TVアニメ『Fate/Apocrypha』第2話感想 黒と赤、それぞれの召喚後のマスターとサーヴァントの交流と早くも歩み寄って敵陣で暴れる獅子劫界離とモードレッドのコンビ
ジャンヌが火刑に処されるところから主よこの身を捧げます。
当然ながら経緯は知ってはいてもこうして民衆の声が聞こえるとまた重い。
同じように熱狂してない民衆も居ることや十字架をくれた少女の存在が救い。
磔にされる時の彼女を縛る鎖には注目してしまう。
すんごい服
レティシアさんの私服にも注目してしまう。平たく言うとえろい。
令呪を見せるために背中が開いてるそうですが、すんごい格好だ。
ルーラーとして選ばれたジャンヌさんはこれから現地入りに向かう。
どんどんお披露目されていく黒のサーヴァントの真名。
聖杯戦争のセオリーなど無視して勝手に自己紹介を始めちゃうアストルフォ。
表情から仕草とかいちいちあざといアストルフォの進行でお送りします。
マスターにちゃんと確認取るケイローンの真摯な面、拒絶のフランちゃんの仕草がとても可愛かった。
思いのほか険しい顔するフランちゃんもまたキュートなのだ。
そしてその流れを断ち切るゴルドさん。
ジークフリートさんに喋ることも許さなければ真名を明かすことも拒否。
作中でも説明されていましたが当然それは弱点を知るものを減らしたいからである。
とはいえ一人だけの強気な特別扱いに仲間内のマスターからも不満が出る。
まあゴルドさんの懸念は当然のことだけど言い方がよくないのである。
さすがゴルドさん…この感じの悪さがなんとも良い感じだ…!
墓地で凄い格好のモードレッド
いきなりその格好で女扱いするなは無理でござろう。
故に獅子劫さんも最初は「女」という失言しちゃうけどこればっかりはしょうがないのだ。
でも反論も口答えもせずに「わかった」の一言で引き下がってくれるよくできたマスター。
この二人がどんどん相性が良いコンビとなって活躍してくれるのは見所のひとつなのだ。
アニメでは怒りとか父上への愛憎入り混じった沢城みゆきさんの演技もとても良い。
ぷんすかフランちゃん可愛い
フランちゃんとマスターのカウレスくんの交流がアニメで見れてやはり良い。
フィオレとケイローンの交流ではフィオレの仕草がいちいち可愛い。 ケイローンはもしもフィオレが弟であるカウレスと戦うことになった時のことについて聞く フィオレは自分の方が優れているから大丈夫ですと言いますが、心配してるのはそこじゃない。 彼女の人柄はこれからわかることでしょう。
魔術師としてのスペックはユグドミレニアでもかなり上位なのは確かなのだ。
人生楽しそうなセレニケさん
アストルフォのボディは映さない方向でギリギリを攻めているこの感じ。
一応はみんな聖杯大戦に向き合ってるのにこの人だけこれである。
一応は聖杯大戦で一族を勝たせなきゃいけないという使命感はある。ホントに少しはある。
でも自分の楽しみを優先しちゃうどうしようのない人、それがセレニケさんである。
そしてゴルドさんはジークフリートとのコミュニケーションを早々に打ち切ってしまった。
これが致命的な間違いとなるのだがアニメからの人も薄々感じるのではないでしょうか。
普通のサーヴァントなら大抵は怒ると思われるがジークフリートさんは受け入れている。
そして魔術師からすると聖杯に託す願望がないサーヴァントは怪しく見えるという話。
アニメからの人はなんだこのオッサンと思うだろうが彼にはとりあえず注目しておこう。
アニメで見るとダーニックさん本当に従者っぽさが増す。
ダーニックさん政治手腕もあるからこういう接待も得意なはずさ。
ヴラドさんも上に立つものとして振舞っておられて様になっている。
でも王でありながらサーヴァントとしての役割も心得ているのがヴラドさんだ。
