アニメ『Fate/stay night[UBW]』第14話感想 キャスターの最初のマスターが登場!その名も石油王アトラム!そしてセラさんはマジ美しくも儚い花!
14話の内容はほとんどアニメオリジナル
原作には無い気合いの入ったシーンとキャラが増えてます
衛宮邸に戻って凛から傷の手当てを受ける士郎。
士郎は安心できるホームに帰ろうと提案してたけど凛は当たり前のようにここに帰ってきたのだ。
そして夕食は二人の合作ですよ。夫婦かな?
さすがに時間も遅いのでメニューは簡単なものだがそれでも美味しそうです。
そして凛ちゃん実はみそ汁の作り方知らないんじゃよ。
凛ちゃんからの「わたしも士郎のこと嫌いじゃない」発言頂きました。
士郎がそういう人間だとわかっちゃったとか、放っておけないとかの発言もあり
短いながらもお互いの距離がぐんと近づいたのがよくわかるシーンですね。
お茶碗差し出す凛ちゃん可愛いすぎて全身が映ってないのがとても残念である。
原作だと凛にわたしも嫌いじゃないと言われてとても嬉しそうな士郎。
サーヴァントを持たない身なれど戦うつもりの二人は作戦会議。
作戦会議のシーンは原作だと投影魔術に関する話とか含めて士郎と凛の描写が多めですよ。
とはいっても取れる手段なんてそう多くはない。
やはり他のサーヴァントの手を借りるしかないということで二人はアインツベルン城を目指す。
イリヤとバーサーカーが味方になるかもしれないと考えたらワクワクするしかありませんよね。
管理人も当時はこの流れに食いついてとんでもないもの見せられましたとも。
キャスターの最初の召喚者であるマスターが鮮烈デビュー。
アトラムという名前の魔術師ですけど、まさかこんなにがっつりと登場するとは思わなかった。
キャス子さんの元マスターがイケメンで驚いた人も多いだろうが
残念な人間性は期待通りだったのではなかろうか。
キャスターのマスターに関しては原作とがらっと変えてきましたね。
簡単に説明すると原作だと令呪をどうでもいいことに無駄遣いするような奴でした。
さらにキャスターが優れているのが気に入らなくて魔力量も自分以下に設定するような輩である。
アニメだと一応は腕のある魔術師であるっぽいのがわかる感じですね。
でもケイネスさんのこと遊び半分呼ばわりしてたけど彼よりは数段劣ると勝手に思っている。
今度の一問一答があったらアトラムさんの実力の程でも聞いてみよう。
仮にアトラムさんが一流の魔術師だとしてもキャスター相手に力自慢は相手悪いよね。
キャスターに対して工房の自慢してたけど見事に天狗の鼻を折られ申した。
目の前で三日三晩かかる詠唱をスキップして一息で成果を出されたアトラムさん。
神代の魔術師と現代の魔術師とでは格どころか次元が違うので当然の結果である。
どうでもいいけどあの科学設備と魔術の融合を見て蒼銀のフラグメンツの伊勢三を思い出した。
アトラムさんはそりゃもうおこである。キャスター殴るとかとんでもないことするぜ。
こんな男にも殴られてしまうあたりキャス子さん予期せぬ接近戦には弱いのが見て取れるよね。
アトラムの対応もアレだがキャスターが正直にズバズバ言ってしまったのも不和の原因か。
仕方ないさ、目の前に無駄な遠回りしている奴がいたら近道を教えたくなるのが人情だもの。
たとえそれが限られた人しか通れないような近道であったとしてもだ。
そして聖杯戦争が始まる前に退場してしまったアトラム氏。
キャスターを始末して自分は新しいサーヴァントと契約するつもりが見事に失敗。
主従関係をルールブレイカーで解消されては令呪を使えず手も足も出せない。
準備もいいし、意気込みもあり、行動力もあったが敗因はサーヴァントを過小評価したことだろうか。
哀れアトラムさんは魔女の手にかかり燃え尽きてしまうのであった。
そしてエレベーターから現れるランサー兄貴。
アトラムはキャスターの始末を同じ協会からの参戦枠であるバゼットさんに手紙で頼んだのだ。
まあ手紙受け取った言峰さんの言動といい、バゼットさんに伝わってるかどうかは怪しいところ。
とりあえずここでOPでキャスターとランサーが戦っている映像の謎か解けましたね。
工房でのランサーとの遭遇、OPのランサーとキャスターの戦い、柳洞寺で葛木と出会う。
というのが大体の流れだそうです。
でも基本戦いとなれば楽しそうにやるイメージのあるランサー兄貴ですが
キャスターと相対した時はつまらなそうでしたね。
そりゃ生贄のように差し出された相手を狩るシチュエーションは兄貴にとっちゃ面白くないかもね。
どうでもいいけどこのキャスターは三騎士との交戦経験ありということだ。これはつよい。
ランサーから逃げられたキャスターだが寄り代もなくボロボロにされてもはや消える一歩手前。
もはや打つ手もなくただ消え去るのを待つばかりだったのだがキャスターはようやく運命に出会う。
そう、葛木宗一郎である。
最初はキャスターも葛木先生はいい傀儡になりそうだ程度の考えだった。
しかし徐々にその認識を改めていくことになります。
キャスターはここから力を取り戻していくことになりますが、あの後どうなったかって?
