『コハエースEX』単行本感想 父上と一緒に遊園地に行けて大喜びのモーさん!桜セイバーとノブの英霊ステータスも公開されたけど信長さんすごいつよい!
ちゃっかりカバーイラストに居る孫悟空さん
最終話プラス 出張版
帯に奈須きのこさんと武内崇さんのコメントがあるのですが
奈須きのこさんの簡単な一言と武内さんの「帯文思いつきません」がじわじわくるw
だが帯文が簡素でも武内崇さんを動かして桜セイバーを生み出したコハエースの実績はすごい。
ついでにグッスマさんも動かしてフィギュア化まで実現した影響力はもはやただものではない。
あと帯にも書いてありますが桜セイバーのイラストは雑誌掲載時と同じでフルカラーでした。
全て遠き理想郷(モーさん限定)
扉絵は父上に甘えるモーさんとやれやれって感じのアルトリアさんでした。
モーさんこんな無邪気な顔して本当に嬉しそうだ。
年齢的には親に甘えたい年頃だろうし違和感はないよね。
GWに一緒にお出かけするとか完璧に親子じゃないですかー。
記事タイで遊園地って言いましたけどネズミとかまったく関係ないデスティニーランドでした。
運命を意味する単語のfateにあやかってデスティニーにしただけなので何もおかしくない、いいね?
コハエースの単行本は各話の間に描き下ろしがあるのもお馴染み。
とりあえず太陽の騎士と湖の騎士は艦むすにハァハァしてました。
ノブさん憲兵隊じゃあ束になってもその二人は取り押さえられないと思うな。
だがかつて李書文を追い回したという北京警察ならあるいは…!
令呪で酷い目にあったランサー二人によるカルナさんへのラブコール。
「Fate/Apocrypha」でのカルナさんに注目が集まる予感。
今回の目玉だと思われる桜セイバーのサーヴァントステータス。
パラメータはセイバーというよりは小次郎やディルムッドに近い数値ですね。
クラス別能力は対魔力も騎乗もテキストを見て納得のランクEでござる。
だけど宝具とスキルが強いですね。
詳細が明らかになった宝具のひとつに対軍宝具。その名も「誠の旗」
説明にもあるとおり王の軍勢の規模縮小版ですね。
それでも新選組の戦術考えると弱いってことは決してないハズ。
っていうかドリフターズのと被ってるなんていう意見もあるでしょうが
テキストに新選組の隊長格はみんな保有してるっていうからね仕方ないね。
その宝具は違う英霊のものでござる
対人魔剣スキルとして三段突きがあったけど、これ平たく言うと小次郎さんの燕返しの突き版ですねw
他にも「心眼(偽)A」と「縮地B」にデメリットスキルとして「病弱A」がありました。
総合すると確率で発動してステータス下げる病弱スキル考慮しても強い英霊だと思う。
バランスとしては中々よくできていると思ったけど問題は信長さんにあったのだ。
Zeroのギルガメッシュさんかな?
対魔力Bもあって保有スキルには「軍略B」「カリスマB-」「魔王A」「天下布武・革新A」など揃ってこりゃ強い。
魔王ってのは平たく言うと取り外し可能な無辜の怪物。デメリットもなし。
任意に発動させて恩恵を受けることができてロリからボインになることもできるとか。
そして天下布武・革新ってのは「神性」や「神秘」のランクが高い相手や
体制の守護者に対しての有利判定スキル。
でも逆に近代の英霊には効果なしどころか不利な判定つけられてやばいっぽい。
天下布武・革新というスキルに合わせてこのEX宝具で神代の英霊には無敵に近いというわけだ。
ちなみにもう一つEX宝具であるレンジ1~99、最大補足3000人の「三千世界(さんだんうち)」があるけど
こちらはみなさんの予想通りに騎乗スキルを持つ英霊への攻撃力倍増宝具でした。
こっちも天下布武・革新スキルに合わせて更に倍率ドンってできちゃうって話。
もう条件合致しまくりのライダーさんをあっさり倒したのも頷けるというものである。
帝都聖杯奇譚の用語集も載ってました。
けっこう色々あるのでコハエース楽しめてる人なら面白おかしく読めると思います。
っていうか信長さんの項目だけでも1ページ以上解説してる上に
他の項目でも信長さんに関係する情報が多くてお主が主人公じゃないかってレベル。
>大聖杯を確保したノブが聖杯の本質を見抜き
>「アレ?これ、いわゆる願望機的に使うの難しくね?うーん、じゃあ、是非もないから爆弾に!!」
>とかいう変な思い切りの良さから誕生した新型爆弾である。
ってな感じで大体この人がなんかやらかしてるぜって勢い。
もう冬木どころか日本がどうにかなっちゃいそうだよ助けて抑止力。
あとキャスター以外の参戦サーヴァントに関してはわかるようになってるっぽいです。
秀吉(中国大返し的な意味でライダー)とか光秀(アーチャーかガンナー)
といった帝都聖杯奇譚に関係ないサーヴァントの解説もあるぞ。
アーチャー:織田信長
セイバー:沖田総司
セイバー?:坂本龍馬
(解説で胡散臭いとの記述あり)
セイバー?:宮本武蔵
(あの剣豪武蔵なのか不明との記述あり)
キャスター:ぶっちゃけ考えてないとのこと
バーサーカー:見た目は二十代半ばの筋骨たくましい偉丈夫だが明らかに目がやばい。
巨大な槍を振るう狂気の英霊。
帝都に降臨して元気に虐殺パーティーを繰り広げるバーサーカーの鑑。
ライダー:見た目は少々とぼけている雰囲気の二十代半ばの青年。
傍らには常に謎の美女が寄り添っている。
ノブに並ぶくらい有名なサーヴァント。
ランサー:槍の宝具はないがその超絶的な技のみでランサーたりえている老人。
素手でも強く、その槍はまさに「神槍」。いったい何書文なんだ…。
ちなみにこの人を使いたいと偉い人に直談判したらあっさりOKもらえたそうな。
アサシン:陸海軍の良識派を切って回った暗い目つきの浪士風の男。
人質作戦でランサーに槍を捨てさせて調子に乗って襲いかかるも素手でボコボコにされる。
真名が判明してないのも居ますがヒントから判別できそうな感じ。
バーサーカーは森長可とかだったりするのかな?
他にも色々と載ってるので気になる方は是非とも自分の目で確かめてみるべし。
いつもの経験値さんの描き下ろしに加えて型月ファンの心を刺激するステータス表。
更には帝都聖杯奇譚の用語集と意外にもがっつりと掲載されてて面白かったです。
神性「せっかく汚名返上しかけたのにもうやめてくれよ…」