漫画版『Fate/Apocrypha』予告編感想 東出祐一郎さんのソースを石田あきらさんがコミカライズして「誰が誰を喚び出したか」が明らかになっている!
ですが、予告漫画と侮ることなかれ!
— 石田あきら@まおゆうコミック完結! (@Akira_Ishida) 2016年5月25日
この予告ではアポクリファファンにとって長年の謎だった「誰が誰を喚び出したか」が明らかになっているのです!!
ソースは東出さんに直接聞いたので間違いないはずです! pic.twitter.com/zJjwdNASXh
というわけで予告編ですけど、コミカライズで明らかになる新情報にびっくりした。
予告編ということで聖杯大戦のサーヴァントとマスターがシルエットで顔見せしてくれるんですが
そこでアポ本編では事情があって活躍できなかったマスターたちも登場していたのだ。
これより紹介するマスターは時計塔が用意した戦闘特化の魔術師たちだぜ!
カルナのマスター、フィーンド・ヴォル・センベルン。
このシルエットに加えて消去法と背景の時計塔から考えても間違いないかと。
時計塔から聖杯大戦に派遣された魔術師のエリート。実力も申し分ない。
警戒もちゃんとしてた、防護魔術もカンペキだったけど、まあ相手が悪かった。
でも結果的に見ればグレートラッキーのマスターで良かったねと言える。
でも堂々と出陣した彼が聖杯大戦に参加する前に敗退していたというのは汚点に違いない。
彼の家にとっても恥ずかしい事であったため物語の終盤に色々と動きがあるのだ。
代わりに息子がとある教室で頑張ってるけどそれはまた別の話。
スパルタクスとアキレウスのマスター。
この特徴的な姿は見間違えるわけもない。ペンテル兄弟だ。
ヒゲのあるほうが兄です。通称「結合した双子(ガムブラザーズ)」
そして獅子劫さんと一緒に仕事をしたことがある。
魔術刻印を分割継承している変わり種ですけど、それによって力を発揮するタイプの魔術師だとか。
アポマテには兄弟やられ役のセオリーみたいなの書いてあったけど
それすら披露することはなかった悲劇の兄弟。ちなみに姉妹のほうのペンテルは可愛い。
アタランテのマスター、ロットウェル・ベルジンスキー。
こいつも特徴的だからわかりやすい。通称「銀蜥蜴(シルバーリザード)」
頭を除く急所のほとんどを銀の鱗に変換した皮膚で守っているからこその呼び名だ。
ペンテル兄弟と同じく、獅子劫さんとは一緒に共闘したり敵対したりを繰り返す間柄。
もうこれだけでも只者の魔術師じゃないのはわかるんだけど相手と用意されてた罠が悪すぎた。
動物に執着(主にトカゲ)しているのでアタランテとの組み合わせも納得。
シェイクスピアのマスター、ジーン・ラム。
属性は風。「疾風車輪」の二つ名を持ちチャクラムを武器として使用する。
アポマテでも「そのまんまだなお前」とか言われちゃう悲しい女性マスター。
フリーランスの魔術師だけど腕前は間違いなく一流とのこと。
ビブリオマニアで、イヴァン雷帝の書庫を探していたという設定があるんですよね。
だから彼女がシェイクスピアのマスターだと思ってたこともあったけどビンゴだった。
フリーだったけど色々あって親族がとある教室で頑張っているのだ。
おまけ
数秒間だけはジャックちゃんのマスターだった男。みんな知ってる。
けど、まるでこれからジャックちゃんと共に活躍するみたいな装いに反応せざるを得なかった。
この人こんなにカッコつけてるけど…いや、言うまい。
というわけで石田あきらさんによる聖杯大戦、6月26日より本連載ですよ。
上記で紹介したマスターの出番は一応まだあるぞ。
今度出てくるときはたぶん紅茶でも飲みながら楽しく談笑してるでしょう。
アポクリファ新連載のコンプエースの表紙は武内崇さん描き下ろしのジャンヌ・ダルクとのことです。
いつものようにアンケート送らなければなるまい。
来月からプリヤ目当てで購読してるコンプエースに楽しみが増えるのは嬉しい