『Fate/EXTRA CCC Fox Tail』第58話感想 鈴鹿御前のマスターとして坂神一人が勝ち得た絆の輝きさえ飲み込んでいく月の聖杯戦争
対戦相手であるフィン・マックールに助けられた鈴鹿御前
フィンはマスターに言われて鈴鹿御前を叩きに来たけど苦境でも輝かんとする二人に心を打たれて助けてしまったという。プログラムなんかにやられる鈴鹿御前は見たくなかったのでそこは感謝しよう!ちなみに月の聖杯戦争におけるフィンのマスターは臆病だけど権謀術数に長けた男だそうな。…後者の評価はダーニックを連想するけど、どうなんでしょうね。敵の戦力はしっかりと把握しているフィン・マックール
冗談はよしこさんとか言う男だけどその辺はキッチリしている。そう戦うことになっても負けないだろうし、彼の見立てでは二人は決戦の場まで辿り着くことは無いだろうという評価。それはつまり…だからと言ってここで見逃すのは彼の好意であることは間違いあるまい。フィン・マックール…やはり輝ける男はその人格も光っている。鈴鹿御前のマスターである坂神一人にもアドバイスをするフィン
鈴鹿御前との絆は最後の瞬間まで大事にしろと。それはフィンから見ても眩しくて健全な関係だったのだ。戦いには勝てなかったけど…彼はサーヴァントからの信頼を勝ち得たのだ。暗号鍵(トリガー)を集めきることが出来なくて敗退する二人
決戦の場に向かうにはトリガーを集めないといけないが…鈴鹿御前が本調子ではなかったために最終日にようやく一つ目をゲットしたところで終わってしまう。フィンに勝てるかはともかく、源頼光との戦いで宝具を使わなければ…そんな未来を考えるほどに切ない結末ですね。こうして二人の聖杯戦争は志半ばで終わりを告げる
鈴鹿御前は自分のせいだと謝るが、坂神一人はお前はよくやってくれたと責めることを一切しない。二人の絆が確かなものになったからこそ…別れの時がこんなにも残酷になる。二人の戦いは幕を閉じた…のだが、ここから先は本編に繋がるシーンとなるわけですね。鈴鹿御前と坂神一人の物語が終わってから時間が現在に戻った時、二人がどう動くのか今から楽しみです。©Takenokoseijin ©TYPE-MOON ©Marvelous Inc
戦う事さえ出来なかったのか・・・