『ぐだぐだエースRE』第1話「壬生よもやまばなし」感想 いつもの日記漫画から一変して英霊の生前を描く新連載!語られるのは沖田総司と芹沢鴨が仲良しだった頃のエピソード
コンプティーク2021年4月号より新連載「ぐだぐだエースRE」開幕!
経験値による新連載「ぐだぐだエースRE」開幕! いつもの日記漫画から一変!? 今回は新選組時代の沖田が登場! 「ぐだぐだエース」コミックス3巻、本日発売! #ぐだぐだエース pic.twitter.com/cW2kUbCZfn
— コンプティーク&コンプエース (@comptiq) 2021年03月10日
新連載1回目は生前の沖田さんを描く
というわけで新撰組時代の話。京に上がってみんなとどんな日常を過ごしていたのかが明らかになります。 京に行く前ですから沖田さんも土方さんもまだ若者ですね。この時はまだ試衛館(江戸市中にあった、天然理心流剣術の道場)に集った若者たち。この中には後の新選組の中核を担うメンバーが多かったのだ。山南さんともこの頃からの付き合いですね。そんなわけで親しい仲なので沖田さんも土方さんに辛辣でござる。まあこの時の土方さん沖田さんにボコられた後だから。(枠外情報)
芹沢鴨、壬生浪士の初代筆頭局長
芹沢さんに任せておきたまえ。沖田さん本人が言うように仲が良かったというエピソードがぐだぐだエースで描写です。今回は沖田さんと芹沢さんにスポットが当たったお話となります。子供と遊んであげてたり、沖田さんと仲良くしてたり、ここだけ見ると悪い人には見えませぬ。沖田総司は敵に回したらやばいから仲良くしていたという芹沢さん
これは慧眼。人を見る目も交渉力もあるのは人の上に立つ者には必要な資質ですからね。美味いものもの食わせたり宴会に誘ったりするのは現代の会社の上司に通じるものがありますね。いつの世も部下孝行ができる人は気前がいいものです。芹沢さんとつるんで色々とやってた沖田さん
芹沢鴨のエピソードでも有名な「力士との乱闘事件」である。 新撰組(この頃はまだ壬生浪士と呼ばれた)がちょっと力士ともめるんですが、最初は芹沢さんが鉄扇でブッ飛ばした。そしたら宴会の場に30人ぐらいの力士が仕返しに来たという話。まあ返り討ちにあったんですけども。新選組は軽傷で力士には死者がでたとも言われる実際にあった事件である。なんかこの漫画だと沖田さんの虐殺シーンに見えるんだが!?
沖田さんという剣士を自由に使えると思えば芹沢さんが仲良くしていたのも当然の話か。なんだかんだ周囲の人達も認めるくらいには仲良くしてたんですよね。そんな芹沢さんを斬らねばならない日が来る。その時、沖田さんは…
何の問題もなく芹沢さんを斬れるのであった
これこそが芹沢さんが言っていた「得体の知れないモノ」の本質か。
昔からの付き合いの二人もドン引きでござるよ。
ぐだぐだエースリラックス!
というわけで、新しい方向性で新連載したぐだぐだエースRE第1話でした。「リラックスできねーよ!!」っていやごもっとも!正直な話をすると最後に見れるこのいつものノリの雰囲気が一番リラックスできますね。っていうかREってリラックスって意味でしたか。さあて次は誰のエピソードになるのか。新展開を楽しみにお待ちしています。
ところで今回の話でシルエットと枠外で名前が出た原田さん登場の予定はあるのか気になりますね。
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土方さんをドン引きさせる沖田さん、相当である