【FGO】色々とやったけど終わりは輝きと共に消えて美しかったオーロラ様

>>298
こいつも一度滅んで復活だっけ

なんか勝ち逃げみたいで納得いかないよ。絶望して全く救われない哀れな最期がよかった。と思う自分は幼稚なのか

ナカムラ某「扱い易い手駒かと思ったらとんでもない爆弾だった件について」

最初は勝ち逃げっぽくて嫌だったけど
脚本的にはモルガンを惨めに見せるためにわざとそうしたんだろうなあって

下手したらスペランカーより死にやすい生態だったのが悲惨すぎた
まぁやらかしたことは間違いなく周りからすればたまったもんじゃないことばかりだし許されるべきだとも思わないけど

勝ち逃げというが、自分よりも美しい存在を見上げながら死ぬのは勝ち逃げなのか？

※5220443
これ一枚絵でそう見えるだけでオーロラとしては一番キツイ死に方なんだよなぁ

※5220439
救われない救いの無い存在なのは合ってるでしょう、本人に自覚がないだけで

妖精國滅びろとは思ったけど、ああなるとはさすがに予想してなかったよ……

そういう風にしか生きられなかったとはいえ、自分を曲げなかったというのは強いのかもなとは思った。
逆にモルガンは長い旅路でどうあるべきかがわからなくなっちゃってた感も強い

>>391
(現代の大国の倫理観をみながら)｢ｿｳﾃﾞｽﾈｰ｣

実際アメリカにしろ中国にしろ『自国を栄えさす為の行動は全てにおいて肯定される』を地でやってるからな……

オーロラ様に関してはもうそういう生き物として納得するしかない
他の生き方はできない

オーロラは勝ち逃げっぽく綺麗に逝けたようで
同時に皮肉にまみれた無様な最期でもあるのが趣深い

※5220444
自分よりも美しい存在、輝ける存在がこの世にあることを認めてしまった
自らの存在証明の否定にも繋がる最期だわな

他に前から書いてる人もいるけど、オーロラは御伽噺に出てくるような小さな森にいれば何も問題なかった。人間社会を模倣した文化の中にいたからああなったとも言える。

あれを勝ち逃げと言えるのか？

※5220439
勝ち逃げって漫画版封神演義の妲己とかでオーロラがそうかと言われたらピンと来ない。

※5220456
人間にも頭オーロラがいるからなぁ。

最期に関しては色々意見はあるけど、モルガンの偉業についてはキャストリアが称賛してる一方、オーロラは本性や末路を知られること無くカルデアの視界の外で果てたというのが興味深い。

オーロラが妖精の生き方に雁字搦めになってそれを自覚すらしてなかったのは確かだろう
それで唯一行った本当にいいことを自覚して美しいものを見送りながら死ぬのは救いでもありアレに唯一罰として作用しうる罰だからお話としても綺麗
でもオーロラお話としては好きだけどキャラとしてはやっぱちょっと無理だわ

６章やってる時はこの野郎ッ！くたばりやがれッ！って感じだったけど、今思い返せばこういうキャラ好きだわ。

※5220458
オーロラが本人の言ってた通り汎人類史に移り住んでその後幸せに暮らしましたとか言われたら勝ち逃げ！ってなるけどあの最期はそんな簡単に勝ち逃げと断言できるものではない気がするんだよな

名作に多い、『コイツさえいなければ系』キャラではなかなかの大物

彼女に限らず妖精たちは「自分・他人の起こした行動で他人がどうなるか」への想像性が薄い。思考が刹那的であり、同時にそういった思考でもそれが個々の「役目」を果たせれば生きていけてしまう。

正直、オーロラ関連の尺をもう少しベリルに分けてやってくれって思った
オーロラかぺぺさんの尺は間違いなくベリルの尺に分けられたはず

周りに迷惑かけまくったけど自分のやりたい事を全力でやり切ったオーロラが美しい最期を迎えるのは理屈としては分からなくはない

本質的にはメリュジーヌの美しさを理解してたけど、観ないようにしてた感じにも見えたな。

全ての元凶とか巨悪の根源だなんだか言われてるけど、
終わり方がなんだか物悲しい感じもさせるのはさすがきのこと言わせてくれ。

最初、人類が人外勢力に敗北した異聞帯だと期待していたから、
汎人類のウーサーが下劣な事もあったし、
妖精じゃなくてブリテン人達が
こんな感じなのを期待していたんだけど・・・。

