漫画版『Fate/Apocrypha』第17話感想 ジャック・ザ・リッパーと六導玲霞さんの聖杯大戦の地であるルーマニアへと向かうピクニックの如き道中記
コンプエース2017年11月号より
ジャンヌとジークのファーストコンタクト。
いきなりジャンヌはジークの鼓動を確認したりと距離が近い。
ジークくんも思わず照れてしまいます。生まれて初めての異性ですからね。
最初の異性がジャンヌとか考えてみればレベルが高すぎでござる。
ジーク君の望みを見つけるための語り。
アストルフォはジークには人並みの幸せを手に入れて欲しかった。
だが彼は仲間のホムンクルスを救うために動くことを決めたのであった。
お腹ペコペコジャンヌ
文字通り一歩も動けないヘロヘロの状態が可愛い。
可愛いけど戦場において不便でもある。可愛いけど。
ダーニックとケイローンの二人による戦略会議。
ユグドミレニア陣営はセイバー脱落、ホムンクルス逃亡、そして黒のアサシンの動向不明。
いろいろなイレギュラーに頭を悩ませていた。
今回のお話はその黒のアサシンと六導玲霞さんがメインとなっています。
ジャックちゃんのマスターとなった六導玲霞さん。
彼女はまず聖杯大戦の参加にあたって情報収集に重きを置いた。
本も読むしルーマニア政府観光局に探りを入れたりと様々だ。
その過程で戦うことになったのが魔術師で構成された暗殺専門部隊「ツークツワンク」
ダーニック直属であり戦闘経験は血族でも指折り。
200年も練り上げた術式で魔術師を狩ってきた部隊。
それも日本という地で壊滅することになったのであった。
リーダー以外はジャックちゃんによる瞬殺。
そのリーダーは六導玲霞さんにやられてしまいました。
リーダーは身体能力向上の魔術を行使していて普通の人間なら敵うような相手ではない。
けれど六導玲霞さんは自分が魔術師と戦う丁度良い試金石にしてしまった。
その身体能力向上が神経面に及んでいることを見抜いた玲霞さん。
結果として暗殺専門の魔術師の裏をかいて倒してしまったのだ。
これなら何とかなると六導玲霞さんはジャックちゃんと共にルーマニアへ乗り込むことを決めたのであった。
ルーマニアに到着した二人は首都において手当たり次第に魔術師を狩る。
その犠牲者のひとりであるペメトレキス。
時計塔に在籍していた頃のフィオレの学友である。まさか絵になるとは。
弱くはないがサーヴァントの相手になるわけもなくやられてしまう。
キャリアウーマン風の姿が魅力的でございました。
聖杯大戦中のルーマニアは時計塔の人員も居るので魔術師が多い。
彼らは一体どうなってしまったのか?
お弁当になりました
サーヴァントのことを夢に見るというマスターに起こる現象。
六導玲霞さんはジャックちゃんの過去をこうして知ることになります。
アニメでも18話で触れられると思うロンドンにあった地獄。
ジャックちゃんはそこから生まれたのだというお話。
まるでゆりかごの母と娘のような玲霞さんとジャックちゃん。
玲霞さんはジャックちゃんを勝たせるために危険な戦いに身を投じるのであった。
というわけでアニメでは描写できなかった二人もコミカライズではしっかりと描写されてます。
更に詳しい詳細は番外編を読むとわかりますよ。
六導玲霞さんのことが気になる人はおひとつどうぞ。
スプラッタ☆