メアリー・アニング(ランサー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体の〔女性〕のArtsカード性能を20%アップ
あの海にとらわれていた。
波に揉まれるうちに心が削られ、摩耗していく。
何も感じなくなる。土に埋もれ、少しずつ死んでいく。
そして、後に何も残すことなく、忘れ去られる。
なぜ逃れられないのか。誰にも必要とされてないのに。
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コメント
相変わらずはっやい…
アニングさん、基本的にバフは女性相手なんだな
アニング自身の人生と化石化する生物の死骸をかけてるのかね。
アニングは優れた発見をした発掘者であれど、研究者ではなかったからね。彼女の社会階層では学問を修めることも研究者として生きるに足る家の太さも望めなかったからね。
※5498363
更に女性であることから功績が無視されるのよ……
アニングは宝具でも故郷について出すし確かに執着は強いね
星から存在がなかったことにされていた彼らを思い出させてあげる救いみたいな感覚で発掘していたのだろうか
※5498364
この絵に描かれてるのは竜飛岬だった…？（違います）
※5498368
第一号のバニヤンからして、考え様によってはシリアスな背景持ちだしなあ。絆礼装も考えさせるやつだったし。
それでも
理不尽な社会に努力を無に帰されるとわかっていても
古代のロマンへの憧れは止められねえんだ
※5498369
女性が学術論文を書くことが許されず、概念の発見したので十分御の字だったという時代
表向きの態度は強気でプライドが高くて攻撃的
でも会話していると、言葉の端々に卑屈さや自身の無さが覗いてくる
大発見を成し遂げた自負心と、性別や学の無さで軽んじられた挫折が
裏に屈託を抱えたああいう高湿度な人格を構築してしまったのだろう
シンシナティでスーパーバニヤンの歪みを面と向かって指摘したけれど、
あれは誰よりメアリー自身が理解できる心情だったからこそなのかも知れない
鼠を裏切り者と強く詰ったのも、結局は孤独に苦しんでいることの裏返しというか
※5498368
バニヤン（狂）のときのストーリーしかり、今はすっかりシリアスのが有名になったけど経験値鯖しかり、普段おちゃらけてはいるがその気になればシリアスもできるだけの土台はしっかり考えられてるんやなって……。（つーか地力があるからこそはっちゃけても問題ないだろうラインを見極められるのか）
なんでさ覚悟で言うけども、ある意味では女性が本当の意味で男と同じ「人」として扱われたのはマジで20世紀に入ってからの極々最近の話でしかないしな。
※5498369
女性だから功績が無視されるというより、女性だから業績を遺せないと言った方が正しいな。女性に学問は必要ないという時代だったから、教育が受けられず、論文や本を書く知識も技能も得られない。今だって男女問わず論文を書かなきゃ歴史に残る発見をしても業績は遺せない。
逆に女性でも出版物を出したり出来れば業績になる。それは当時も変わらない。例えばマリア・シビラ・メーリアンは有名だね。彼女の場合は絵で出版物をだし、それが業績になった。
現代では確かに貴女の名は残っているよ！と言ってあげたいけれどどうせなら生きてる時に評価されたいよな……そういう偉人結構いる
※5498376
開き直った陰キャでもなく、真の意味で根暗というか自信がなくてその裏返しで卑屈でイキった感じになってるのよね
マスターと上手くやれてるよね？と焦って確認したり、相当肩身が狭い迫害に近い扱いをされてたんだろうなと感じた
スキルが女性限定と一部の男性で「アニングのエキセントリックでチャーミングな性格に惹かれ協力したくなる」効果なので、スキル対象者は自分の理解者認定なのかもしれない
以蔵さんが好きって言ってた人がアニングも刺さってるイメージ(個人的見解)
※5498381
それは前半を否定するほど違う意味ではないのでは？
だいたいアニングは女性だから本も出版させてもらえなかったんだし
※5498382
優れた芸術家のほとんどは死んでから名を馳せる
お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッド
監獄という墓場に入れてな
これ学者もなんよな。
学者の場合、時代を先取りしすぎた研究なせいで他の学者が理解できなかったという仕方がないパターンが多いんだが。