オーロラのお膝元であるソールズベリーの住民は妖精・人間問わずみんな多かれ少なかれ彼女に毒された思考なんだよ。竹箒日記見た感じ、「特別なオーロラ様の庇護を受けてる自分も特別」な人が何人もいたからロンディニウムの悲劇に繋がったんだろうし。

※5220439
普通の感性だと思うよ。
だから昔から勧善懲悪って愛されるんだろうし。
そのあなたの感性を批判する方がひねくれてると思う。

コイツの最後なんか長くねって感じだったわ

オーロラは悪だが、悪とは幼稚であることであり、無知であることであり、苦しいことであり、不幸なことである。故に最期は自分より美しい存在があることを認めて真実を知り、大人になった。だから苦しみは取り除かれ、ひとかけらの幸福を握りしめて死すことができたんだ。

という解釈なんだけどきのこ理解合ってる？

表面の綺麗と底の醜悪……

※5220454
生まれた目的、つまりは自分そのもの全否定されてるようなもんだからね。絵面は美しいけど、オーロラに対する否定（自分より美しいものを認めるということ）としてはこうなるのは仕方ない気がする。

※5220439
気持ちは分かるが、自分の記憶すら都合良く書き換えるこいつの場合はどんだけ追い詰めても被害者面して死ぬだろうからなぁ…
「1番の懐刀に裏切られ、自分より輝くモノに嫉妬しながら1人寂しく死ぬ」と言う意味ではあの最期が最適解だった気がしないでもない

※5220468
6章はやたらキャラの扱いに差があった気がする

※5220439
綺麗に勝ち逃げしてムカつく、って意見多いけど
個人的には「メリュジーヌは自分よりも無垢で最も美しい」と
死に際に敗北宣言したのは、オーロラが自分の存在意義を全否定したのに
等しいから、絵面が美しいだけでかなり虚ろな最期だと思った

※5220443
自分でも自覚できない（自覚してはいけない）とはいえラン子を認めてたし親心みたいなのもあったっぽいから…
悔しいけどまあこれはこれでくらいの心境だったんじゃないかな…

最後の最期で自分以外の美しい存在を認めることができた
救いであり罰でもある最期

人間は何も持たずに生まれたから生きる意味や理由を探す為に自制や責務を持つけど、妖精は生まれた頃から在り方に縛られてるから本能的に束縛を嫌っているのかもな。
オーロラがキャメロットでチクった時一斉に子供みたいに酷い酷い連呼してモルガンリンチしてたし。

メリュ子なら妖精だろうが苦しまないよう即死させることも出来そうだけど、どうしてそうしなかったんだろ？

※5220456
全ての始まりは六妖精の過ちからだが、モルガンがレイシフトしてまで自分の夢に邁進した結果があの妖精國だからなぁ…

あんまりオーロラの人生も結末も、嫌いになれない自分のような人間もいる

生きるために誰かを傷つけなくてはいけない人生は苦しくて、
その醜悪さから目をそらして取り繕う人生は苦しくてら
その苦しみしかない人生をそれでも手抜きせずに全力で走り抜けた
その生き様には善悪を越えて敬意を抱くし。

その最後に己が唯一成した善行により、憎たらしいほど美しく尊いモノを見ながら自分の人生で成した「良いこと」を噛み締めながら終われたのは、生き抜いた彼女に対する報酬だと

※5220443
というかオーロラが勝ち逃げというよりオーロラより悲惨な最期の方々が多いのがモヤるんだと思う

※5220470
最後の独白は無垢で幼稚などころか、嫉妬と打算に満ち溢れたもので、これこそがオーロラの本心だったのだろう。
誰よりも輝き続けねばならないという無理ゲーな目的のために自分さえも騙し続けた彼女が、死によって救われるというのもなかなか悲しい話しだと思った。

