【FGO】原典における巌窟王は「ククク……マジやっべどうしよ」という状況に何度か陥ることがある

どんな状況も恩讐で乗り越えられる！(無謀)

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ナッポ「お、ええやん
手紙託したろ」

割と「やることが…やることが多い…！」だった気はする
だいぶ昔に読んだきりだから、細かいところは覚えてないけど

理性であれこれ考える人間はそもそも復讐なんて企てないのよな「うるせぇ！行こう！」の精神でガバありきで行くとこまで行っちゃうのが復讐者だとおもうが

型月の巌窟王もロア（未遂）や他の代行者相手にかなり苦戦したんだっけ？

でも所業を公開して恐怖を与えるやり方だから、直接暗殺なりするより手間は大分かかってると思うの

復讐者は高潔で面白い方が良いよね

原典からしてこの復讐者心の贅肉多いからね…

>>566
巌窟王ならマジでこう教えられたら普通に信じそうで草

大正浪漫✖️伝奇✖️学園物✖️復讐✖️ミステリー✖️試練
多分岩窟王の出てくるシーンがトンチキなものになっていたと思う

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割と非情になりきれてないというか
復讐相手にも直接的に怒りを叩きつけるというより
己の罪深さを思い知らせるような方法だから
復讐心はあれど、それで他が見えなくなるタイプじゃないな

むしろ賢くて優しいから、相手の意図を汲みすぎて
自分の復讐の遂行を二の次にしてる時もあったり

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復讐対象追い詰めてくのはまあまあ狙い通りだったんだけど、その連中の子供たちがチャート乱しに来るイレギュラーズだったんだったか？
そんでそんな子らを簡単に見捨てられないから「ヤッベどうしよう」てなってたはず

私文書偽造による冤罪っていう悪質だけどしょーもない悪事の復讐のために、なぜかジェヴォーダンの怪物だの死徒だのをぶっ飛ばさないといけなくなっている

「昔の恋人に息子との決闘をやめるように頼まれたけど
『挑まれた自分から断ることはできないから君の息子の命を守るなら自分が死ぬしかないんだ』
ってヤケクソで答えたら礼言われちゃった…」

からの「とりあえずエデが無事生きていけるように遺書書こう」のムーヴはそういうところだぞエドモンってなる

どんな困難にも屈さない不屈の男だからこそ
脱獄以降も困難がドンドコやってくる

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一人三役とかやって順々に訪ねてくる検事に先回りして応対したりしてたしな

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ぶっ殺すだけなら簡単だが、それだけだと相手の罪深さに見合わない
財産と手腕があればもっといい感じの復讐ができる
というスタンスではあるしな
ちょっとした侮辱や行き違いなら決闘で相手をぶっ殺すだけで勘弁してやる、みたいな考え方はやはり近世感ある

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手口が文書偽造から始まってるだけで
検事までグルになって有罪判決食らわせて長期の懲役刑、
そのまま死んどけって陥れだから、普通に悪質性高いよ

まあ品川って江戸の外だしなぁ

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冤罪はキッカケに過ぎず、投獄された苦痛、奪われた時間、それらで零れ落ちた幸せ。
特に息子の無罪を信じて誹謗中傷の嫌がらせに沈んだ親と仇の妻になった元嫁が取り返しつかん。

恩と讐
どちらも大事で自縄自縛になって
結構行き当たりばったりになったりしてたイメージ

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帰って来てまずは恩や善意を与えてくれた人達に匿名で返礼しよう、怨敵に復讐始めるのはそれからだ、って時点でもう復讐者向いてないと思うのよ

何気にメルブラでシエル先輩に困ったことあったら俺の名を呼べ！とか言ってたくせにシエル先輩が来る前にいなくなってるな、コイツ

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苦戦どころかほぼ一方的にボコボコにされてました。恩讐自爆巻き込み戦法でなんとかしただけで
一般人に怪我生えたくらいの身体能力で銃弾を素手でキャッチして吸血鬼と殴り合う代行者とか無謀なのだ。策を練りまくって罠にハメても普通にゴリ押し突破されまくる

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まあそれでもなんとくするのがエドモンさ

復讐の過程でどんな被害が出ようが知ったことかメンタルなら、ここまで人気の小説にはなっていなかった
それだったら人理の味方になんてならないだろうし、やっぱりここまで絶妙な塩梅の復讐譚を描いたお歯黒ドミノは凄い

