3DSゲーム『Fate/kaleid liner プリズマイリヤ』限定版感想 SDキャラのポリゴンが可愛らしくアニメ1期ラストの後日談をフルボイスで楽しめる!
えっ プリズマイリヤの3DSゲーム?
もちろん限定版をBUYしましたが何か
それに事の真贋は己の目で確かめねばな!と自分を奮い立たせてプレイするのであったまる。
それはイリヤというにはあまりにも大きすぎた。
大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。っていうか雑コラだった。
というような記事をあげましたが今度は全体的な感想を述べたいと思います。
104235: 電子の海から名無し様 2014年08月01日 14:34:44 ID:なんかたぽ氏のアンソロにあったマンガ。
『バーサーカーの肉襦袢着た遠坂凛 通称「トオサーカー」』を思い出しました。
本当に有難うございます。
104300: 電子の海から名無し様 2014年03月30日 00:32:29 ID:ルヴィアさん
アンコでバーサーカーの肉体を誉め称えていたルヴィアさん
念願のperfect bodyになれますよ
…わかった!
ソフマップの特典テレカ。
イリヤといえばブルマ、これすなわち真理なり
描き下ろしイラスト使用の特製クラスカード「ライダー」版。
この限定版にだけ同梱されたとてもレアなものとなっています。
すごいガチガチなコスで露出少ないけど勇ましくもキュートな顔が癒し。
門脇舞以さんと名塚佳織さんによる完全オリジナルのボイスCD。
イリヤと美遊のショートドラマが何本かと、声優さんによるトークが収録された内容でした。
声優さん達によるこのゲームのプレイ実況が繰り広げられたり
プロのタロット占い師さんを招いての占いが始まったりもするぞ。
ゲーム自体の感想としてはまず操作が少し不親切ですね。
この手のアクションゲームは基本が同じなので応用できるケースが多いんですけど
このゲームは動かし方がわからずに初っ端からボコボコにされた管理人。
もしもこれからプレイする予定のある人はチュートリアルは必ず受けることをオススメします。
特にこれだけは物申したいのがロックオン機能と視点の操作。
普通のフリーランアクションゲームだと移動しつつ敵を探すと全部同時にやれると思うのですが
このゲームだと移動はスティック、視点をぐるぐる動かしたり敵にロックする操作は十字キー。
つまり敵を探したり左右と背後を確認するときは棒立ちになるということ。
これのせいで何度も見えないところから攻撃貰いまくったのだ。
あと時間切れ(60秒)と敵を自キャラ以外に倒されると問答無用で敗北になるのも残念。
特に後者は味方の援軍だーって喜んでただけに
そいつに黒化英霊仕留められて負けとなった時の徒労感はなかなかのものであった。
ウリであるカードを駆使した魔法バトルはツッコミどころはあるけど悪くはなかったですね。
特に普通に使うと限定展開でHP30%未満だと夢幻召喚になるクラスカードの仕様は評価したい。
だが最終的にレアなエレメントカードゲットして零距離でぶっぱするのが基本になる。
全体的にバトルは大味で何かが足りないなという印象を受けるゲーム性でした。
ストーリーは1期の最終回の後から始まります。
なので最初からいつものメンバーが勢揃いですしイリヤと美遊も友達です。
この4人から操作キャラを選んで散らばった7枚のクラスカードを再び回収するのが目的。
夢のマジカル星、それは固有結界である
Fateファンにはご存知のルビーちゃんの心象世界。
見ての通り景色は荒れ果てた大地、赤く曇った空なのだが、宙に浮く巨大なカレイドステッキはない。
このゲームではステッキの不思議な力でステッキが増えるので凛とルヴィアも魔法少女です。
何でもアリじゃないかと思ったけどこのステッキなら出来てもさほど驚かないよね。
ちゃんともっともらしい理論やらメタな理由でもって説明されたが
ぶっちゃけると「3DSだからこそできる」ってことなのあまり気にしてはいけない。
このゲームでイリヤたちが初めて戦うアーチャーのカード。
クラスカードは基本的に喋らないのでイリヤたちが反応する姿こそ楽しみ。
アーチャーに対しては一番その手の反応を期待してたけどイリヤも美遊も特にこれといて何もなく
唯一何か感じてくれたのは凛ちゃんだけだったのだ。
しかも負けて再戦を挑む時はステイナイトな感じでアーチャーに呼びかけたりもする。
ちなみにこのアーチャーは干将・莫耶しか使えないので弓兵要素がないキャラとなっているぞ。
そしてランサーのカード。
残念だったのがこのランサーは常時ワンサーの状態で戦うということです。
つまりかっこいい人間の形態は立ち絵のみの存在。
アーチャーとランサーは武内崇監修のもと、ひろやまひろし先生が描き下ろしなんですが
そのかっこいいキャラ達をもっと活かしてくれても良かったのよ。
これといった山場もなくクラスカードを倒し続けて7枚目を倒せばエンディングです。
初回は色々ためしたり会話イベント回収とかしてたので1時間くらいかかりましたが
単純にクリアだけ目指せば20分くらいで攻略できました。
全部見てないけどマップのイベントに関しては結構な差分があってキャラの会話を楽しめます。
美遊が魔術師についてほとんど知らないようなセリフが多かったのが気になったけど
プロレスに興味持ったりするなど面白いなーと思える会話もいくつかありました。
ただ会話イベントがどこで発生するかはわからないのでイベント回収はめんどくさいの一言。
セーブもロード時間も長いのでイベントだけをサクサク見ることができないのは残念でしたね。
ツッコミどころとしてはバーサーカーをイリヤ単独で倒せてしまったり
アサシンがなぜか単体で真正面から戦いを挑み手に持つダークを投げなかったり
色々とあるけど上記のステッキが増える事情と合わせてゲームなので気にしてはいけない。
エンディングはそれぞれのキャラに描き下しイラストがありますよ。
イリヤはやはりお風呂であった。
この美遊は全体図で見ると服が脱ぎかけだったりイリヤの服の中に手を入れてたりするが
イベントも含めて詳しい詳細は是非とも自分の目で確かめようじゃなイカ。
というわけでアクションシーンはイマイチだけどフルボイスで会話イベント多いのは良かった。
描き下しイラストもあるのでキャラゲーとしては…まあまあそこそこな印象。
でも値段分の価値があるかというと少し唸る。うーん、とりあえずオススメはしない。
対戦では黒化英霊が自キャラとして使えるし本領はプレイヤー同士の対戦かもしれない。
これを持っている人が4人集まればわいわい楽しく遊べるかもしれませんよ。
よし、それじゃ練習しようかな。アンダーナイトを!
なんでアーチャーなのに弓を使わないのか(錯乱)