※5220454
しかも最期の瞬間に自分を見てた相手は誰もいないという
瓦礫の山の中に転がってひっそりと息絶える末路はコイツの性質を考えると一番惨いなって、そもそも死亡した事すらメリュジーヌ以外には知られてすらいないし

※5220452
自分が一番愛されてないといけない、って詰んでるよなあ
「完成された存在」だから成長の余地もなし、自分の努力でどうにかなる問題じゃないから他人を蹴落としていくしか選択肢がない

キャラクターとしてはすごく好き。ここまで圧倒的なクソ女はなかなか見受けられないし描写も上手くて感心させられた

※5220487
それに人間は歳を重ねる事で容姿も精神も変化して、同時に役目も変わる事がある（変わらざるを得ない時もある）けど、妖精は見た目も精神も変化せず役目をこなさないと生きられないから、ずっと停滞したまま。

※5220465
メリュジーヌも言ってたように、オーロラが汎人類史に行ったらもっと悲惨な最後を迎えるから
あそこで死んだ方がある意味ラッキーだったよ

※5220439
オーロラが一度くらいガチで驚愕したりヒステリー起こしたようなセリフを言って欲しかったという気持ちはある

※5220440
ある意味ナカムラは幸運だったのかもな
それまでは「とんでもない愚か者」に出会っていないって事だろうから

※5220440
アンタには終盤にカルデアに合流して藤丸達が知らない部分を色々話して欲しかった

残念ながらオーロラにとって一番きつい死に方ではないよ
一番きついのは醜くなって死ぬことでしょ

※5220441
ちょっと嫌な言い方すると、モルガンは最終的に惨めに死ぬべきだったからね。
オーロラのように取り繕おうともせず、民を愛さず、憎まれながら統治する女王として自己を定義した時点で。

※5220444
最期に干からびていく手が映る絵とかあったら印象変わったんかね？

※5220467
「妖精とはこういうもの」って言い切る意見はあまり言わない方がいい
6章の話よく読むとそれが覆されることが多いのがわかる
主要キャラ以外のモブ妖精でもそういう描写結構あるし
マイクも昔は模倣してたけどオリジナルを作り出せるようになったり妖精一人一人に変化の可能性もあることを考えればそれは間違いと言えるだろう

※5220448
結局、奈落の虫が全部食べ切ったんだろうか？妖精國

残骸がひょうたん島みたくなって生き残りが居る可能性も無し？

※5220451
妖精國の場合は妖精が長生きで生き方を固定されてる部分もあるから老人特有の頑なさが更に足を引っ張ってると思う

※5220443
自分が輝くために行った救済が真に美しいものを生み出していた、
という事に気付くことができたのは救いじゃないかな。

逆に惨めに惨たらしく殺されたらそれはそれでオーロラの中では民衆の暴動に巻き込まれただけの悲劇のお姫様だからな
本人の認識だと自分には手の届かない輝きを眺めながら滅ぶってのはある意味最低な死に方かもしれん

そもそも成長することも反省することも出来ず、自らを騙してでも自分が1番輝いていないと生きていけない生態って時点で生きることが罰のようなものだからな。本人も死ぬことに忌避感もっていない
そんな生き物だから死ぬことは救いに近いし、最期にようやく自分の感情を自分で認められて、愛憎含めて1番執着していたメリュジーヌを見て逝ったのはある種の幸せだったんだろう。やったことには色々思うところあるけど、綺麗で哀れな生き物の物語としては好きだな

※5220502
今まで出会わなかった幸運とかじゃなくてオーロラが異常すぎたってだけの話だからな
普通の妖精は自己保身してるしそれができるからこそ恐怖政治で従わせることができている
オーロラに関して何百年、何千年単位で妖精見てきてる奴らも動き読めなかったからナカムラが妖精を知らないからミスをしたって話ではない