メンデルの法則とかあの時代の知識で理解しろと言う方が無理である。
※5498379
エニグマ解いて連合国を勝利に導いたけど同性愛者だったからブチ込まれたとか
テンプレ通りを世の中は求めてくるんだよねこれは男性だけど
※5498379
それどころか、貴族階級以外の全男女の人権が認められたのも近世に入ってからでは？
地味にマイルームの愛犬のトレイだけが無償の愛をくれるってのが悲しいんだよね
逸話でのトレイの最期考えると
※5498379
そもそも近代入らないと男も人として扱われてないし
古代とかは場所によってまちまち
女性の権利が極端に弱い状態が普遍的な訳ではないからその表現は誤解を招くと思う
※5498402
いや女のほうが脳が小さいから頭悪いとか真面目に言われてた時代とかあったし
学術関連、特に哲学なんかは近代までほぼ女はいないし
極端に女性の権利が弱い業界はいくらでもあったぞ
※5498389
本を書いたのに無視されるのと、本を書くための勉強が出来なかったのでは全然意味が違うと思う。当時の学者の名誉にも関わるからこれを混同すべきではないよ。
※5498430
女性は学があってもそもそも出版させて貰えなかった
少なくともアニングもそう
学だけが問題じゃない
そもそもが間違ってるってこと
※5498379
昔の女性のイメージってかなり悪いよね
毎月起こるアレのせいで汚いとか言われるのはおかしいよ
※5498369
今の世の中でこんなことしたら絶対色々言われるどころか過激な人に目をつけられそうだなぁ
ところで、女性の職業といえば看護師とかあるけどあんまり良く見られていなかったのだろうか
※5498393
応為も入るのかな？
親がすごすぎると子供は大変だったり「〇〇の子供」という扱いなのよね（相棒の某キャラを見て）
※5498382
「歴史に名が残る私を、私が観測できなければ意味がないではないか！」
なんて、どこぞのコルネリウス・アルバさんも言ってたなぁ
作品が私の代わりになるんだったら私そのものは別に要らねーなー、なんて
そんな橙子さんみたいな割り切った境地には普通の人間はそうそう至れません
※5498392
ダーウィンも当時無名だったメンデルの法則さえ認知して理解してれば進化論を補強することができたくらいの偉業だったんだがね
しかもダーウィンの論文、メンデルの論文の20ページくらい前後に載せられてたというんだから相当惜しい
※5498452
婦長周りの史実見ればわかるが当時の看護婦は見事なまでに『底辺一族の女性が就く職』というのが当時の看護婦に対する印象。
そんな中、割と裕福な家に生まれ育ったにも関わらず看護婦を志し数々の功績を残しまくったのが婦長ことフローレンス・ナイチンゲール。
※5498461
北斎も含めてだけど、そもそも当時から評価はされてたんだけど、
版画自体が今見たいに芸術家って感じじゃなく、人気の連載漫画家、イラストレーターみたいなイメージだった。
だから安くて庶民の娯楽だったし、そういう扱いだから楽しんだ後は梱包用の包み紙で再利用とかされて、
それが陶器とかの輸出先のヨーロッパで、何だこの絵は！？と、ゴッホとか向こうの画家に注目される結果となった。
※5498381
検索してみたけど、極めて身近な人物による評価と協力と生まれながらの環境に恵まれていた人、という気がするが…
Wikipediaには、初めての本は夫が出版したとあり（念のためドイツ語版も確認してもやはりそうだった）、自力では出版できなかったと思われる。
当時としてはまれなことに、母の再婚相手の画工だった義父が、女の子に絵の教育を授けることに熱心だった（母親は元々乗り気じゃなかったのを説得するほど）とか、義父やその弟子である夫も出版物を出しているとかいう情報を見るに、当時の女性としては偶然にも、女性が才能を発揮することへの理解が高く（16世紀ドイツでは、女性はキャンバスに絵を描いてはいけないという法律があるほど制限が強かった）、出版へのつてがめちゃくちゃ太かったから可能であった芸当かなって。
※5498449
例えば日本では、実のところ、古事記ではそんなに悪く言われないんだよ。
月のものとはいうが、ただの事実として言及される、というか。
月の『穢れ』というようになるのは中国の論理（主に儒教）が持ち込まれて『男は上、女は下』という秩序付け・序列付けが定着していく過程で起きたこと。
※5498452
先の人も言及してるけど、ナイチンゲールが活動するまでは、最底辺の女性の職業だった。