そりゃあ葛木宗一郎の夜の蛇が唸りをあげて激しくしたんですよタブン。
キャスターさんにとって葛木宗一郎に出会えたのは奇蹟。それこそ聖杯以上の。
アインツベルン城にやってきた凛と士郎。
二人は警報に引っかかるのだが凛だけ吹っ飛んでますよw
これだけ派手に飛んでもスカートはなお鉄壁。
ちなみに普通に歩いて行くと警報の位置からアインツベルン城まで3時間くらいかかるのだ。
アインツベルン城にて士郎と凛の来訪を待ちわびるイリヤ。
原作では凛の様子を見て可笑しそうに笑うイリヤは描写されてないんですよね。
森の様子を遠見の魔術で伺っていますけど、そういえばこれアイリさんもあってましたよねー。
イリヤはとにかく士郎がやってくるのが楽しみで仕方ないようだ。
聞きたいことがあるってセリフのあとに切嗣さん映るとか泣かせるじゃないですか。
だから苦言を呈するセラの意見も受け入れられない。
ツッコミを入れるリズにぐぬぬってにらみ合うセラとイリヤ可愛い。
親方!空からワカメが!
突如天空から飛来するみんなのワカメ。
敵陣のど真ん中だというのに変わらないこの態度は図太いのか身の程知らずなのか。
それにサーヴァント並みの筋力を持つリズのハルバードの一撃を受け止めるワカメはなんなのか。
ワカメが出るだけで空気が変わるから困るぜ!
セラとリズも応対が適当というかぞんざいだw
だがギルガメッシュが登場した途端に一気に空気が変わる。
溢れ出る王気(オーラ)も感じ取りセラも相手が何処かの王様だと見抜いておるわ。
ここでギルガメッシュがアインツベルンのホムンクルスを褒めているのが意外でしたね。
不敬も許したり、逃げる猶予も与えていたり、どことなく投げかける言葉までも優しい気がします。
だがそれも向かってこなければの話である。
イリヤのことを入れ物呼ばわりされて怒ったリズが仕掛けるがダメだ逃げるんだ!
セラとリズが花のように
今回はオリジナル要素が満載ですけど、まさか二人のメイドが散る姿見せられるとは思わなかったよ!
「では花のように散れ」と言われたセラですが
『Fate』第二回人気投票で彼女は些細な暴力に殺されてしまう儚い花と評されてるんですよね。
セラに向かってこの言葉を投げかけるというのも本質を見抜く英雄王ならではだろうか。
アインツベルンのホムンクルスが持ち合わせる戦闘力はかなりのものだが英雄王には通じぬ。
串刺しにされてしまったセラとリズの姿を初めて見せられた時の衝撃は忘れられそうにない。
とんでもないことやってくれた金ピカだが最後まで戦おうとするセラをまるで介錯するかのように手にかける。
声の調子といい所作といい、やはり何か思う所があるかのような振る舞いです。
くそう酷いことやってるのに金ピカカッコイイなーと思わせられるところがマジ反則。
もしかしてエルキドゥに重ねているのかもしない。
道具に人の心をつけるなというギルガメッシュだが
かつて自分は道具だと宣言したエルキドゥにお前は友だって言っていた金ピカが居ましてね。
これから士郎に会うことを楽しみにしていたイリヤは突然のことに顔色を変える。
イリヤはリズと繋がっているので全てを察したんでしょうね。
駆けつけた時には自分に良くしてくれたメイドが二人も串刺しにされてるとかそりゃ怒る。
イリヤの殺意に満ちた命令を受けてギルガメッシュに挑もうとするヘラクレス。
迎え討つは万夫不当の英雄王。いまこそ神話の戦いが幕を開ける!
次回15話はバーサーカーvsギルガメッシュの話である。
予告からしても伝わってくる王の財宝の威容!
それにこの話だけイリヤが主人公といっても過言ではないほどイリヤづくしですよ。
それだけにイリヤファンにはとんでもないことになるでしょうが、どうか見届けて欲しい。
そういえばTV放映版は7分以上カットされているという話。
とはいえカットするにしても丁寧なもので必要なところはちゃんと押さえてある感じですよ。
ざっとあげてもキャスターの召還、キャスターとアーチャー等の会話が削られてますね。
2ndシーズンもBD-BOXをBUYしなければなるまいて。
ワカメがまさに出落ち