妖精の国だし最も妖精らしい妖精が勝ち逃げするのもらしいっちゃらしいような気もする、人間的な断罪は無粋やろ

※5220456
オーロラはもし妖精國にテレビがあったら早々に詰んでたかもな

流行の回転速度が一気に上がるから次々と出て来る新たな人気者を殺していったら流石にバレる

※5220460
オベロンとナカムラですら知らない所で消えたからなぁ

※5220509
「それは例外」で終わる話だけどね。
どれほど素晴らしくても1割は1割で、10割になったりはしない。
9割で妖精を語ることがよくないなら、1割で妖精を語ることはもっとよくない。

オーロラはここ終わりだけど、彼女が生み出した真に美しいものが高く空へと飛んでいくのを目の当たりにしながらの最後。
絶望しつつ、希望を託すようないいシーンだわ

※5220520
風の噂という「メディア」を実質支配できていたのも大きいかな。
都市を跨ぐようなマスメディアはなかったみたいだし。

オーロラとメリュジーヌの顛末が個人的には六章で一番のお気に入りかな
他のキャラクターにも言えるけど自分の抱えた業と自分の心の綱引きが描かれるとすごくドラマチックで好き
死にかたが惨めという見方もあるけど、最期のオーロラは憎まれ口叩くわりにメリュジーヌには複雑な感情持ってると思う　「心から助けて良かったな」という気持ちと自分が助けたものの美しさを噛み締めて逝けたのはかなり幸せな最期だったんじゃないかな
善悪はともかくあの性質で三千年生き延びたのは大したものだと思うしつまらない死に方じゃなくて良かった

魔術の達人であるモルガンがいる場所でウーサー君暗殺をやってのけて、しかも主犯だとバレなかったってのは、相当凄い事だと思うんだよな。
しかも後先は基本的に考えないんだろう。

毒殺界のナポレオンくらいは名乗っていいと思う

一見美しい死に見えるが誰も看取って無いし誰も知らないしそれどころじゃ無い、カルデアはオーロラの事なんて気に留める余裕すら無い

誰も観ない芸術品に価値は在りますか？

※5220489
死体も美しさを保つようにしたんじゃないかな
あのタイミングで殺したのも、オーロラのために美しさが枯れないようにするためだし

※5220460
何でも自分が中心
自分がナンバー１じゃないと駄目！　って人が最後は本筋的にはどうでも良いところで誰にも知られず一人でひっそり朽ちていく　ってのは結構皮肉よな

他者をひたすら蹴落としてきた女は、足しやから見れば蹴落とす価値すら無かったわけで

※5220509
基本的には固定化されてるけど、人間の影響は結構受けちゃうということなんだと思うよ
逆にいえば影響力のある人間がいなければ自分の意志で変わったりはできない生き物

中身の醜悪さは変わらんがな

※5220544
でも奈須きのこが描写したからプレイヤーが見ているんだよなぁ…

※5220530
その1割9割の話こそマイクにかかってる言葉なんだけどな
「1割を善い妖精、9割を悪い妖精」だと間違って覚えてる人が多いけど
実際にナカムラが言ったのは「1割がオリジナルの作品、9割が模倣の作品」ということでことの善悪には触れてない
「作品」「模倣」「オリジナル」の話とくればマイクの話と繋がってると気付くだろう
マイクは料理という作品を作る立場で模倣を作る側からオリジナルを作る側に変わった存在だから9割の側から1割の側に行くこともあるということがあの場面で示唆されている

※5220475
まあたしかに尺はちょっと長く感じた
でも、そのくらいきのこが描きたかった部分だったのかもしれない

一瞬でもティターニアと思った自分を恥じたい……

※5220487
あのへん子供の無自覚な残虐性と老人の自己保身や不都合の排斥が同居してるような妖精のおぞましさが出てて怖かった・・・

オーロラは死に際に自分より美しいものを認めて嫉妬した事が惨めな最期と同時に目的のみの生から開放されて成長した瞬間という

一枚絵が綺麗だから何となく綺麗に終わった様に見えるだけで勝ち逃げってわけでもないだろ
本人全然満足してないし

妖精の話、なんせ妖精なので人間の尺度で話をすることができず評価の下しようがない
オーロラとか人間だとしたらクソ野郎なんだが「妖精だしな……」というところで止まってしまう
猫に「フルチンで歩くな！」っていうのもちょっと難しいし

