漫画版『Fate/Apocrypha』第4話感想 かつてアインツベルンの背が見えるとこまで辿り着いたムジークさん家のゴルドがジークフリートを召喚して聖杯戦争に挑む
コンプエース2016年10月号より
黒の英霊だよ全員集合!
まあ正しくはアサシン不在なのでしてないけど細かいことはいいのだよ。
今回は黒の陣営たちが集まっての顔合わせと真名の開帳による自己紹介である
というわけで半数以上がFGOでもお馴染みとなったサーヴァントたち。
小説1巻を読んでいる頃はソシャゲにこんなハマるとは思ってなかったファンも多かろう。
FGOにはまだ未登場のケイローン先生とアヴィケブロン先生。
ケイローンはイアソンとかアキレウスの教育者としても有名だ。
アキレウスもそうですけどケイローンが七章目前まで来ても実装されないとは思わなかった。
黒のキャスターは名前を聞いても誰だって思ったのも懐かしい。
改めてこうして見るとキャスターとしては正統派に過ぎる。
…そう彼は正しく魔術師なのである。と、意味深な発言をしておくのだ。
漫画からの人は彼の活躍にご期待下さい。
そんな流れの中でみんなの前での自己紹介を断ったのがジークフリートを召喚したゴルドさんである。
作中でも説明されていましたが当然それは弱点を知るものを減らしたいからである。
とはいえ一人だけの強気な特別扱いに仲間内のマスターからも不満が出る。
この手のチーム戦でセイバーを召喚してそれがジークフリートというビッグネーム。
マスター本人も能力は低くない魔術師とくれば少しばかりゴルドさんが高圧的に振舞うのも仕方ない。
判断は悪くないけど致命的に間違えてしまったのがサーヴァントとのコミュニケーションである。
ゴルドさんはジークフリートとのコミュニケーションを早々に打ち切ってしまったのだ。
ろくすっぽ意思疎通もせずにいきなり「宝具を使うとき以外は口を閉じてろ」とは流石にあんまりだ。
普通の、それも三騎士クラスのサーヴァントなら大抵は怒ると思われるが
ジークフリートはこれを了承してしまったのである。
これが後に大きな問題になるのだがゴルドさんの変化を考えれば結果オーライではあるかもしれない。
漫画からの人はなんだこのオッサンと思うだろうが長い目で見てあげよう。
黒の陣営は着々と戦闘準備を進めているが戦端が開くのは予測できないところで起ころうとしていた。
聖杯大戦でルーラーとしての役目を担うことになったジャンヌ・ダルク。
それを排除しようと赤の陣営が動き出したのだ。
うむ、それにしてもジャンヌの胸がすんごくて大変よろしい。
赤の陣営から差し向けられた刺客はなんとカルナさんであった。
黒の陣営だけでなく赤の陣営も文字通りランサーが一番槍。
送り込むのがマハーバーラタでも名高いインドの大英雄とかいきなりの本気すぎる采配。
ゴルドさんもホムンクルスからこの話を聞いて戦いがついに大きく動き出す時が来た。
というわけで"黒"の七騎と"赤"の七騎が果てもなく戦い合う最大規模の聖杯戦争。
その戦端は次話よりついに開かれる。次回は戦闘シーンがとても楽しみですよ。
敵陣営のアサシン・・・アサシン?