【Fate】逸話を聞くとお世辞にも良い王様ではないとなるコンホヴァル

フェルグスの叔父貴は「反骨の相」持ちだもんね

幾ら愚劣な王とはいえ、討てば状況が良くなるとは限らないしな…。

オルタニキが“自分が見てきた王はだいたいロクデナシ”とか言ってたけどさもありなんって話ですよ

王様が優しくてイイ人だったら話が始まらないし

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だからメイヴに与えられた”王になる”って役割を遂行した結果あんな殺戮マシーンに…

なら他が良いかというと更に地獄になりそうでな

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ちゃんと新しい秩序の道筋を具体的に用意せずに、下克上やら革命やら起こすと、収拾がつかなくなって地獄絵図になる。
歴史が証明していますね！

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優秀で人格者な人が平時に王になったら「そつなく治めました。民もそれなりに豊かで平和な生活を送りました」で終わるからね。
乱世を平定して治世を安定させた、とかだと名君としてフューチャーされるんだけど、もとから平和な時代だと、よほど国を発展させたとかでないと、あんまり評価されない悲しみ。

太っ腹なところもあったりで本気でダメダメな王様という程ではなかったんだが、まあやらかしも多いという感じ

コンホヴァルとクーフーリンってどっちが重要人物扱いだっけ

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「今よりはマシになる」ことより
「もっとヒドくなること」が多数なのが政権交替の常

フェルグスはあまり治世うまいイメージないなぁ
実際どうかはわからんが

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アルスターサイクルという物語の重要人物という意味なら主人公格のクーフーリン
立場は王様であるコンホヴァルの上だが

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貴族社会を否定してロシア帝国を打倒し、民を平等に扱い豊かにすると謳う共産主義を掲げてソビエト連邦を樹立したぞ！
我々が人類史上において最も豊かで平和な理想社会を手に入れたのだ！
勝ったな、ふはははっ！

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アムロも言ってたな
「革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」
頭いい奴が良い選択肢選ぶわけじゃないのよな

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「アラブの春」ェ……

愚君とまではいかず、過失も大きいがそれ以上には皆が納得する君主みたいなかんじかな

大奥で語り部さんが「善き王」という言い方をしたのは印象に残っている。
どうしてもニトクリス様の印象が強いが頑張れマッシロイくん！

本当にずば抜けて優秀でガチで公正な人物が王様になるなら、即断性が高くてトップダウンで色々と捗るから、王政の方が民主政治よりよほど国を豊かにしたりするんだけど、そんな傑物が何代にも渡って現れるとか有り得ないからなあ。

一代ですら、実際に現れたら、歴史のバグみたいな超レアもんである。

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女の為に玉座放り出すぜ！フェルグス！
お前の子供はスカウター！スカサハ！
オラ領土寄越せや！オイフェ！
戦争の原因ピロートーク！暴君の見本市メイヴ！
コンボヴァル以外の王様たちがこちらになります

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脱字した失礼
コンホヴァルの方が立場が上

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「国のトップor重鎮」よりはそれこそ
「傭兵・ならず者達の“オジキ”」の方が向いてるだろう

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顕著な例としてはフランス革命かね…
そうして望まれたのが先に絶対権力者と同等の存在の「皇帝」と言う皮肉

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なお結果
お互いがお互いに猜疑の目を向け合う相互監視社会になった模様
少なくとも心の豊かさは求められなさそう

大体この手の英雄譚だと、王様って主人公の足引っ張ったり、障害として立ちはだかったりするイメージ

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理想主義者のインテリはえてして潔癖で、自分達の理想に共感しない人々を愚劣と見下して、どんどん先鋭化していくからね。
先鋭化とは、すなわち自分達以外を排除するということ。

自分達の理想は正しい。
→この理想の正しさを肯定しない者達は間違っている。
→間違いは正さなくては！
→説得を試みたが分かってくれない。
→愚物どもめ！ こんな連中は人間として扱うに値しない！ よし、粛清だ！

