【Fate】不死というのは死と同じくらい、人間には理解不能で怖いものなのだ

不死は理解不能…そうだよな…俺も時々パイセンが分からなくなる…

無限の命は命ではないって電光超人が言ってた
限りある命の力は凄いとも

確かに、ORTのあのデタラメな命観は理解不能で怖かった
殺しても機能停止するだけで、部品を埋めれば復活して動き出し、完全に消滅させても英霊の座を学習して無限に自分を召喚してくるとかマジで意味不明すぎて怖かった

自分というゴーストが脳に宿っているなら、もう全身義体に替えてしまいたい

日本で不死ってことはその間生きるために働き続けるって事だからな
老いないなら年金もない　やっとれんよ

人が完全な不老不死やそれに近しい不老長寿を手に入れた場合、精神の方が先に擦り切れるか或いは100年程度の記憶しか保持できないのどちらかだとは考えてる
ただ何かしらの強烈な目的や使命感(数百～数千年後に来る破滅的な未来への対策など)を心の芯に据えているならば耐えられそうとも考えてる

※6258522

だから仙人はまず人間を超越した精神と肉体を手に入れるために修行する。
不老不死に相応しい精神と肉体を先に経てから不老不死となるのが仙人。
ゆえに仙人は不老不死を苦とはしない。

不死がどうこうって言うより、不老不死単品じゃ対抗できないものがこの世にあるのが問題なんよね
大雑把に言っても星が消し飛んだら終わりだし、そういうどうしようもない状況に陥った時死ねないってのもね
生きること死ぬことを選ぶ権利が無くなるって見ようによっちゃ不自由になってるとも言えるし

「老いることも死ぬことも」
「人間という儚い生き物の美しさだ」
「老いるからこそ死ぬからこそ」
「堪らなく愛おしく、尊いのだ」

いや……なったことがないから不死の苦しみも何もぜーんぜんわからん……なった人も見たことないしな……
個人的には案外ぼーっとしながら色んなことをポロポロ忘れて永遠の命を楽しく生きられる人類も出てくるんじゃないかなあなんて

まあフィクションの世界でもマジな不老不死って意外と無いよな
大概普通の人間に比べればすごく死に難いだけ

人によって不死性の認識は異なるよな
死に至る原因ごと排除するタイプの不死なら基本健康体だろうしなんなら食事とかもいらないかもしれない……これはシエル先輩タイプかな
ただ本当にただ死なないだけというか、あらゆる欠損が生命の死に直結しないタイプの不死だとした場合、それは究極的に脳や心臓がなくても死なないということだろうし生命として違和感があるからやっぱり前者の不死が一般的な気がする
もし全てがなくても命だけがある生命が存在する時、それは一体どういう存在なんだろう……

「永遠の灰色より一瞬でも輝くあの七色の方が美しいって」って昔マンガで教わりました

シエルは世界のバグを正せば不死から解放される
虞美人は地球がある限りは存在していそう
一番救われないのは宇宙で延々と孤独なままの火の鳥未来編かカーズの状態

不老不死で長く生きると大切な人が先に亡くなってしまう…とかあるけど
新しい人間関係を作り続けるタイプとか複数のグループに所属し続けるとかだったらどうだろう
大切な人と別れて10年たったらどんな心境になるんだろう
関連する知人がいなくなった時、記憶の正確さは誰もわからない。妄想に侵食されているかも
それはそれとして病や怪我やら災害やらで死にきれないのは嫌だね

現実に不死や不老が実現すればまたきっと世間の考えも変わるんだろうな
どんな名作だとしても現時点では仮定に仮定を重ねた机上の空論に過ぎないのだから

とは言え、一部の人間が手の届かない不死に憧れを持つ気持ちも分かる

んで、その逆にパイセンなんかの不死者が定命を羨ましがるのも理解出来る

一言で言っちゃえば、無いものねだりや隣の芝は青いって事なんだろうな

今やっている王様戦隊でもそんな話していたな
不死は、命の有り難みを忘れてしまうって
だから不死な奴ほど、簡単に虐殺を楽しんでしまうと

不老も不死も考えてる人は皆真面目に考えてる
あらゆる医療あらゆる健康の究極な訳だからこれを絵空事や禁忌としたら
新薬の開発も難病の治療法を探すことも許されなくなる
ただフィクションの悪役や『愚かな人間ども』のように一足飛びに求めないからわかりづらいし理解されないのだろう

自分なんかは、ここ最近で身内の死に目に立ち会う機会が多かったから、目に見えない不死によるリスクよりも目に見えてる死による自己の消滅の方が怖く感じちゃう部分が大きいんよな

だから、今だったら『不死になれる』って選択肢があるんだったら、それが非人道的なものでなければ選んでしまうかもしれんわ

※6258524
不老不死にふさわしい肉体と精神を持つに至った人間にとって、不老不死はいまだ必要と思えるんだろうか。

ところで型月世界の不老不死は基本的に完全なものじゃない事が多い。あのオルトですら最期には同じオルトによって滅ぼされた。
だけど宇宙の終わりまで存在し続けるっぽい本物デイビットとそのパパはコレ型月には珍しい完全なる不老不死ではなかろうか？

