漫画版『Fate/Apocrypha』第31話感想 アストルフォを滅茶苦茶にしたいから聖杯大戦に参加したセレニケさんの欲望が解き放たれ爆発する
ぷんすかアストルフォとジークの決意
空中庭園に集ったサーヴァントたちにとは別の戦い。結果的に生き残ったとはいえ命を落としたジークだが彼はやりたいことを明確に見定めてホムンクルスたちを助けたいと決意を口にする。彼の身を案じるアストルフォは怒ってたけどそんなジークを見て微笑んじゃうのであった。ジーク君にはよわいアストルフォなのだ。激おこマスター・セレニケさんの欲望
ジークの決意の道に現れた障害。ユグドミレニアのみなさん陣営の危機に頑張っているのにこんなところで遊んでいる場合かー!本来は彼女の家系は色々と冷徹に処理するのが鉄則なのだがセレニケさんはご覧の通りである。自分が嗜虐心を満たすための令呪の無駄遣い
聖杯戦争において令呪が重要なのはみなさんもご存知の通り。やろうと思えばジークを自分の手で仕留められるのに、このような演出に使ってしまう。すべては自分がそうしたいから。アストルフォを滅茶苦茶にしたいから。本人的にはまあ楽しけりゃおっけーなのである。最悪だな!セレニケさんの黒魔術がジークの動きを止める
欲望を優先したマスターですが、彼女の場合は能力もあるからたちが悪い。彼女は間違いなく優秀な魔術師。問題はその加虐趣味を優先する性格にあるのだ。その能力を一族のために使いなさいよ一族のためにー。絶頂の瞬間を目撃することなくさようならセレニケさん
黒魔術の家系、衰退したアイスコル家に生まれた優秀な才能が無駄に散る。ここは戦場なんだから趣味にばかり没頭してちゃだめですよね。相手がモードレッドではどうしようもなかったけどネ。消えたとはいえセレニケさんの令呪の命令に抗うのはけっこう大変。目の前で苦しむ恩人を助けるためにジーク君の行動とは?俺がマスターで君がサーヴァントだ!彼の成長はまだ始まったばかり…ジークくんはマスターとなって聖杯大戦を戦っていくことになるのであった。
今回はアストルフォの表情に力が入ってそうな素晴らしきコミカライズでした。
ⓒYuichiro HIGASHIDE/TYPE-MOON ⓒAkira ISHIDA
ペロニケさんお疲れさまでした