規模の大小を問わず、特定のイデオロギーを過剰に尊ぶ連中の間で頻発する話である。

※5255661
アルスター王国の国力高めて、他国に負けぬ軍事力(赤枝の騎士創設など)を築いた名君なのは確かなんだがなぁ
コンホヴァル亡き後、兄貴とかが既に死んでたとはいえ国力ダダ下がりしてアルスター貴族が焦ったりするし
あと何気にキリストがわざわざ天国に連れて行ってるのも彼の重要さを示してる

イアソンみたいな目的に向かって邁進してる時は良いリーダーだけど、王には向いてないって人もいるだろうしなぁ

※5255664

クー・フーリン「サンプルから学習完了！ 王に即位！ 変身、クー・フーリン・オルタ！！」

>>842
スカサハやメイヴに対しての言葉でもあると思う

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平民が蜂起して貴族階級を打倒してみたけど、平民には学が全く足りなくて、国家を運営する能力がなく、無秩序な無法地帯になりました。

そんな話は割とたくさんあるという。

教育は大事。人材は必須という話。

※5255675
その手の連中って不思議なことに
新しく作る方じゃなくて、既存の不満を持っている組織を食い潰す方向に行くんだよね

カラドボルグのやばさが出てくる度に武力方面がそしてメイヴちゃんが先を見るたびに知性としての格は上がっていくから…

※5255672
ギリシャ神話とかも名君のイメージがあまりない気はする。

※5255681

マジな話、民衆の教育レベルが低いと、民主主義はまともに機能しないのだ。
民主主義は国民の投票で代表者を選ぶわけだけど、国民の教育レベルが低いと、それこそ「私が国家元首となったあかつきには、全国民に一千万円を配ります！ それも毎年！」とかアホみたいなことを主張して候補が本当に当選したりする。

財源の有無とか、通貨価値や物価の変動とか、教育が不十分だと、そういうことが思い付きもせず、単にお金がもらえて楽に金持ちになれると思ってしまうわけだ。

嘘みたいと思うかもしれないけど、これを「嘘みたいと思えること」自体が、あなたがちゃんと教育を受けて知識を身に付けている証拠なのである。

ドゥリーヨダナ「コンホヴァルがやられたようだな…」
アガメムノン「奴は王の中でも最弱…」

コンボヴァル王は盾が半端なさそう

※5255681
ジンバブエとか似たようなもんかな
初の黒人大統領になって黒人優遇政策しまくって、白人追い出したらドンドン信用無くなって通貨が紙クズになった

※5255641
無能なトップの不満と文句を言いながら働いてる状態の方がそれはそれで安定してたりするからな
有能なトップが理想ではあるんだけどなかなかね

※5255644
逆に王様が優しくてイイ人でも統治できるかは別問題なんよな

※5255641
徳川家を滅ぼさずに、近代的な新政権、体制を整えることができた明治維新って改めて凄いよな

※5255684
原典でも先陣きって数百人の敵兵倒せる実力者だからなぁ、コンホヴァル
兵を率いる戦争でもフェルグス以外には基本負けてないから、将軍としても有能

※5255658
そんなロシア革命を賞賛した日本人もいるのですよ。石橋湛山といって戦後自民党の総理大臣になりましたけどね(笑)

※5255681
まあ教育が足りてる側である貴族階級がわざわざ平民にそういう学やノウハウを与えるはずもないから大体そうなるよね
それでヘイト溜めて殺されたんじゃ世話ないけど

※5255695
トップが有能過ぎると下が育たないなんて問題も発生したりするから難しいものだ

※5255698
いろいろボロクソ言われることも多いし実際ダメなところもあったけど、世界史全体で見たらだいぶマシな方だからなぁ、明治維新

※5255649
それな、ただそういう平時名君も先代先先代からの土台あってこそなんだけどそれらも埋もれがち

※5255675
人は行動が結果に繋がらないとどうしても焦るからね
ある種の自己防衛本能とも言える
…それを乗り越える、もしくはそれに陥ったとしても自分の中で完結してれば良いんだけど

