漫画版『ロード・エルメロイII世の事件簿』第20話感想 兄上が不在なので代わりに魔術師の陰謀を暴くために始まるよレディ・ライネスの事件簿
レディ・ライネスの行う現場捜査
しかしながら有力な情報は得られない。そんなものが残っているなら話は簡単なんですが…相手も魔術師なわけで、まあ真犯人も…色々と準備しているということですね。そんな時だった…彼女が事件現場でとある物を見つけたのは。
灰
この灰がね…この灰がね…この灰がなあ…うん。ともかくライネスはしっかり回収しておく。
考えがまとまらないライネス
慣れないことはするものではありませんね。それでも彼女はしっかりと保険は掛けてあるのだ。ベットでゴロンとして思考しているライネスちゃんも可愛い。そしてグレイとちょっとしたティータイムの時間を設けて、ライネスが考えを口にしようとしたら予期せぬお客様の到来である。わざわざ容疑者に会いに来る人は何が目的なのか?イゼルマを一緒に崩壊させようぜという共闘のお誘い
ミック・グラジリエ。時計塔呪詛科に籍を置く魔術師。とある人物からスパイの依頼を受けてイゼルマにやって来たが、予期せぬ事件が起きたけど丁度いいからぶっ潰そうぜという話を持ってきた。真犯人?興味ないねってスタンス。これだから魔術師は!でもまあ本当にイゼルマ崩壊させてバイロン卿も力を失えば容疑者だの真犯人も関係なくなる。しかしながらミックにはある呪物を手に入れたいという目的があったのだ。とある幻想種の血が混じった呪物………うん…天文学的な値段がつくやつ…だね。
ともかく詳しい話を聞く前にライネスは断ってしまうのであった。彼女が真実を知るのはもうちょっと後なのだ。今の彼女は真犯人を探すのに忙しいのだ。そんな時、彼女はあることを閃く。
事件が起きる前の黄金姫の足跡を発見
そしてトリムマウが追跡可能だという。ようやく手掛かりを見つけられそうな展開に喜ぶライネスちゃん可愛い。彼女は手掛かりを得るために、誘われるように、森の中に入っていくのであった。ライネスちゃんが頑張る回でした。余裕のない姿が儚げで守ってあげたくなりますよネ。
ぶっちゃけイゼルマ側にとっては真相なんてどうでもいいというが魔術師世界の闇。