Fate/stay night (17) 西脇だっと
2012年01月15日 16:25 Fate
少年エースで連載中のFate/stay nightのコミカライズ。
右はアニメイト特典のミニ色紙。アーチャーが凄い威圧感を放ってますね。
この巻で士郎とセイバーの関係とか10年前の真実が明らかになっていきます。
10年前と言えばFate/Zero。
本作の帯にもTVアニメの2ndシーズン(2012年4月)のことが書いてありますね。
あんなところでで引っ張られたあちらも楽しみで仕方ありません。
ギルガメッシュと激突したセイバーと士郎は更に絆を深めちゃいます。
二人がいよいよ結ばれるのですが、ここはアニメよりもちゃんと描写されてます。
原作には及ばないものの、もう事後ですよこれは。
アーサー王の頃から個人ではなく立場を優先し、自分は正しさの奴隷のようなものだった。
でも一皮剥けば年頃の女の子そのものなんですよね。
セイバーは今までも可愛いけどここから更に可愛くなりますよ!
その後、相談のために教会へ出向いた士郎が見たものとは子供たちから苦痛を抽出するシステム。
彼らは士郎と同じ10年前の火災で孤児になった子供たちです。
その間ずっとギルガメッシュに魔力を供給するために生かされているというなんとも惨い環境。
この礼拝堂の地下墓地のシーンを描写してくれたのは良かったですね。
こんな惨い状態に至りながらも生かされているというのがしっかり描かれています。
ランサー登場。なんとも悪い顔をしておりますw
そういえば真じろうさんのZeroコミカライズでもランサーは悪いというか修羅の顔をしてましたね。
そしてゲイボルグでまたもや貫かれる士郎
初期の頃からここまで致命傷を負いまくりです。
アニメだとぼかしていたりアッサリしてるのですが、漫画はもうザックリとズバズバ行きます。
アヴァロンの性能を知っていてもよく生きてるなと思っちゃいますねw
士郎の信念を揺さぶるシーン。
10年前の大災害の被害者だけでなくアーチャーも出てきて苦しめます。
こういうゲームとは多少違う展開は新鮮さが感じられて面白いですね。
作家さん自身の解釈というか作品に対する愛というのは見てみたいなーといつも思ってます。
聖杯を目の前にしても自分の考えを曲げない士郎のシーンで17巻は終了。
いい所で終わりますね。
この巻は基本的に原作に忠実なストーリーでした。
その中で教会の孤児たちを押してきた演出は素直に面白かった。
次の巻は聖杯を手に入れるための契約をしたセイバーがどのような選択をするかという場面ですね
原作でも苦しめられた人が居るであろう、あのシーンですよ。
自分も凛に浮気してしまったクチでして(笑)
アーサー王の物語も少しだけあります。
星占いのエピソードをこうやって持ってきたのは面白かった。
あとはモードレッドが謀反を起こした顛末ですね。
そしてモルガンが可愛くない(笑)
モルガンが可愛くないww