『ぐだぐだエースRE』第5話「ひとり景虎メシ」感想 毘沙門天の化身を称し、義という人の理を範として人を守護せんとした景虎の幼少期に迫る
後の上杉謙信、越後守護代・長尾為景の3男として誕生
今回は長尾景虎のお話。幼名は虎千代。長兄の晴景はすでに成人していました。しかし兄上がクソ弱なのでぶっとばして私が父上の力になります!ってやったら父上に失せろと言われました。越後の龍は幼少期からして強かった。こうして家を継ぐ予定もない景虎は7歳で、城下の禅寺に入りました。兄の晴景は無事に長尾家の家督を継ぎます。預けられた寺でもちょっとやんちゃしてました
父の為景の手に余る景虎を寺に預け教育してもらおうとするのですが上手くいかない。でも住職の説法を聞く耳はちゃんとあるのが景虎です。友がらを殴ってはいけません。強いものは弱いものを悪党から守るのです。ちゃんと教えたことを実践できる子なんです。景虎は教えたことをすぐ実行して野盗を全殺しでござる
守られている無辜の民も得体の知れない景虎に恐れるばかりである。命は無闇に殺めるものではないと説けば「悪から守るなら…悪は根絶やしでよいのでは?」とマジレスけんしん。住職も根気よく説教してくれるのだが反応は芳しくない。人を理解し五常の徳を積む道のりはあまりにも遠い。けんしんはうまいというのはわかりません
お寺では時に美味しいものを食べる時があった。他の人達が美味しい美味しいって言ってる中で景虎だけ「美味しい」がわからないのだ。味がわからないわけではない。美味しいものを食べても喜ぶという人の感情が欠落している。だから何かを食べてもこういう味がするって認識するだけなのだ。その有様は住職がなんと哀れなと同情する程であった。住職からの最後の教えお酒の楽しみ
初めて知ったお酒の味~。その楽しさに~目覚めた景虎。景虎はお酒をいくら呑んでも酔わない。しかしお酒の味は人の喜びだと、これが楽しいんだ学んだ景虎。この時は嗜む程度だった飲酒が、いつしか量が増えていくのは、人の喜びと楽しさを求めていたのでしょうかね。ひいてはそれによって人を理解したかったのだろか。酔わないから止めどころがわからず飲んでしまって命を落としたのか。お家のピンチに長尾景虎が呼び戻される
越後は不穏な空気に包まれていた。慌てて寺から長尾景虎を戻して当主に据える場当たり采配!景虎が来たからにはもう安心だ。戦えば勝つ!…しかしやっぱり家臣達からは気味悪がれ始め…長尾景虎は理解できない存在だった。…信じられない程に強く、言ってることが何一つ理解できない。そのうち家臣は考えるのをやめて…あれはヒトならざる神だ…と、そんな風に扱われるようになった。こうして軍神は誕生したのです
今は美味しー!っての口にして人に合わせることができる景虎さん
今回は上杉謙信こと長尾景虎の出生を紐解いていく話ででした。いや塩の量がやばいな!©Keikenti ©TYPE-MOON
なんでこう、経験値鯖は人間鯖なのに人外感あるやつばかりなのだ