漫画版『ロード・エルメロイII世の事件簿』第51話(後編)感想 自称親友に面白い話をしよう。ウェイバーはメルヴィンを巻き込み何億ドルものお金が動くオークションに参戦する
【連載中「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」最新➈巻絶賛発売中】 Fateシリーズに連なる傑作コミカライズ第51話後半! ついに始まった魔眼オークション。 場はどんどん過熱していき――!? コミックス➈巻も宜しく! ➈→kadokawa.co.jp/product/322104… #YA1月号 pic.twitter.com/kDPx3YWfsN
— ヤングエース (@YA_henshubu) 2022年12月05日
誰がどの魔眼を手に入れたかが時計塔の利権に繋がる
そういうわけでこの魔眼オークションはとんでもない金額が動くのである。最初の魔眼からして1000万ドルですからいやはや凄まじい。これでもまだ目玉商品ではないので抑え気味です。「黄金」の位階の魔眼ともなればなんと4000万ドルの値が付く。魔眼の大家であるレーマン家のイヴェットちゃんも、ここぞという時は引かない。
では大本命である「宝石」の位階の魔眼はどれほどの値段が付くのか?
一億ドルは軽く超えてしまうのである
2億ドルの値段が付く魔眼
さすがにイヴェットちゃんも表情が苦しい。更には想定外の法政科まで参戦してきて値段がどんどん吊り上がる事態に。「ピカソだってそれくらいの値段は付く」って簡単に言いますよねこの教授!でもこれでも魔眼の値段としては格安ではあります。本来なら値段なんて付けられない代物を扱うばかりか移植手術までやってくれるんですからね。ちなみにこれが「虹」の位階の直死の魔眼であり、
招待客も限定されてなければ数十倍の値段は付くだろうとのことです。
ロード・エルメロイⅡ世がオークションに参戦
そんなお金あるの?勿論あるわけがない。とはいえエルメロイⅡ世にとってはこのオークションは時間稼ぎのためにも引き伸ばしたい…。オークションが決着しかねないならば参戦するしか…!メルヴィン「ちょっと待った」
そりゃあ待ったをかける。エルメロイⅡ世の借金だって全然整理できてないのに無茶な事をするのだから。さらに協力をお願いされているメルヴィンからしても黙っていられない。これは敵の隙を作るために必要な事なのだと。今のエルメロイⅡ世は勝つことしか考えていない!そしてウェイバーの親友を自称するメルヴィンにとって大事なことがある。これがちゃんと面白くなるのかどうか
メルヴィンのこの表情と悪魔的な引き…!コミカライズの描写いいですよね。エルメロイⅡ世はメルヴィンに「君好みだ」と約束する。そういうところだぞウェイバー!
メルヴィン、ライネスの言うとおり人格面では色々と問題のある人物なんだけど、それでも「いつか二世の役目を終えたときのために」と彼をウェイバーとして見てくれてるのは本当に親友なんだと思う。