漫画版『Fate/Apocrypha』第18話感想 赤の陣営大勝利!莫大な報酬と栄達を得て希望の未来へレディゴー!(バッドトリップ)
モードレッド、獅子劫界離。
ケイローン、フィオレ。
時期的にはシギショアラにマスターとサーヴァントが集うお話。
時計塔の魔術師全滅の報告を受けてシギショアラにやって来た獅子劫さん。
宿泊先で夢を見る。モードレッドの忘れえぬ憎(いとし)き記憶。
このセイバーさんがこの槍を持っている姿はやはり見慣れぬものですね。
初めてのマスターだけど獅子劫さんはサーヴァントとよく付き合っているのだ。
他のマスターたちもうまくいってたり、いってなかったり。
黒のマスターは良好な関係を築けているのが少ないのだ。
少なくともサーヴァントのサポートしようという思考くらいは持ち合わせねば。
そんな中で赤のマスターたちはどうしているのか。
今回の話ではそれについて詳しく触れられています。
見ての通り楽しく歓談中
なんでこんなに和やかなのかですって?
聖杯大戦が終わった(と思わされている)からでございます。
この辺はアニメでも描写されてましたね。
でも赤のマスターのセリフの類はすべてカットされてました。
尺の都合と声優さんの都合があるから致し方ないのじゃよ。
こんなに判断力がおかしいのも毒によるバッドトリップのせい。
おかわり飲んどる場合かー!
そういうわけで令呪やマスター権もあっさりと手放してしまうのであった。
そして時計塔から支払われる莫大な報酬に思いを馳せる魔術師たち。
獅子劫さんなんか前金でとんでもないもん貰ってましたからね。
この人たちに支払われる報酬とはどれだけのものだったのか。
仕事がキツかったって、一番キツイ仕事こなせてないのでござる。
学部への寄付やらオークションで品物を競り落そうなど。
彼らの願いは叶わなかったという。
しかもこの聖杯大戦参加前に脱落という失態が後の栄達に影響したという。
獅子劫さんも下手したら仲間入りしてたかもしれない。
そんな彼はサーヴァントに服を買ってあげたり現世観光させてあげたりもしている。
共闘とはいえ一応の味方にもある程度の警戒はちゃんとしてた二人の判断勝ちである。
というわけでアニメにはならなかった赤のマスターの部分でした。
こういう部分を追いかけられるのでコミカライズはオススメです。
赤のマスター「まだ始まってすらいないのに……!!」