『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』第63話感想 ただ好きな人と一緒に居たいという夢と恋心…やせ我慢で封印しようとした鈴鹿御前の想いは暴走していく
悩み抜いた鈴鹿御前の決断
好きな人の寝顔を見て微笑む鈴鹿御前。その顔もカズ君の現状を考えると曇っていく…。彼女にも望みがある…それは最初から言っている通りカズ君と恋人になることである。しかしカズ君の望みが違うことは鈴鹿御前は百も承知。…果たして本当に違うかはどうかは考える余地があると思いますが、今の彼女はそう判断したのだ。そして好きな人の…マスターの願いを優先することを覚悟する。恋心を封印してやせ我慢の鈴鹿御前は動き出す。ジナコと一緒に引きこもりになってた坂神一人
BB(カズラドロップ)の仕込みで正常な思考が不可能になってしまったカズ君。まずはその思考をクリアにするべく鈴鹿御前は宝具を振るう。鈴鹿御前の宝具は連続使用するとまずい代物ですが、今回は連続使用ではなかったことと、状況に助けられました。そしてすんなりと汚れ落としが完了してしまった。あとはカズ君の言うことに鈴鹿御前は従うのみである。滅茶苦茶やせ我慢している鈴鹿御前
本気の恋心…そう簡単に手放せるものではないですよね。それでも好きな人が自分で出した答えなら…それに従うという覚悟が鈴鹿御前にはあった。…カズ君の口からある名前が出るまでは。
坂神一人の口から出てきたのはキャスターの名前
キャスターの言った通りだ!BB(偽者)の思い通りになんかさせるものかと奮い立とうとする少年。それを見て鈴鹿御前の顔から表情が消えてしまう。キャスターのお節介は坂神一人の決断を後押ししましたが…代わりに鈴鹿御前の暴走のきっかけになってしまった。あちらを立てればこちらが立たず。人間関係とはままならないものである。もう我慢できない鈴鹿御前の恋の暴走特急発進だ
坂神一人の俺を支えてくれという言葉も届かない。手始めにカズ君に入れ知恵したキャス狐を掻っ捌いて目を覚まさしてやるんだからと意気込む!…うん、もう…(61話で)既に逃げてます。鈴鹿御前キレた!
…大変なことになってしまった。こうも鈴鹿御前にとって地獄のような状況が産まれてしまうとは。個人的にはカズ君の頑張りで鈴鹿御前の正気を取り戻すことを期待したい。…それにしても凄い形相ですね。恋する女は理屈じゃない。鈴鹿御前のマスターとして坂神一人の活躍に期待したいです。
そしてジナコはこの状況を利用することに決める
原作のジナコを知っている読者としてはもどかしい!カルナさんなんか言ってあげて!
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愛執は神をも殺める物だからね・・・