『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』第59話感想 目覚めたキャス狐は囚われの身!必要以上におせっかいを焼く玉藻の前が独り言というカタチで坂神一人に語りかける
久しぶりの生のキャス狐
目覚めたとはいえ囚われの身。しかも瀕死の状態で固定されて魔力回復もできなければ魔力を使うこともできない。絶体絶命のピンチには変わりない。果たしてここからどのように脱出するのか…誰かに手引きしてもらわないと厳しい気もしますね。うーむ。しかし拘束されていてもキャス狐は魅力的だから困る。
差し出がましいと思いつつも助言のように語りかけるキャス狐
キャス狐は以前に坂神一人を汚魂と呼んだことこともありましたが、それに対する責任と坂神一人の記憶と生涯を見てしまったことで彼女は必要以上におせっかいを焼く。それは「全ての事から逃げない」という決意を認めているからなんでしょうね。だからこそBB(偽)に逃げることを強要された青年に入れ込んでしまうと。坂神一人のアバターの欠片から彼の記憶を見ていたキャス狐
これは良かったというか、一つの懸念が消えたというか、もしかしたらそれこそ強要されて岸波白野と戦わせるという鬼のような展開もあると思ったので一安心です。キャス狐の置かれている状況についてはちっとも一安心じゃないけども…それは坂神一人や鈴鹿御前も同じことである。御主人様の無事を確信して安堵するキャス狐
岸波白野のこととなると取り乱すキャス狐可愛い。そして最悪の事態だけは避けられたことがわかってキャス狐も一瞬で冷静さを取り戻す。レオの評価もさすがキャス狐はわかっていらっしゃる。かの少年王は聖杯戦争において最大の難敵ですからね。BB(偽)の目的である「人類総抹殺」を知ってしまう坂神一人
坂神一人の心が揺さぶられる事実。そうですよね…つまり坂神一人の妹だってそれに含まれているわけです。坂神一人がBBに従っているのも「死にたくない」という生き物なら誰もが持つ本能を秤にかけた誘惑による強要。しかしこの「妹の生死」が絡んだことでそれが揺らぎはじめる。こうなることは鈴鹿御前にもわかってはいた…そんなカズくんは見たくないし、自分だってカズくんと一緒に居たい…しかし…カズくんの願いを知っているからこそ裏切れないよね
荒ぶる鈴鹿御前の心と全てを見透かしたかのようなキャス狐
「裁きの時」…ですか。坂神一人の記憶を見たということは鈴鹿御前との絆も目の当たりにしたということ。いつもの調子のキャス狐ならここで軽口のひとつでも出るのでしょうが、淡々と事実だけを口にしている。今の鈴鹿御前にはそれが殊更な仕打ちとなっている。だが鈴鹿御前はどうあれカズ君に従うという。ということは…逆転の一手は坂神一人の選択次第…ということかな。果たしてどうなるのか。坂神一人の物語はまだまだ続いているので彼の動向が楽しみです。
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クソ! キャス狐の胸にしか目がいかねぇ!!(治療してあげたい民)