というか「娼婦になるか看護婦になるか」くらいの職だった。
「故郷」の解説がこれなの虚無の念が深い…深過ぎない？
故郷っていうのは、もっとこう…帰れる場所とかかけがえのない大切な想いとかそういう…
※5498577
そらエキセントリックすぎるがゆえに「なんやアイツ……近寄らんとこ……」ってなってた御仁だしな
※5498535
儒教だから悪ってことはないけど、少なくとも女性の扱いに関しては、徹底して男より下、何が何でも女は男の下、くらいの思想ではある。
古事記の話で言うと、ヤマトタケルが、ミヤズヒメという女性に会いに行ったとき、経血が衣の裾についているのを見て歌を詠んで
「（略）さ寝むとは あれは思へど（さあ寝ようと思うけれど）ながけせる おすひの裾に月たちにけり（着ている服の裾に月が登ってしまったようだ）」
と普通に（どちらかというと割と明るい調子で）話題にしていたりするので、かなり感性が違うとみていいと思われる。
ちなみに、ミヤズヒメの方も、長いので意訳すると
「太陽のようなあなたが来るのですから、私に月も来ることでしょう（原文では『月たたなむよ』）」みたいな感じで、言及しながら返事している。
スキルは性別不明にも効果があったけど、絆礼装の方もそうなのかな？
なんとなく、豊臣とか徳川が台頭したあたりから男女や身分での区別が強くなったイメージがある。
※5498379
皮肉なことにブリテンや日本は社会人類学的にこれでも女性の地位は昔から高いのよ、世界平均と比べると
※5498471
神の声を聞いたのが動機という、型月世界ならばアラヤの抑止力にでも介入されたんじゃないか疑惑があるレベルの存在
婦長がいなければ医療衛生や統計学が発達せず、2度目の世界大戦で人類は滅んでたかもしれない･･･
※5498611
乱世から太平の世に変わったからだな。平和な時代には区別が求められる。
※5498431
調べて見たら、メアリーが論文を書いたという記録は見当たらない。
地質学者顔負けの知識を付けた利発な女性だったが、
学者ではなく、あくまで化石販売を生業としていたようだ。
その化石業が地質学の発展に大きく寄与したのに、
正当に評価されてない事を嘆いた地質学会の会長ビーチによって、
彼女の功績が後世に伝えられているので
学会を単純に悪者にするのはどうかと思う。
もちろん男性優位な風潮が、学会内にあったのも事実なんだけどさ
※5498814
ビーチって若い頃からアニングと友人関係にあったやつじゃん
個人的に懇意にしてたからそうなったんでしょ？
学会の名誉会員になったのすら癌で死ぬちょっと前
死んだあとしばらく忘れられてた
学会は学会で悪者だと思うよ。他に理由があったとしても薄くなったりはしないわ
※5498611
まさにその通り。
まず秀吉は、自分が下から這い上がってきた人間だからこそ、自分以外の上ってくる奴を許すわけにはいかなかったという事情がある。
次に徳川は、自分たちの支配の正当性を担保するための思想として、朱子学という儒教の一派を支持し、武士階級に浸透させるということを行った。
すでに書いたとおり、儒教は男を上にし女を下にする思想なのだが、これは、儒教がその根本として上下関係を厳しく分ける傾向を持つことを、性別について適応した結果である。
これが家・役職に対して適応されると、『家の序列・役職の序列に則って、上下関係を厳しく守り、下のものは上のものに従う』…ということになる。
つまり、『支配側（徳川）が決めた家の序列、作った役職の序列について、上下関係を守ることを善しとするような教育（＝朱子学）を支配側が浸透させることができたら、支配側にとって被支配側（徳川以外の家）の管理がとても楽』ということ。
というわけで、徳川の努力の結果、武士階級には朱子学（儒教）は浸透したが、これはあくまで徳川家の都合、武士の都合。
武士じゃない人たちにも浸透していたかというと、まあ皆無ではないが（生類憐みの令は実は儒教思想に基づいているので）、そうでもない部分はあったと思われる。
しかし、明治大正昭和にかけて、その対象を広げる政策が行われた…つまり、法律と教育とで一般民衆にもこの思想は広められ、現在に至る。
※5498617
日本は女権社会であった事はないが母権社会ではあった、みたいな話読んだ事あるなぁ。
つまりお母ちゃんが最強なんだ！
※5498814