不老はともかく不死は碌なことにならないって火の鳥で学んだ。

死なくして命はなく死有ってこそ生きるに与う。死なないものが居たとしてもそれは生きてもいないものだからな。人外になってまで永らえたいか？はもう個人の趣味の範疇。己が人間である事に誇りを持ってるどこぞの少佐とか、クズでいたいって願うベリルとか。

不死身に近い寿命を得たけど、結果としてものすごい悲惨なことになってるケースとして真先に思い浮かぶの、自分は「ゴーストスイーパー美神」のドクターカオスだなあ。　
文字通り不死身に近く、その過程で脳機能を100%活用できるに至った超人なんだけど、それゆえ新しいことを覚えることができなくなってって、覚えようとすると古いことからトコロテン式に忘れていってしまうという。

――そのうち○○は考えるのをやめた

って展開になりそうなので今のままでいいっす

でもやっぱ死は怖い。死ぬことができないのも嫌だけど怖いよ
何が起きるかわからないし

※6258552
それを考えた手塚先生はすごすぎる。まぁ医者の免許はあったからねぇ

※6258532

まぁ、物語的に何しても死なないし何しても傷ひとつつかない無敵で最強のキャラとか扱いにくい以前の話だし……

※6258568
覚者「悟らねば」

群れの生き物である限り人間は孤独が怖いものだから
何か社会がそう言うものと受け入れてくれないと
人の感性のまま、人間社会で生きなければ生きないものとして不老不死はつらいと思う
代々村や宗教でゆるやかに保護されるとかなら穏やかに生きられそう

感性まで人と異なるものになるならありだと思う
ベニクラゲとかとしとると赤ちゃんに戻るみたいな種もあるし

それぞれの宗教観にもよると思うの
仙人の考えがある中国とかだと「また日本の創作の定番の不死否定かーそんなの精神修行不足なだけやろ」とかネタにされてるらしいし

※6258530
ぶっちゃけ考え方は人それぞれとしか言えんもんな。なってみたら意外と全然平気だったわ不老不死、な人が出てきても不思議ではない

そもそも不老不死の話をする時に肉体の不老不死の話ばかりで精神の不老不死の話がされないのがおかしく、真の不老不死ならばまず精神こそが不老不死である筈
…なので真の不老不死は第三魔法でもなければ実現できないんですね
きのこの世界観は本当よく出来てる

不老不死に懐疑的の意見で腑に落ちたのは
「不老不死になった後で『死後の世界があった』とわかった場合取り返しが付かない。実は死はその後に続く死後世界の入り口であって今の生はチュートリアルだとしたら、永久チュートリアルに残されてしまう」って意見

そうだよなぁ物理法則を超越した不老不死があり得るのなら死後の世界も現実味帯びてくるよなぁって

不死にはデメリットあるけど不老にはデメリット無いよなぁと毎度思う
もちろん不老に成れるタイミングをこちらが選べるという前提ありきだが

※6258530
不老不死を否定する系の作品ってだいたい
・それによって起きる混乱を無視して全人類に押し付けようとする
・不老不死はどうでもいいけど願望機の奪い合いをしてる
・そもそも生かしてたらアカン奴がなろうとしてる
のどれかだもんなあ。「道徳的良くない」みたいな話にはなっても、個人が誰にも迷惑かけずにこっそりなってる分には(ソレによる苦労はあれど)文句は無いもんな。

※6258623
型月世界だと肉体と精神と魂は相互に影響するから問題だけど、現実的には肉体(脳)が不老不死になれば精神も不老不死になるのでは？と思う。ただし、固定する肉体年齢による影響とか、「そもそも悠久の時を過ごした人間の心はどうなるのか」という知見が存在しないので、予想外の問題が起きる可能性は否定できない。

自分だけが不老不死になったら、誰かと結婚したり子供作るなんてできなくなると思う。相手や子供が年老いて死ぬのに自分だけが老いずに生き続けるのは精神的に耐えられない。
人の心を捨てるならともかく

なんだったか凄くゲームだか本だか凄い野心の強い男がいてタナボタというか事故みたいな出来事で不老不死になっちゃうんだけど主人公達に「別に今やらなくても明日がある、明日やらなくてもまた明後日がある・・・・俺の野心が全部萎んでいくのを感じるんだ」って吐露してる場面があった

※6258518
なんなら、無くなった部分に自動で性能増した次世代機関がすぐ生えてくるのヤバくないか？
「このままじゃ勝ち目がない、せめてあそこだけでもなんとか部位破壊できれば！」で破壊したら性能がより上がったのが即座に再生とか絶望通り越してるでしょ、これ。

※6258641
現実で「それ以降は新しいことを記憶できない」みたいな不都合がない都合の良い不老不死を実現した時、脳が無限に肥大してくんじゃないかって気がするんだよな。
脳細胞が壊れないなら忘れることもない、だけど新しい事を覚えられるのだとしたら、それは物理的に脳の体積が……

「俺とお前は二度と会う事もない。触れ合う事もない。けど・・・それでいいんだ」
この作品も20周年ですね

何かのSFで不死者は死ねないので個人の力で復帰できない場合は轢死や溺死に辿り着けずに延々と苦しみ続けるってのがあったな