アヴィケブロンの創造したゴーレム、原初の人間アダムとの戦い
完全に倒すためには両足を大地から引きはがした上で心臓の炉心と脳天の霊核を破壊しないといけない厄介な相手。手数が必要だというわけで複数のサーヴァントで討伐にあたっています。戦う聖女の姿が美しい。
ケイローン怒りの弓矢
見ての通り、ケイローン先生はかなりお怒りです。このゴーレムのためにアヴィケブロンがマスターであるロシェを犠牲にしましたからね。その憤怒の表情から放たれる矢の威力は周囲も驚くほどのものであった。アヴィケブロン先生もこの時の罪によって心に影を落としたのはまた別のお話。
一人の夢を持った人間がいて、でもその夢が叶えられることはなかった。突き詰めていえば、ただそれだけの人生だけど、それでも「他人にどれほど妄執と思われようとも、これは叶えるべき願いだ」っていうのが、この時のアヴィケブロン先生の想いだったのだ。
万民を楽園に導くことなく土塊に還るアダム
雲峰の如き巨躯はアストルフォの宝具「触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)」で転ばされ、巌の如く堅牢な守りはモードレッドの「我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)」とジークフリートの「幻想大剣・天魔失墜 ( バルムンク ) 」による攻撃で炉心と霊核を破壊。見事な決着である。この場面における二人の共闘は小説のカラーページでも色鮮やかでしたね。コミカライズの誌面でもカラーページが用意されていて見応えがありました。
戦い終えて辛そうなジークくん
それでも彼は大丈夫だと言うけど、対してジャンヌに男の子大丈夫はあまり信用できないと言うのであった。よくわかってらっしゃるし、ジーク君を男の子って認識しているジャンヌが良きかな。
祈りをささげるジャンヌ・ダルク
アダム倒した後に祈りを捧げるジャンヌとそれを見て美しいと思うジーク君。しかし彼はそれを同時に痛ましいと感じるのだ。言葉には出さないけどジーク君がジャンヌを良く見ているいるのが分かるシーン。ジーク君の成長と彼の中でジャンヌの印象が強くなるシーンをこうしてコミカライズで描写してくれて良かった。石田あきら先生の描く『Fate/Apocrypha』の漫画版でも素敵な聖女ジャンヌとジーク君が見れて管理人も嬉しいです。
アポコラボ復刻待ってますよアヴィケブロン先生!!!