ヴラドさんが戦うシーンはとても楽しみにしています。
相良さんセリフもなく退場
というかこれアニメだけ見ると六導玲霞さんがユグドミレニアのマスターに見えるのではないか。
説明するとアサシン召喚したユグドミレニアのマスターは既に死んでいます。
今のジャックちゃんのマスターは魔術の心得もないかよわき娼婦さん。
この二人については前日譚を確認するのが一番なのですが
石田あきらさんのコミカライズでもどんなことがあったのかは確認できますよ。
ジャックちゃんの食事になった人たちは悪い人たちなのでご安心ください。
こちらが生前の相良豹馬さん。日本出身のユグドミレニア一族の魔術師。
魔術師としての力量は高くはない。生贄を利用する魔術で財を成した。
得意なのは和式呪術と西洋呪術をミックスさせた人や建物の防護する魔術など。
玲霞さんも生贄にするつもりだったがジャックちゃんが玲霞のほうがいいやってなった。
だからあっさり裏切られて相良豹馬さんは本編開始前に既にお亡くなりになってるのだ。
ホストでもある。六導玲霞さんとは何回か気持いことしてる。
2話も怪しい謎の神父。今回はセミラミス様が驚く姿が可愛かった。
むしろシェイクスピアが登場する時は見ているこっちもびっくりした。
ヴラドさんの生前の肖像画を型月ビジュアルにアレンジしたものとかも面白かったのだ。
獅子劫さんがモードレッドの嫌がることしない、対立しない、言い分を信じる。
それが出来ることが短いながらも良いマスターだと教えてくれる。
サーヴァントの意見を聞き入れた上での冷静で的確な決断力はいっそ清々しい。
モードレッドの心にも多少なりとも響いてるのもいいよネ。
アニメで動くとより可愛らしさの増す私服モードレッド
カッコよさも増してるモードレッド
少年の心をくすぐる鎧の下には男心をくすぐる肉体。
それがゴーレムを粉砕する姿は良い。剣だけでなく殴る蹴る投げるなんでもござれ。
このゴーレムだって熟練の魔術師は容易く屠れる代物。
まあ当然ながらサーヴァントの相手にはならなかったのであった。
鎧のギミックとか、赤雷とか、荒々しい戦い方といいこのセイバーかっこよすぎる。
獅子劫さんがネクロマンサーっぽくない?
彼の主武装の爆弾や弾丸なんかは死体から加工してるのでそこに死霊魔術の要素があるのだ。
ホムンクルスとの戦いで披露したのはネクロマンサーの中でも極めつけに凶悪で悪趣味な加工品。
指を加工した弾丸は死霊魔術とガンドの合わせ技による指弾。
そして肉塊になんか金具がついてたあれは魔術師の心臓を加工した爆弾。
魔術師の歯や爪なども詰まった特別製の手榴弾である。
手榴弾とわかりやすくするためでしょうけど金具がついてるの気になったのは内緒なのだ。
気安く獅子劫さんの背中をバンバン叩くモードレッドがいいよね。
もう普通に会話するようになっている二人の姿からも伝わるコンビ感。
これからのふたりの活躍にも目が離せない。
ルーラーを抹殺しようとする怪しい神父。
カルナさんを刺客に選ぶあたりが本気である。
3話もまたすごいバトルが見られそうで楽しみですね。
というわけで1話に引き続いて戦闘ではモードレッドがカッコイイ。
全体的に見渡してみてもキャラの可愛さとカッコ良さがそれぞれ表現うまくされてるのが良い。
省略されているところもありますけどこれは尺のこと考えると仕方がない。
うまく変更や追加されているところはアニメで視聴者にわかりやすいよう配慮してるの感じますね。
より詳しく知りたい人は原作とコミカライズを手にして比較してアニメを見ると面白いと思います。
ジャンヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!(血涙)