【FGO】もうすぐクリスマスだろ?視線で分かるさ。習慣的にサンタさんへの手紙を書いてる。男はクリスマスに詳しかった
不思議な雰囲気の男と出会った。
軽やかに、嘲笑するように、
一仕事終えた後だと男は言った。
「アンタ、クリぼっちだろ? 視線で分かるさ。
習慣的に、この店で一人で食べられる大きさのケーキを探している」
男はクリスマスに詳しかった。
同類、と言っていいだろう。
>一仕事終えた後
サンタさんのバイトしてきたのかなベリル…
よく出来ている事は分かるが、それだけだ。
世間様の言う“愛”ってヤツを感じない」
クリぼっちのケーキとは独り身の者に情けを与え、また、与えられるものを言う。
その哀しみを、虚無感を、男は持ち得なかったらしい。
「クリぼっちは過去形であるべきだ。無くした時、損なった時に、それが自分にとってかけがえのないものだったと気づく。
賞賛じゃなく哀悼だよ。もう戻らないからこそ、何より美しいものとなる。」
賛同は示せなかった。
なぜなら、それは────
「ああ。その通りだ兄弟。
恋人を作り独りぼっちのクリスマスを卒業した瞬間、オレの愛したケーキは失われる。
まったく無意味だ。救いも報いもない。
なら、はじめから童貞でいればいいって話さ」
笑い話のように言って、男は席を立った。
────遠くで、クリスマスの残業を連想させるような、上司の声がしていた。「ベリル、君の担当だが…」
オチ酷ぇw
習慣的にサンタさんへの手紙を書いてる
賛同は示せなかった。
何故ならそれは――
「ああ。その通りだ兄弟。
サンタの正体に気づいてると知られた瞬間、
親が愛した子供の無垢は失われる。
まったく無意味だ。救いも報いもない。
なら、はじめからチキンだけかじってりゃいいって話さ」
笑い話のように言って、男は席を立った。
────遠くで、聖夜を連想させるような、鐘の音がしていた。
サンタさん信じてたのかな…ベリル
>>196
信じていたかもしれないけど
自分の所には来なくてそれで絶望してる様は想像できてまうなぁ…
地味にあり得そうで困る()
そこまでやんなら普通にプレゼントやる方が楽では???
幼少期の悲しい記憶を消してあげようという配慮だ。良い妻だろう?
子供の頃のトラウマって人格形成に影響するから書き換えた方がベリルのためになると思うのです
既に人格はおかしいんですがそれは()
ちょっと記憶をアレしたら綺麗なベリルになるかも知れないから…
あいつ、どこまで記憶をアレすれば奇麗なベリル君にできるんじゃろ
多分全とっかえぐらいしないとダメじゃないかな(暴言)
「俺の名はベリル。イギリスの片田舎に生まれた、なんの取り柄もないごく普通の男だ」
テセウスのベリル
マシュの指を折るところが薔薇の花を持ってくるくらいに緩和される可能性もあるだろう
今までのベリル構文の中で一番好き
ベリルの『猟奇固有結界・レッドフード』がサンタさんのことだったとは。(違います)
相変わらず、ベリル構文の汎用性高すぎて草