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まぁ、エドモンの姪っ子は犠牲になったけど

復讐を決意はしたけど、さりとて復讐を遂げてギアが上がるタイプの人間じゃないからなぁ、本来のエドモン
アヴェンジャーのクラスとスキルを背負わされて、遠慮なくクハハハハと高笑い出来るサーヴァントの身上は、ある意味ではむしろ一種の救済ですらあったのかも知れんとさえ思う
生粋の復讐鬼ならば背負わなくてよかったであろう苦悩や後悔は、確かにあったもの

何となくイドでも家族が死んだ後に急いで叔母役に急いでスカサハをあてがったり焦って動いたなって感はあった

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周辺被害を無視するなら気にする必要の無い部分なんだ。「復讐はする。被害範囲は限界まで狭くする」をやるから実行タスクが膨れ上がる。

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マクシミリアンのときから加減というものを学んでねえな！！

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「だからさもなきゃ死ぬって脅しかけてでも落とす必要があったんですね」

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「復讐してやる…復讐してやるぞ!あくまでもカタギの皆さんに迷惑がかからない形でこっそりと!」

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単純に「自分を嵌めた奴に問答無用で復讐する」だけなら手間かからないんだけど、自分の恩人の息子だったり、義理の娘だったりにダダ甘なもんだから、余計な仕事が加速度的に増えているからなあ。

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エデ「伯爵様、事情をご説明いただけますね?」
エドモン「今しばしの時間と予算をかけた方がいいと思って…」

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向いてないのに復讐するしかない状況だからもうどうにもならないというか

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私文書偽造ってしょーもない内容というがナポレオンからの密書を託された＝国家機密を取り扱ったスパイ扱いされたワケだぞ

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デュマ・ペール「な？俺が書いた話の方が面白えだろ？」

『モンテクリスト伯』読んだ事ないんだけど、スレ民の話を聞いてると「エドモンの持ってるスキルって『でたらめプランニング』だったっけ？」ってなる。

読み終わってから結構いっぱいいっぱいだったのかな…とはなる

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しかも範囲は自らどんどん狭くする模様

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一応かなりの策謀を取り回してるし、投資やら商売やらコネ獲得やらは多くは画面外でだけど人間離れした仕事量で回してて財宝をガンガン増やしてもいるんよ
ちょっと昔の女に弱くて今の女にはボケナスなだけで
あと復讐にターゲットの奥さんであるろくでもない女巻き込んだら、思ったよりろくでもなくて子供を道連れにしちゃって、エドモンガチ凹みして復讐放りだしかけただけで

※6425527
ちゃんと獲物の立場や性格も計算に入れた悪辣且つ自業自得な落とし穴用意してるのよ？
そこへ導く手管も本来なら獲物が食いついた時点でほぼ『積み』なんよ。
なんか復讐対象以外には非情になり切れないからボロが出ちゃってるだけで。
つまりエドモンの右往左往は行き当たりばったりでも計画遂行できちゃうでたらめプランニングとは因果が逆、完璧な計画のはずが（復讐するだけなら無視できる）ノイズのせいで行き当たりばったりになってる。

※6425527
いや「でたらめプランニング」は穴だらけの計画がなんか運良く成功しちゃうスキルだけど、巌窟王は復讐相手をあらゆる意味で追い詰め破滅させるという事は計画通り完璧に実行しているんだ
実行して巻き添えなんか知った事かという態度でいたら全く行き詰まる事はない、ただただエドモン本人が情に厚すぎて自分で手を止めちゃってるだけで

※6425262
エドモンが入れられた牢獄(シャトー・ディフ)は「死体以外は出られない」と言われるぐらいにヤバイところとされてる
そこで「出てこられるようになるまで中にいろ(＝死ぬまで出てくんな)」って判決下されたんだよ

ファッション悪党は草

ちなみに昔の巌窟王のアニメでエドモン（CVダニ神父)はそういう印象がほとんどなくされたらひたすら脅威的な存在になった。バランスは大事

ちなみに「巌窟王」というタイトルからして、黒岩涙香が勝手に舞台を日本に移しエドモンを江戸の商人にした翻案小説（というと聞こえがいい）のものだからね

原作では伯爵が直接手をかけて殺した人間は一人もいない。

カドルッス　犯罪者仲間（ビルフォールの不倫の息子だっけ？）に殺される。

フェルナン　自殺

ビルフォール　発狂

ダングラール　「ジョジョ」風に言えば再起不能

さすがはキリスト教圏のエンタメ

流石に方向がひねくれすぎたらシリアスサーヴァントなのでって感じに伯爵が修正してくれたと思う(舞台がトンチキになったら伯爵も困るし)