップと愛を育てたいキングプロテア!アプローチの違いから対立し戦いは激化する
コンプエース2018年9~10月号より
対立するカズラドロップとキングプロテア
カズラドロップはお前をキューブから救い出したのは誰だと思っているんだと交渉しますが、キングプロテアちゃんそもそも偽BBの正体のことも知らなかった。それ抜きにしても愛のために戦うことを決意したキングプロテアに対話は無意味。二人は激突するしかなのであった。まあ簡単に言ってしまえば白野の取り合いである。十の王冠(ドミナ・コロナム)による世界改変
これがカズラドロップの余裕の正体か。世界改変からあらゆる出来事や結果を無かったことにできる無敵のスキル。改変された世界に囚われキングプロテアは動けなくなってしまった!確かにこれがあれば負けることはない普通ならネ。「支配の錫杖」によって変更されたルールをさらに変更するユリウス
チートにはチート。ユリウスは既に前回ブラフという毒(白野はカズラが守るからむしろ安心して暴れられる)を仕込んでいた。まんまとそれにハメられたカズラドロップは来ないと思っていたユリウスの接近に気がつかずに白野を奪われてしまうのであった。本来ならそれがどうしたってすぐに奪い返せるけど、ここでキングプロテアが改変された世界をぶち壊した。…うん改変された世界の中じゃ動けないなら世界壊しちゃえばいいよね。で、どうやったのかって?出力だけでバキーンですよ。BBちゃんが危険視して宇宙に廃棄したほどの危険なアルターエゴは伊達じゃない。
白野の意思を尊重するユリウス
カズラドロップとキングプロテアの戦いはこれでどうなるかわからないとはいえ戦場が危険なことに変わりはない。ということでユリウスは即座に白野を脱出させようとするも白野はこれを拒否。キングプロテアは自分との対話に応えてくれて愛へのアプローチも変わった。ならばそれを見届けねばならないのだと。ユリウスはそうだなお前はそういう奴だと理解を示す。うむ、ユリウスには表側の記憶があるからね。白野にはユリウスの記憶がないのが寂しいぜ。スケール差がありすぎる対決
一転してカズラドロップがボロボロになっていく。キングプロテアの成長速度に加えてこの巨体はいかんともしがたいか。シェイプシフターや影によるサーヴァント吸収ですら意に介さない。圧倒的な大きさは強さとイコール!というような対決ですね。カズラ怒る
キングプロテアに悪気は無いんでしょうけど虫扱いされたことでキングプロテアにもスイッチが入る。カズラドロップのキングプロテアを食べる発言。出るか…サクラファイブを吸収し、能力から権限まで全てを奪うインセクトイーターが!?というところで引き。正直ここからどう転がるかは未知数ですね。単純に白野との対話も無しにキングプロテアがやられて退場とは思えないし、とはいえカズラドロップがやられてしまうというのも想像できない。このアルターエゴたちの対決がどう決着するのか、ユリウスと一緒にちゃんと脱出できるのか、次号が楽しみです。
大きさイコールぱうわー!