『ぐだぐだエースRE』第7話「ヘラヘラ新選組男」感想 最後は袂を別ち、新政府側の人間として生涯を終えた斎藤一の「誠」の在り方
激動の幕末を戦い続け、最後まで生き抜いた一人
今回は斎藤一のお話。幕末の動乱期から明治の世までを戦い抜き、その生涯を全うした数少ない新選組隊士。 剣の腕前は隊内でも抜きんでており、二番隊隊長永倉新八は、沖田総司を猛者の剣、斎藤一を無敵の剣と評したとか。どっちが強いのか?さぁて…沖田さんに勝負しようと言われるとやなこったって斎藤さん逃げちゃいますからネ。それに斎藤さんの剣は流派がはっきりもハッキリしません。それでも新選組の中でも一、二を争う強さと言われた実力者なのは間違いない。それでいて強い相手とは戦わないと。
隊士の中ではある種、特別だった斎藤一
隊内の粛清役など表には出ない任務を数多く務めたとされるが、新選組時代の行動にも謎が多い。このあたりが色々な作品でキャラ造形が変わってくる所以でしょうかね。最後は新選組と袂を別ち隊を抜け、会津に残り、名を改め警官として政府に仕え、武士というものの生き様が色褪せ、価値を失った時代において、ことさら武士らしく生き、その生涯を全うした男。だが敵からも仲間の隊士からさえも、武士としての信念のない男と誹られる事も多かったとか。経歴だけ見ると器用に立ち回ったようにも見えますが、その実態は全く違う物であったのだ。
斎藤一、山南さんにも不器用と言われる
新選組を抜けたけど、そのこともあってか余計に未練があり固執しているようにも見える。「もう終わってるんだよ。何処に新撰組が残っているってんだ。」という台詞を聞くと、むしろ自分自身に向けて言い聞かせているように感じる。そして斎藤さんの「誠」とは…最後の時まで、心中に一本の旗を掲げ続けて新しい時代を生き抜いた
みんな夢中で駆け抜けて、そして命を落としていった。ならばせめて…俺ぐらいは最後まで旗を掲げながら堂々と生きてやろうと思ったと。これが斎藤一の「誠」だ。最後まで生き延びたが故に、募った思いも誰よりも強いのかもしれないですね。というわけで斎藤一さんの回でした。そして…
「月姫 -A piece of blue glass moon-」発売をお祝いするコハクさん
月姫リメイクで経験値先生も元気に!ノッブがワシらFGO民じゃしって言ってるけど、売り上げはFateシリーズと比較しても凄いことになっているんですよね。ともかくこれでコハクさんやアキハ様とは違う、琥珀さんと秋葉様がどういうキャラクターなのか月姫リメイクでみんなに知ってもらえる!二十七祖・織田信長は無理があると思います
月姫世界は英霊召喚ができない世界なのですいません。世の創作的に織田信長なら吸血鬼になっても受け入れられるかもしれませんけど。沖田さん!軽々しく埋葬機関の名前を出すのやめよう!©Keikenti ©TYPE-MOON
流石、ぐだに逃げてもいいと言える男だな
他の鯖は立ち向かえと煽るばかりだしな