『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』第68話(前編)感想 今にも塗り潰されそうな世界の中でパンドラが語るのはかつて聞いた妖精の声
イリヤなき世界に侵食する巨人
イリヤのことを思い出せないことをもどかしく感じる間もなく状況は動いていく。このままでは時間旅行をする前にあった滅びる手前の世界を繰り返すことになる。イリヤがみんなのところに帰れなくなる…という選択までして行った何か…それは果たしてどうなってるのか。変わり果てたダリウス
パンドラに対して涙した男の姿はもうここにはない。妖精の事を問うパンドラにも「とうとう壊れた」とか言う有様。 あまりにも悲しい…妖精(イリヤ)へと想いを託したことも彼の記憶からは…多少は覚えている…?
2回…?一度目は始まりのダリウス…2回目は…そんな妖精と何度も接触していたと語るパンドラ
これは…そうか…イリヤはパンドラと友達になれたのか…!?これが遥かな過去へとイリヤが旅立った結果なのだとしたら…イリヤによる全てを救う奇跡の兆しかもしれない…!バゼットとベアトリスの共闘
イリヤによる行動で何らかの影響があることを予感させ、読者に何らかの光明を感じさせてくれるが…今現在、世界を塗りつぶされていく絶望的な状況に変化はない。バゼットとベア子は頼もしい組み合わせだが、このままでは巨人の軍勢に磨り潰されてしまうピンチ。あっちもこっちもみんな頑張っている。さてここからどうなっていくのか。
あの最悪の結末からどのように未来は変わったのか…イリヤの成し遂げたことを見届けよう。
©Hirosi Hiroyama ©TYPE-MOON
ダリウスの目がキモくて笑った