※5220444
妖精國ができてから（モルガンが支配者になってから）は2017年間も少しずつ翅の輝きが褪せていったとか。
当人にとっては無意識に自分がナンバーワンと思い込み続けてきたけど、それでも耐えがたい部分が蝕んでいったんだろう。

まぁ、カルデアに来てほしくない妖精ナンバーワンなのは揺るがないよ。

※5220504
最終的には観測者無しでレイシフトして現地にとどまるとかしたら浦島太郎になれそうやな

※5220557
でもその移った１割、大概殺されちゃうからあの國は救いようがないというか詰んでいると思う
最初の村でも……

※5220465
そもそもオーロラは妖精暦で産まれた妖精だから妖精國から出た瞬間、存在が雲散すると思う。

※5220615
良くって同名の自然現象の神と習合するぐらいじゃあね？

※5220542
オーロラは例えば「ウーサー邪魔だな」みたいなことを言っただけで信者が勝手に暗殺を実行した可能性が高いから
それだけでオーロラに罪を問うのがいくらモリガンでも無理じゃない？

オーロラは3000年近く自らの在り方を維持し続けてるからなぁ。
維持すること自体が目的であった以上、これだけの年月続けてきた時点で十二分に生きる意味を全うし切ってるように思える。

まぁ死によって維持できなくなったのだから、勝ち逃げではないが、人生自体に勝敗をつけるなら勝ちに大きく傾くんじゃなかろうか

※5220544

芸術品に価値がどうとかナンセンスじゃないか？美しければいいよ

オーロラほど自分の使命に一生懸命だった妖精はいない
最初の6人含めて皆オーロラほど熱心じゃないからこそ生まれた異聞帯だったのに結局はオーロラが世界の終わりに大きく関わってるのはなかなか面白い

※5220625
予言の子とかといって雨の氏族を滅ぼしてそうだしな

※5220557
マイクがその1割に含まれるのは間違いないだろうけど、ダヴィンチちゃんという人間の影響を受けその境地にたどり着けたのよね。

ナカムラが集めたのは確かに妖精が作った美術品で、その1割は真作だったのも間違いないんだろうけど、その真作が作れた理由には妖精国で電池として扱われてた人間の存在が大きく絡んでいるのも間違いないと思う。
ナカムラがノリッジを妖精と人間が平等な街にしたのも、そうした方が妖精が人間の影響を受けて、真作を生み出すようになるからと考えていた可能性が高い。

自らの在り方に悩んでいたトトロットの問題についても妖精のトネリコやエクターには解決できず、マシュという人間が現れることですんなりと解決し、創造的行為を行えるようになっていったからね。
妖精単独では自己変容は難しいし、妖精が複数いてもお互いに影響を及ぼすのは難しい。
人間の影響があってこそ変われる。妖精はそういう生き物なんだと思う。

その理由は多分、妖精自体が人間の文化や想像に根差した存在だから
言い換えれば、人間は規定する側で、妖精は規定される側だから

※5220444
正直何もかも失ってどん底に叩きつけられた最期だと思う
悔しがるとか憎むとかしなかったんじゃなくて最初からその辺りの感情は醜いから持ってなかったってだけとかじゃないかなあれ

※5220506
正直モルガンとトリ子はあの最期があったからこそカルデアに来たのを受け入れられてる部分はあると思う
罪はあったにせよもう罰は十分過ぎるほど受けたし、釣り合わない分の幸せはこれから埋めてくれればいい

他人を壊し尽くしてでも自分が一番であることを守ろうとする怪物だけど、逆説的に言えば自分が一番でいられる環境下ならその環境を守るために怪物性を振るうんだろうなって
名実共にオーロラがブリテンの王になっていたら、他の異聞帯との戦いで前評判以上の往生際の悪さを見せそうだ

※5220657
ダヴィンチちゃんホムンクルスだから扱い的には型月では妖精やで

個人的にLB6は本質的に人間から見て何が美しいとか、何が悪いとか、何が正しいとかの話ではないと思う
そういう視点で見るのも勿論ありなんだが、その場合は妖精國はとても人間的だった事も忘れてはいけない

