漫画版『Fate/stay night[HF]』第2話感想 かつて高跳びに挑み続けた士郎をずっと見ていた夕暮れの思い出を大切そうに語る桜が綺麗
自分のものではない記憶を夢で見る桜。
その映像は断片的すぎてよくわからないが、聖杯戦争を作り上げた人たちが居るのはわかる。
服装からゼルレッチと思われる人と話す若き日のゾォルケン。ユスティーツァなどが確認できます。
遠坂永人さんもビジュアルさえ明らかになれば登場していたに違いない。
士郎と桜は台所に立ち、藤ねえはお茶を飲んで朝食が出来上がるまでまったり、これぞ衛宮邸の朝。
桜は料理も楽しければ士郎と一緒にそれが出来ることも嬉しくてニコニコ。
藤村先生も楽しそうな桜を見て我が事のように嬉しそうにするという笑顔があふれる良い朝です。
士郎だけ桜と藤ねえの会話の意味に気がついてないのもご愛嬌。
えっへん桜かわいい(二度目)
前回もえっへんしてましたけど可愛いので何度やってくれてもいい!
いつか先輩を料理で越えるのが目標だという桜。
桜よりも士郎のほうが料理が上手だというのがダメっていう乙女心がもういじらしくていいよね!
今の士郎なら越えられるであろうが、未来のアーチャーは果たして越えられるのかどうか。
良い朝だったが桜は士郎の手にある痣を見て様子がおかしくなる。言うまでもなく令呪である。
そんな桜の様子が気になって放課後は教室まで様子を見に来るも、案の定体調が悪い。
それでも慎二の顔を立てて部活に出ようとする桜はマジ良い子。
家族の関係に口を出すわけにもいかず、さりとて桜をほっておくなど論外。
そこで士郎は桜とお茶をして教室でほっと一息ついてもらうことにしたのだ。
一成のイメージが何か言いたげですが事情を知れば彼もきっと許すであろう。
夕焼けを見つめる桜を見て美人になったと改めて思いを馳せる士郎。
そして思えば桜は一人で居ることが多く友達も居ないと。
桜のことを意識してから士郎さんも色々なことを考えるようになります。
一方、桜は夕焼けを見て高跳びに挑戦していた一人の少年を思い出す。
高跳びの話をするときの桜は綺麗だよ。ゲームの一枚絵もすごい好きなんだ 。
桜は笑いながらかつての思い出を語りますが士郎さん誰のことかわかってないでござる。
少年も跳べるはずもないのわかっていて何度も挑戦した届かぬ高み。
真っ直ぐに挑み続けるその姿が印象に残った。士郎を意識するようになったきっかけ。
丁度、アニメでも凛の記憶という形でオンエアされたのでタイムリーですよ。
4年前といえば士郎も切嗣が亡くなったばかりの頃。
それゆえ、毎日無茶なことばかりやってて高跳びもその一つ。
他にも似たようなこと数多くやってたなら覚えてないのも無理はないよね。
桜を心配して自宅前まで様子を見に来た士郎の前に現れた間桐臓硯
士郎のことを不審者と勘違いして排除しようとするおじいちゃん。
普段は出歩かないのに孫のために行動する。なんていいお爺ちゃんナンダー!
誤解も解けてお互いに名前を名乗り合い事なきを得る。礼儀正しいしこれは良いご老人ダネ。
相手が衛宮の子とわかって色々と聞いてくる臓硯おじいちゃん。
臓硯の読みは当たってますが問題の士郎はちんぷんかんぷんである。
まさか士郎が本当に何も知らない一般人というのは予想外だったのだ。
士郎も養父の事情で色々と注目されて大変である。
そして桜はギルガメッシュに忠告されていた。
あの金ピカが珍しくも今なんとかしないと死ねなくなるぞと助言している驚きのシーン。
そうは見えないけど慈悲深い類の発言である。
どういう意味かは後のシーンでわかるけど…我様に落ち度なんてないんだからっ!
1話に続いて2話もすごいページ数でした。
プロローグはどうしても他のルートと同じ話になるのですが
こうやってページ数増やしてがっつり描写すれば桜ルート特有の話も見られて気にならないですね。
それにしても2話も60ページ超えているとかすごい。
今月号はうちわの付録があります
タスクオーナさん描き下ろしイラストの桜とライダー水着がすばらしい。
えっへん桜が可愛くてたまらん。
次回が待ちきれない、さくらるぞい!