漫画版『Fate/Apocrypha』第16話感想 歩き出すジークという名の少年と、ジークフリートを失って激昂するヴラドさんを筆頭に揺れ動くユグドミレニアの人々
コンプエース2017年10月号より
ジークフリートの心臓を受け取って新たにジークを名乗ることになったホムンクルス。
あどけない少年から精悍な顔立ちになってもアストルフォには敵わない。
抱きしめられるとつい頼ってしまう。今後、自分はどうすればいいだろうというと。
君は自由だしこれから何だってできる。そう言われてとりあえず村を目指すのであった。
原作ではこの場面にジャンヌは居ないので今回は少し周り道するお話になります。
ユグドミレニアに報告に戻ったアストルフォを待っていたのはお仕置きでした。
ヴラドさんの杭で磔にされて幽閉。セレニケさんの折檻付きである。
ユグドミレニアの人たちからすれば知らないうちにセイバー脱落。
しかも話を聞けばそれはジークフリートだったというのがこの時明らかに。
仲間が戦力のことを隠してたと思ったら勝手に紛失したようなものである。
というわけでユグドミレニアのみんなはピリピリしてます。
当のアストルフォあんまり気にしてないけどね!
ちなみにスパルタクスさんはお隣である
後からやって来たジャンヌは事情がまったくわからない。
なのでミレニア城塞にやってきて直接話を聞くことに。
これがアニメには無かったシーン。うまく省略されてましたね。
ジャンヌの望みを聞き出そうとするヴラドさん。
そして返ってきた答えにこれは陣営に組み込むことはできないなと悟る。
この辺は流石に理解が早い。ダーニックはまだ戦力としてのルーラーに未練がありますからね。
何はともあれジャンヌは情報収集を続ける。次はアストルフォだ。
ジャンヌの背中の令呪
それにしてもこの聖女、色っぽすぎである。
アストルフォに自らがルーラーだと証明するための行為。
ちょっと恥ずかしがってるのがイイネ。
後のこと考えたらちょっと恥ずかしいでは済まないけどネ。
ともあれジャンヌはここでようやくジーク君の存在を知ります。
後は実際に会って確かめるのみである。
ミレニア城塞を立ち去る時のホムンクルスとの語らい。
どんな理不尽な命令にも従うが自由になった仲間のことが気になるホムンクルスたち。
ジャンヌは彼には何の咎もないと言って彼らを安心させるのでした。
ちょっとした語らいですけど管理人が好きなシーンですよ。
そして運命に出会う
こうして二人は出会ったのだというお話。
コミカライズは原作準拠にオリジナル追加もある見ごたえのある作品。
アニメを見た後でも楽しめるのでオススメです。
スパルタクスの牢屋貼り付けサービスシーンには目がいきますね