『ぐだぐだエースRE』第11話「ひとりぼっちの海援隊」感想 天駆ける竜は堕ちていく…もしもの運命を辿る坂本龍馬の結末
現在発売中「コンプティーク」2月号掲載「ぐだぐだエースRE」(漫画:経験値) 第11話「ふたりぼっちの海援隊」掲載です。 幕末を生き延びてしまった龍馬が辿る道とは……昨年のFGOイベント「ぐだぐだ龍馬危機一髪」がプレイされた方でしたら、必読の内容です。 pic.twitter.com/HKU67XLS1f
— コンプティーク&コンプエース (@comptiq) 2022年01月10日
見覚えのあるエピソードからの分岐点
坂本龍馬のお話。しかしながら…お竜さんといつも一緒だった坂本さんの話ではない。ご存知のようにお竜さんに刺さってる鉾を抜いてそのまま去ったのがよく知る坂本さん。その後にお竜さんが押しかけて来て…それはもう色々とあったんですよね。その辺りはぐだぐだエース1巻で読めるのでそちらもどうぞ。
天遡鉾を手にして地上に降りたもしもの坂本龍馬
ぐだぐだ龍馬危機一髪で触れられた別の運命を辿った龍馬のお話。史実と同じように薩長同盟、大政奉還。そして凶刃によって志半ばで果てる。こうして天を駆ける竜が如くと称された男は時代の波に呑まれる…はずだった。だが坂本龍馬は天遡鉾を手にしていたことで甦ってしまうのである。お竜さんが傍らに居ない坂本龍馬。彼はこうして我々の知らない存在へと変貌していく。
そして時は流れ戊辰聖杯戦争の幕開け
ちょっとこのシルエットもう少し詳しく見たい!左端とか誰なんだと思って解説を読んでみたら、イベントでは関係なかったのでカットされた人物だそうです。気になりますね。君は坂本龍馬じゃないだろ
高杉晋作、出会った瞬間に見抜いていた。「適当にカマかけたら当たっただけだけど、さすが僕」…社長、台無しですよ社長。しかしまあ違和感があったのは確かなんでしょうね。高杉からするとよく知る坂本君が面白くない存在になってたと。だからまあ見抜いたと言ってもいいと思いますよ。
そこは流石と言うべきか、坂本龍馬をよく見ていた高杉晋作ならではでしょうね。
坂本龍馬の意志と関係なく暗躍する身体
こうして見るとやりたい放題じゃないか。まさに江戸城流血開城。そしてキ神計画RTA高杉晋作デスマーチへ。一人じゃ手が足りないからAIも作った。あと吐血しなくて済むならジェットパックは喜んで装備するそうですよ。高杉晋作が実装の暁にはジェットを持ってくるかもしれない。邪魔するものは皆殺しの維新の英雄
もはや戻ることが出来ないところまで来てしまった。みんなを助けたかっただけなのに。お竜さんが居ないだけでこうも変わってしまうのか。もしくは鉾を持ち帰ったりしなければ…。やっぱりひとりぼっちはダメですね
というわけで、天駆ける竜は鉾を手にしたらどんな運命を辿るのかというお話でした。暗いお話で枠外の高杉社長が癒し。ちなみに斬ザブローもしっかり解析済み。文句を言おうにも契約書にもちゃんと記載されているとか。出雲阿国さんの「マジクソですよこの社長」も頂きました。©Keikenti ©TYPE-MOON
高杉社長がジェットパック装着してカルデアに来る日をお待ちしており申す