140文字以内でわかる『ラーマーヤナ』とよくわかるシータちゃんとラーマの物語
シータちゃんがどれだけエロゲ属性てんこ盛りっこか説明するために140文字以内でわかるラーマーヤナをせねばなるまい。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
王子ラーマは色々あって美女シータと結婚。が、王位のごたごたで森へ追放。二人で暮らしていたがシータが魔王ラーヴァナにハイエース。ラーマは猿王ハヌマーンとなんやかんやで魔王を倒し王位に返り咲く。しかし監禁されいたシータは皆に不貞を疑われ、潔白を証明したが女神と共に去ってしまうのだった
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
ラーマーヤナはこんな感じ https://t.co/ygJ1QfD0yt だが細かいところを詰めていこう。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
まず王子ラーマくんは不妊に悩む王が神様からもらったお酒を妻たちに飲ませて生まれた異母兄弟の長男。
第一王妃であったラーマのママは酒を沢山飲まされたので神パワーが最強だった。
@muika6 兄弟と仲良く育ったラーマは賢者を名乗る謎のおっさんと修行して仙人パワーを次々と会得していく。でまぁこの賢者のおっさんは他のお話にも出てくるスターシステムかつ無駄に強いおっさんなのだがそれはまぁ置いとこう。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 時は少し遡り、とある国で王様が畑仕事に生を出しているとなんと田んぼから幼女が出てきた。桃太郎もびっくり! 何をトチ狂ったのか王様はこの幼女を育て、それはそれは美しい王女へと成長する。この王の敏腕Pっぷりが伺える。そしてその王女こそがシータその人であった。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 そしてシータの国に伝わる「誰も引けない伝説の弓」を引けた者をシータの婿にしようと王様は言い出した。終始この王様こんな感じで適当なのだが誰も何も言えない。かくして花婿候補たちが弓を引けずに立ち去る中、さっそうとやってきたラーマは見事弓を引いてシータをゲットするのだ。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 それからラーマとシータは結婚し、仲良く暮らしましたとさ……が、異母兄弟の母の一人が「うちの子こそ王に相応しい!」とラーマを森へ追放。一人森へと行こうとしたラーマに「私もついていきます」と正妻パワーマックスでついてきたのがシータちゃん。ついでに弟もついてきた。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 何はともあれ三人で仲良く暮らしているとそこへとある美女が。美女はラーマを大層気に入って不倫を持ちかけるもラーマガン無視。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
「お前なんか魔王の臭いするねん」と逆に剣で襲われる始末。その美女こそ魔王ラーヴァナの妹だったのだ。妹思いのラーヴァナ、シータ誘拐計画を建てる。
@muika6 ラーヴァナはある魔術師を鹿に化けさせシータを幻惑。まんまと幻惑されたシータはラーマに鹿を捕まえてきて♥と嘆願。仕方なくラーマはシータを弟に任せ、鹿を捕まえに行くが当然罠。弟がラーマの様子を見に行った隙にラーヴァナは見事シータちゃんをハイエースするのだった。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 ラーマと弟はシータを探して猿の王国の人々と協力を結ぶ。割りと色々あってすごい冒険譚なのだが日本ならきび団子で済む話なので割愛。猿の国の実力者、ハヌマーンと共にシータが囚われた島を見つけ出し乗り込むのであった! ここのあたり活躍したの大体ハヌマーン!
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 そしてなんやかんやありハヌマーンがシータを救出! もう全部ハヌマーンでいいんじゃないかな、というところでラーヴァナが登場。魔王ラーヴァナは神ブラフマーの加護により「神仏特攻」を与えられており、神と仏には絶対負けないのだ。最強格のインドラにも勝ってる、つよい(確信
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 そんなラーヴァナの前に立ちはだかるラーマはいくら強いとは言え人間。勝ち目が内容にも思えるが実は最高神の一人、ヴィシュヌが転生した人物だった。なので神パワーを持ってるけど神仏特攻が効かないのだ。かくしてラーマは見事ラーヴァナを倒し、シータを救い出すのだった。おしまい
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 と、思ったが……「あんなかわいいシータちゃんが誘拐されてラーヴァナに快楽攻めされてないはずがない」「NTRてラーヴァナの子を身籠っているんだろ???」とNTR属性に飢えていた国民に疑われる。シータは否定するがラーマは苦渋の決断として彼をかつての師匠へと預ける。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 そうしてシータは身籠っていたラーマの子を出産。それからなんやかんやあり、シータは身の潔白を証明する手段があるとラーマへ直訴。ラーマはそれを聞き入れ、さてどうするのかと見守っていた。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
@muika6 すると「大地の神が身の潔白を証明してくれる、潔白なら大地が私を受け入れてくれる」といい、大地に向かって懇願。すると大地は割れ、女神が顕れ、シータを連れて地中へと消えていったのだった。これにはさしものラーマさんもガチ凹み、そのまま生涯新たな嫁を迎えることはなかった。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
とまぁインドにしては割りとスケールも国がいくつかあるだけで、そこまで大風呂敷ではなく、愛と感動のお話なので今でもインドでは人気が高いのがラーマーヤナなのだ。ちなみにFGOで話題の呪いは猿の国編での出来事。ラーヴァナに与した猿をぶち殺した時のエピソードが元らしい。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
ちなみにシータちゃん、ラーヴァナに捕まる前に「ラーマを失うなら私も死ぬ」「ラーマ以外の男に何かされたら死ぬ」「何としてでも死ぬ」というヤンデレかよって思うくらいのデレっぷりなのでそらもうかわいい。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
なお、ラーヴァナくんがなんで手を出さなかったのかは不明。神の加護とかだろうか。
ちなみにラーヴァナくんは割りと面白い人生を送ってる。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
かつての罪で島を追われた一族再興のため、10個ある頭を一個ずつ切り取って火にくべる苦行を千年かけてじっくりやったり、破壊神シヴァの住む山にピンポンダッシュ仕掛けてマジギレされたり、シヴァの信者になったり。
ラーヴァナ「よっしゃ、神仏特攻もろた! これで最強や! せや、どんだけ強いかシヴァのおっちゃん怒らせて試したろwww」
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
→シヴァの山を揺らす→シヴァマジギレ
ラーヴァナ「ひっ許してください! なんでもしますから!」
シヴァ「ん?」
→シヴァ、何故か気に入って武器をプレゼント
神仏特攻とシヴァ武器を手に入れて調子に乗ったラーヴァナくんはインドラあたりもぶっ飛ばし、各地から人妻や娘を攫いまくり、ある日妹に言われて見に行ったシータちゃんに一目惚れ。完全に人妻属性に開眼してしまう。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
大軍で攻めてくるラーマにビビった家族や兄弟は「やっぱその子返そう? 不倫とか良くないよ。一族全滅しちゃうよ」って言ってるのに「やだ! シータちゃんは渡さない!」と頑なに拒否。実際一族郎党ほぼ全滅。最期はラーマとの一騎打ちをするも宝具で消滅してしまう人妻で身を滅ぼしたクズ。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
ラーマさんのかけられた呪いはほぼFGO5章の通り「再会できてもともに喜ぶことは出来ない」というもの。実際、ラーマさんは猿の国の協力を得るためとはいえ、闇討ちで猿の将を殺したので自業自得ではある。なにより奥さんの前でやったのがまずかった。
— 六日 (@muika6) 2016年4月5日
ちなみに宝具の元はこの時の投槍と思われる。
説明わかりやすすぎぃ!
興味出てきたので、図書館かなんかで探してこようかな