どの資料を読んだのか知らないけど、ロンドン地質学会はこの件に関してはほぼ擁護できない。女性であるというだけで基本的に当時は論文を発表する自由もなかったから、論文を書いた記録が見当たらないのは当たり前。1839年の雑誌にアニングが古代ザメの歯について間違いを指摘した一文の抜粋のみ残ってるけど、これすら例外中の例外。名誉会員化はビーチが中心になったアニングを評価する学者や化石コレクターがずっと圧力かけ続けて、ようやく死の直前に実現したレベル。で、ビーチは確かにロンドン地質学会の会長にはなってるけど、それは1848年から1849年でアニングの死後。
そのヘンリー・ビーチはアニングとは互いに年齢一桁の頃からの幼馴染で、地質学の道に入ってからは終生彼女に対する支援と知名度向上の努力を絶やさなかったいわばアニングガチ勢。ちなみに地質学会の会長に選出された後にやった最初の仕事はアニングの業績を讃える演説したこと。
この人いなかったら忘れられる以前にアニングの業績が認められることすら無かった可能性があるレベルなのでビーチ個人の奮闘は讃えられるべきだけど、学会側は基本足を引っ張ることしかしてない。
※5498535
儒教そのものって言うより後に自分達に都合の良いように注釈加えたり解釈したりした支配階級やその周りの所為かな
大元は社会常識を守りましょうとかそんなよ
まあ一部特定層を狙い撃ちにして排斥しようとしたとこは有ったろうけど
大黒天とバニヤンが絆５になったのに絆２にいるアニング好き
３から爆速なのかな？
※5498517
それ、よく勘違いされてるけど、包み紙ではなくて箱の中を区切る仕切り板の代わりに北斎漫画をいれらてたんよ
ソースは『夢見た日本 エドモン・ド・ゴンクールと林忠正』より
※5498452
当時の看護師に対する見方もあってナイチンゲールの看護師になるという事は家族全員から大反対されたんだっけね
ビアトリクス・ポター(ピーターラビットの作者)の生涯とか読むと、どれだけの優れた研究が『女性』だってだけで踏みつぶされたんだろうと思うわ。
優れたキノコの研究者だったのに、女性だってだけで学会に参加することも出来ず、叔父の尽力でなんとか論文だけは提出出来たけど、タイトルしか読み上げて貰えなかったという
※5498535
古代においては衛生観念の維持のために「血は穢れ、酒は浄め」って考え方だったのよ。
血は雑菌の温床になるし、アルコールは殺菌に使える。それを解釈した結果がそういう観念なので、まるで悪しき考え方のように聞こえるかもしれないがこれがなかったらそもそも人類は生きてこれてない。
女性の権利(生存権とかの”人権”とごっちゃにしちゃダメよ)は近代まであってないようなものだったけど、それはある意味では避けられない必然(語弊があるのは承知でこう表現する)でもあったというか、文明と知識が未発達だった頃は効率化のために酷くても何かを切り捨てなければままならなかったから種の存続を求めた結果そうなってしまったという側面がある。
これが男女逆にしても成り立つという認識が昔の人にあれば、逆になっていた可能性もあったし、今はそれをしなくてもよくなったということを理解し、後悔を反省としてこれからもっと改善していかなければならない。
※5498452
そもそも当時の看護婦は資格が必要な職ではなかった。単なる雑用だった
ちなみにラジウム、ポロニウムを発見したキュリー夫人ことマリー・キュリーも、女性だからということで単独で論文を出すことが出来ずに、夫との共著という形で初めて世に出せたという経緯がある
クッソ下衆いおっさんみたいなマイルームボイスで笑った後
繰り出されるどん底に暗い地元嫌い文章
背景にある不遇過ぎる人生
ギャップで一気に好きになった
※5498912
お母ちゃんっていうか、母方の一族が太かった奴の勝ちって感じだね。
※5498617
FGOでいうと、紫式部、清少納言、ナイチンゲールとかを思い出してちょっと納得したけど、一方で、この人たちみんな上流階級の生まれだから、やっぱ実家の太さは重要だなと思ってしまった。
※5499886
ノーベル物理学賞とノーベル化学賞を２回とったガチの天才が
そこから学会に全力で喧嘩を界隈に売って、ようやく地位が向上したわけで
アニングが苦しんだのも無理もないよねぇ
※5498463
別にその境地が正しい訳でもないしな、そんなこと言い出したら残る必要すらなくてもよくなる
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（ねぎとろろ氏にしては）遅いじゃないか……