漫画版『Fate/stay night[HF]』第15話感想 言峰さんの語る「反英雄」「衛宮切嗣」「始まりの御三家」の流れで遠坂永人さんのお姿が
ヤングエース2016年8月号より
言峰さんによる反英雄と切嗣がどんな人間かという語り。
士郎は言峰さんのとこに話を聞きに来たのだが生き方にまで言及されているのだ。
曰く、士郎に、お前のような生き方は反英雄のソレだと。
その後に反英雄が「度し難い殺人者」と表現されれば怒るのも無理はない。
もしもなってしまえば痛いほどにわかるであろう表現だよね。
そして正義の味方になりたいのなら聖杯の力で英雄にでもなってみるかという問いへ。
聖杯を使うつもりのない士郎はこんな甘言など意に介さず返答。
願望機という存在を前にしても欲のひとつもわいてこないって相当なモノである。
言峰さんもそうだが人並みの願いを持つ人間からするとまったくもって面倒な二人である。
そんな二人の会話を上の方でしっかりと聞いている謎の金ピカ。
酒も手にせず大人しく聞く体勢とはこの人も興味津々ですね
よく見ると他のページのコマにもチラッと姿が見えて笑ってしまいましたよ。
目の前で死なれた女の話へ。
深い話はもう少し先になるが治癒魔術を学んだ理由がZeroとは違うのじゃ。
そして始まりの御三家への語りに。
さり気なく遠坂永人さんの姿が出ているもんだから驚いた
ゾォルケンさんはイケイケだった時期だからかしっかりと貴族っぽい格好でキメている。
ちょっとこの招き入れられた当初の会話劇とかとても見たいなーと思う。
具体的にはユスティーツァとの出会いの件をね。
そしてそのユスティーツァとゾォルケンに協力を求められて参入した遠坂永人さん。
魔術の才能は娘のほうにあったらしく、大聖杯作成には娘のほうが力になったらしい。
無の境地を経て根源に触れようとしていた。
隠れキリシタンという設定的にはこの落ち着いた姿が合っている気がしますね。
ふむ、ちょっと奈須きのこ先生が言及していた遠坂永人さんの人柄についておさらいしてみよう。
>旅先で出会った学生は、凡才で冷血で躁鬱の気があり犠牲をかえりみない性格だったが、
>そんな性格のクセにゼルレッチでさえ「おいおい、おまえさん病気か?」
>と困ってしまうほどの「善い未来予想に殉じる」スーパーいい人なのだった。
TYPE-MOON Fesパンフ一問一答より
確かにそれっぽい見た目はしている。このお姿が公式でなんらかの言及があれば確定か。
UBWのBD-BOXのブックレットでアインツベルンの謎を解き明かしたのもあるわけで
始まりの御三家についてどんどん明かしていく方向なんですかね。
劇場版HFの円盤が出た時もブックレットが楽しみですねこれは(気が早い)
聞くべきことを聞いて外で待っていたセイバーと合流する士郎。
なのだがセイバーさんが言峰さんが協力的だったという事実にとても懐疑的。
信用ないけど致し方ないよね神父さん。
ムッとするセイバーさん可愛い
少し遅くなったけどお互いに一緒に闘おうという誓いを交わす
こんなシーン見せられたら…後が辛いじゃないですか。
まだ聖杯戦争は始まったばかり。異質の物語の幕開けは近い。
というわけで設定だけで存在感を放ってた遠坂永人さんの登場でした。
この時期にビジュアルが公開されるというのは始まりの御三家の謎を全て解き明かすためか。
それともこの人がFGOに登場しちゃう予定なのかと色々と妄想してしまう。
10年前から気になってた御三家の設定が明かされるなら読まずにはいられない。
劇場版HFの公開も含めて楽しみにしておこう。
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