※5255651
何というか、気心知れた参謀役がいて団とか集落のボスならいい感じなんだけど。王には向かない感じなんだよなあ

※5255695
働いてられるレベルの無能ならそうだけど大体の場合において王にとってはただのミスでも民衆にとっては死亡案件だったりするからなぁ

クー・フーリン（クランの猛犬）と呼ばれるようになった逸話を見ると、彼自身の義理堅さと責任感ある人柄が分かると同時に、そもそも彼が遅れてやってくることをクランに伝え忘れていた王様が悪くない？って思うところもある

※5255641
少なくとも何百年、何千年と続いてるなら良し悪し関係なく歴史としてはそれが「正しい」証明だからな。
その土台なくして一から作り直す！って言ってもじゃあその基盤どうすんだってなるのは当たり前だし。そもそも誰かの屍の上に培われた土台とか自分もその土台の一部になりそうで信用出来ん。

※5255641
状況は千差万別
人間って色々な面があるのは当たり前
それが王ともなれば、批判や陰口言われても選ばれた強味がある
その強味の部分を補える人が国にいない訳だから
そりゃあ苦労する
皆何かしら気付いて無い部分で意外な強味があるものだし

※5255694
今年の大河とかまさしくそれだけど、革命後の未来を決定づけるのは実務能力者の有無

コンホヴォルはいろいろあれだけど人気で選ばれる程度にはいいところもあったんすよ

武力も政治力もカリスマ性も高レベルで纏まってるし、赤枝騎士団の象徴にしてカラドボルグの一撃すら防ぐ大盾オハン、魔剣ゴームグラスなどの強力な宝具も数多く持ってるなど能力は高いんだよこの人
ただ私欲や性格の悪さが露呈した時に致命的な失敗をちょくちょくする欠点あるのは確か

※5255712
あの時兄貴はマジでほんの子供だったからな
太陽神ルーの幼い息子が王のうっかりで犬に食い殺されてた可能性があったという
食い殺されずに逆に絞め殺したからこその英雄なんだがそれにしても…

※5255664
英雄比べで審判した魔法使いのクー・ロイ王は賢王だろ！
なお後に女関係で嫉妬してクー・フーリンが人間不信になるレベルのやべー嫌がらせした結果殺される模様

時々出てくる「クーフーリンは基本どんな命令も聞いてくれる優良サーヴァント」という意見
原則間違ってないと思うけど、言葉通り受け取ってしまうと兄貴が嫌う理不尽で傲慢な王の姿そのものだというのは念頭に置くべきだよね
言峰は極端な例だけど、誇り高い戦士であることを忘れちゃいけない

※5255723
やらかす時のクズムーブがあまりにも酷すぎるっていうか
ムスッコが叔父貴を止めてなきゃ多分オハンごと叩き潰されてたし

普段は気前良く分け与えて仲裁も出来る賢王やるけど
やらかす時は徹底的にやらかすから評価が難しいコンホヴァル王

相手を見定めた上で主として仕えるに足る相手だと判断して仕えるのも、能力や人格に関係なく主であるから仕えるのも、どちらも忠義で間違いないからな

※5255641
逆説的に「愚劣な王を討てば良くなる!!」と言う発想が大多数になるくらい統治機構の信頼が失墜していたり不満が溜まってるから反乱とか革命が起きると言うことでもある

※5255749
兄貴も躁鬱気質でクラスが同じでもその時々で出てくるクー・フーリンの性質が変わるって設定だしコンボヴァルも二面性がアルク設定になるのかもしれん

※5255744
マッハを怒らせた事による大衰弱の呪いとディアドラを強引に手に入れようとした事によるフェルグスを筆頭とする名だたる戦士達の離反が無ければコノートとの戦争とか圧勝だっただろうにね

※5255698
岩倉遣欧使節団に行った大久保が実務に強いからという推薦で
若干いやいや連れて行った元幕府官僚たちが本当に有能すぎたので
もう全部幕臣でいいやって思いながら日本に帰ってきたら
ただでさえ少なかった薩長土肥の政治家や官僚をさらに遣欧使節で2つに分けたため
政府の仕事が全然回らなくなって困りぬいた留守役の西郷が勝手に元幕臣や幕府側の藩の人間
牢屋に収監されてた人たちに恩赦配ってまですでに実務官僚にしまくってた