「始まりから生き方を定義された存在」を多方面から描写してるのがLB6
キャストリアは望まない使命を課せられたが、最後まで誰も憎まなかった
オベロンは望まない使命を課せられ、彼の星以外の全てを憎んだ
モルガンは新たな使命を与えられ、その使命を心から愛していた
マイクは自分で新たな生き方を見つけ、真の意味で自由になった

他にも多くの生き方があったけど、そのどれもに「それが正解」という結論はなかったように思う

ムカつくけどコイツのクソみてェなアシストがなかったらモルガン倒せなかったしな…
いややっぱムカつく

まあかなりマシな死に方じゃないのか
自分より美しいって認めちゃったけどそれを生み出すこともできたと感じながら死んだんだから

※5220439
勝ち逃げって訳ではないと思うんだけどな
何か望み果たして死んだわけでもないし
まあ綺麗な死に方してんのが嫌っていうのは分かる

※5220466
こいついなかったらアルトリア死亡カルデア全滅

※5220792
メリュジーヌという最強種から愛されて、その愛ゆえにそのような（マシな）最期を最強種が用意してくれたというだけで、勝ち（逃げ）でさえなく、どこまで行っても「見た目の点では（死体さえズタボロにされた）他の妖精たちよりはマシな最期」ってだけだからなぁ…

とはいえ、オーロラにそのような最期を与えたメリュジーヌの、それが愛ゆえだとしても、…あるいはオーロラが彼女の愛を得た『毒の泥の沼から彼女をすくい上げたという気まぐれ』に対する報酬だとしても、一見してずいぶん上等に見えるせいで、何とも言えず不公平を感じてしまうところはある。
オーロラのそういう人気取りみたいな行動は、結局、自分が生き延びんがための（努力に見えてはいけない）努力であって、そんなことは他のどの妖精だってしてたはずなんだから。

主要な登場人物にとっては悲惨だけども、まさにオベロンの言う自分たちでは変えようがない終わりが罰であり救いだったような世界だったな。
あまりにも悲惨な状況だったけど、シンみたいな緩やかな終末ではなくあれぐらいのどうしようもなさがないと罰と救済は両立しないのかもしれない。

てか見た目は綺麗に死んでるように見えて、その実当人にとっては一番屈辱的な死に方をしてるってのがオーロラらしい結末でいいんじゃないの

メリュジーヌを心の底では美しいと思っていながら「誰よりも輝き続ける」と言う使命からそれを認められず目を背けていたオーロラが、彼女の美しさを心から称賛できたあの死際は多分心まで美しくて、妖精國の誰より輝いていたんじゃないかな
自分の使命や生存に関わらず他者の美を褒めるのは死際じゃないとできなかっただろうから

そもそもが｢そうしなければ生きられない｣だから
山の動物や人里に危害を加える熊は惨めに死ぬべきか？憎しみを向けるか？と同じことで、良い悪いじゃなくて個人の価値観での好き嫌いなんだよな
そりゃあ存在としては周囲にとって害悪で、でもそれが存在していることはそいつのせいじゃない。でも周囲被害をもたらすのはそいつ自身な訳で…とか、そういう問題に発展する気がする

※5220468

ベリルはアレで完成されてる感があるので逆に尺を与えると薄く軽くなると私は思う
勿論、個人の感想なので異論は認める

オーロラの最期は他者(メリュジーヌ)を心底美しいと思いながらも
地の文で「輝きながら息絶えた」って書かれてるから
彼女も最後の最後で自分の妖精としての有り様を変えられたのかも知れない

哀しい生き物ではあると思う

「オーロラの最期は一見綺麗に見えるけど屈辱的な最期」って言ってる人もいるけど
「子供のように見上げながら~」って文章はむしろ、色々なしがらみから解放されたように読み取れたなぁ

※5220545
なるほど妖精でも即死する死に方となると目も当てられないような惨状になりそうだしね
龍之介みたいにアートにするよりも素のままが一番美しいだろうし