『ぐだぐだエースRE』第4話「太閤ちゃっちゃ伝」感想 戦乱の世に翻弄された茶々。彼女に楽しい生活を与えた豊臣秀吉がどんな天下人だったのか語られる
本日発売「コンプティーク」7月号に「ぐだぐだエースRE」第4話「太閤ちゃっちゃ伝」掲載です。 戦乱の世に翻弄された姫・茶々と彼女に執着した天下人が至る先には……。 #ぐだぐだエースRE 購入はこちらから。 kadokawa.co.jp/product/322102… pic.twitter.com/9GbnJFGQpc
— コンプティーク&コンプエース (@comptiq) 2021年06月10日
戦乱の世に翻弄された茶々の話
彼女は近江国小谷に生まれたのですが、父である長政が織田信長に敵対して攻められてしまったのだ。この時、父は自害、兄は捕らえられ、信長の命で羽柴秀吉によって処刑されている。というわけで茶々の母親は秀吉の事をたいそう嫌っているとか。息子が死んでいるから仕方がない。身内の事になるとめっちゃ甘いノッブ
そしてめっちゃ気にしてたノッブ。身内から見るとだいぶ人間味に溢れていますね。次期的な理由もありそうですが、そういうわけで茶々は織田信長の岐阜城に転居することになる。するのだが…肝心の伯母上は大変なことになる。ノッブがミッチーに攻められ本能寺の変!しばらくゆっくりせえって言うけど全然ゆっくりできないのである。母が柴田勝家と再婚
茶々はちょっと苦手かもって言うけど、これによって母や妹達とともに越前国北の庄城に移る。…移るのだが、柴田勝家が秀吉と対立し戦いに敗れる。母の市と柴田勝家はこれにより命を落とすことになる。茶々ら三人の娘は逃がされていて、秀吉の保護を受けることになるのでした。戦国の世とはいえ本当にゆっくりできないのである。これも戦国の世だからと秀吉のしたことは特に気にしてなかった茶々
でもさすがに側室のお願いは引いた(でも受けた)そうな。秀吉の事を悪く言う人達もたくさんいた。何なら秀吉の側室となった茶々の事を悪く言う人達もいた。でも茶々は見当違いの事を言う連中より秀吉という男のことを理解していたのだ。秀吉は良い顔と悪い顔を使い分けるずる賢い男などではないと。ノッブも言ってましたね。家臣のみんなもっとサルを褒める織田信長を見るべき!その時の喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、全てが本気という豊臣秀吉
茶々に涙を流して謝る姿も、自分には向かう相手を皆殺しにする姿も、使い分けているのではなく全てが本気。ヒトとして上も下も限界ギリギリまでいってたのが豊臣秀吉という男なのだ。…うんそれはそれでより怪物じみて逆に怖いやつだ!でも茶々は秀吉との生活は楽しかったという。茶々様が笑顔になるのを見れてよかった。でも徳川だけはぜってえ許さねえ茶々様
茶々にとってこれだけは本当に地雷なのでやめてあげてください。いやでも徳川家康がもしも明確に登場したらこの作品での邂逅とかどうなるんですかね。やるんですかね。気になります。豊臣秀吉の実装フラグなるか?
秀吉の掘り下げがされているとちょっと期待してしまいますね。サルが実装されたらノッブも茶々様も喜ぶことでしょう。ミッチーは怒り狂うでしょう。
楽しい茶々のお話であり豊臣秀吉について少し知れる話でした
思ってたのと違う?この形式でいくならきっとこれから先も約束された重い話となることでしょう。過去編の茶々は全然はしゃいでないから、いつものノリに戻ってくると安心しますね。過去編と言えば茶々って秀吉と話すときに虚空を見つめてましたが…
>ノッブ「ところで茶々、なんかずっと上の方見てなかった?」
>淀君 「あれ?伯母上見えてなかったの。アレ」
>ノッブ「ああ……、アレか。見えてたのわしだけじゃなかったんじゃの」
なんかこわいんですが
サルにはまだ秘密がありそうですね。それこそこれはFGOで語られたりするかもしれない。
©Keikenti ©TYPE-MOON
マジで身内に甘いからなノッブ…