一説には「薩長のトップの下は全部元幕臣」状態になった大久保復帰後の新政府で
留守居側と遣欧使節側の激しいポスト争いが起って西郷下野という話も

※5255681
ボツワナが上手かったのは王位を継ぐ王子様が英明で、オックスフォード大学卒の超インテリだったことだね
白人の官僚ともうまくやりつつ切り抜けた

※5255690
もっとレベルが低いと、たとえ「国民の人権を剝奪します！それで国が良くなります！」と豪語してても選挙に通る。
国民が「人権」の意味を理解してないから。

※5255656
約束や戦士としての道理を政治パワーバランスより優先するので向いてる方ではないのは確か
頭は柔らかいし政治感覚はあるんだがあった上でそれより大事なものあるだろって言うタイプ
フェルグスは企業で言うと社員受けが良くて株主受けが悪い社長
コンホヴォルはよく不祥事よく起こすけど会社をコンスタントに成長させる社長

マジレスするとコンホヴァルが優れた王というのは、物語上の行いではなく、アイルランド社会で求められた王という役割をよく果たしたと考えられたから
コンホヴァルが間違った判断を下さなかったと言われるのはそういったことやね

※5255644
賢王として国をおさめたベオウルフとかもいるけど作品人気低かったという悲しい結果があるね…

※5255658
革命政権の基本やな＞敵対勢力を潰すからの相互不信

※5255750
ドナルドキーンだったか
名君に尽くすのは当たり前なので忠義ではない、暗君にも尽くせるのが真の忠義とか言ってたな

>>808
諸悪の根源ではないが
スカサハはクー・フーリンの最後を知っていた伝承通り千里眼で未来を見れる
送り出せばどうなるかは知っていたということ

※5255701
（笑）を付けて語るような人物ではないと思うけど

※5255763
アル中の初期症状が見受けられますね

※5255658
その思想はまだ今の心身共に弱い人類には早すぎる……

※5255888
実際、フェルグスは、ノイシュの里親、クーフーリンの教育係、コナルなどの有力者と友情があったりと赤枝内の支持がめちゃくちゃ高いからなぁ。コンホヴァルも支持はされてたが、(兄貴、フィンタンの影響力が高まって)アルスター王国の三分の一しか領土を持てない時期があったし、フェルグスに対して警戒してただろうね

※5255705
植民地化防いで列強と並んだだけでも賞賛ものだわ

※5255659
はじめは理想のリーダーになると見込まれてた奴が後から粛清おっ始めるとか普通にあるしな

他人のせいにして持ち上げるのは型月の十八番じゃん
エレシュキガルの件だって擁護しようのないくらいネルガルが悪者にされてたし
これに限った話じゃないでしょ

※5255894
じゃあ名君の類いに入れていい人物ということかな

※5255664
コンホヴォル→頭の中に爆弾が
フェルグス→暗殺
スカサハ→御存命
オイフェ→（たぶん）御存命
メイヴ→チーズでヘッドショット

まぁね、あの時代の王様が碌な最期を迎えないのはほぼデフォみたいなもんだな…

※5255704
俺の知る限りで最も理想のトップは任天堂の岩田社長なんだけど
亡き後も任天堂は任天堂のままだったから本当にできるひとは後継も育ててるんだなって

※5255942
中国もだったかな？「忠臣物は暗君が上だからこそ成り立つ」とか言われてたような

※5255782
慶喜の大政奉還の狙いはそれだよね
承久の乱以降、朝廷に政治の実務能力なんてないし倒幕連中の能力なんてたかが知れてる
自主的に政治をする権限を手放して、倒幕の大義名分を無くしてでも実力と実務能力のある幕府は無視できないから天皇側から頼らざるおえない状況にしようとした

まぁ慶喜が朝敵認定にビビって台無しにしたけど

※5255664
りょ、領土寄こせは王としてそこまで間違ってないから……

※5255663
死ぬまでずっと優秀ならまだいいけど秀吉とかみたいに晩年は劣化する場合もあるからなぁ

※5255641
フィクションみたいに都合の悪い何かや悪者だけを消してキレイさっぱりからの再出発とはなかなか行かないからな
あちらを立てればこちらが立たずが人の世の常