漫画版『ロード・エルメロイII世の事件簿』第22話感想 出会い頭に解体しよう双貌塔の神秘!バイロン卿キレた!
ライネスのピンチを救いに来たロード・エルメロイII世
小説でもドキドキしながら読んでたところにⅡ世が出て来た時の安心感は凄かった。ライネスも内心では早めに駆けつけたばかりか現場の状況を見ても一切の疑いなく自分を守ってくれる兄の姿に感激している。これは誰だってそうなるさ表情には出さないライネス可愛い。事件を預かると言い出したロード・エルメロイII世に待ったをかけるバイロン卿
エルメロイII世が信じているといっても状況証拠だけ見ればライネスは怪しすぎる容疑者。いくらロードの言葉とはいえはいそうですかというわけにはいかない。時計塔に君臨するロードの言葉でもダメですか。それじゃあエルメロイII世らしいやり方をしましょうか。おっと動揺してますよバイロン卿
魔術の話になると饒舌になるロード・エルメロイII世
隠すつもりはないのでしょうという言葉からのこの解体ぶり。そりゃあ普通は見ただけでここまでやれない。バイロン卿の顔色がどんどん変わっていく!そりゃあ当然というか、他所の魔術師の多いこの場所で分かりやすく解説なんてされたらたまったもんじゃない。やめ…やめろ…やめろ…。やめろめろめろやめろめろ!
時間制限付きの猶予をもらったエルメロイ
ほとんどチェックメイトの状態からからここまで持ち直したのは流石と言うべきか。それだけ魔術師にとっては許しがたい方法で揺さぶられたわけですが…まあ相手はエルメロイに喧嘩を売ってきたのだから仕方がない。流石にエルメロイII世も意図的に魔術の解体なんてやりませんよ危険ですからネ。言ったそばからまた看破してるエルメロイII世
しかも相手は橙子さんである。怖いもの知らずもここに極まれり、魔術の解体は無意識の行為だから仕方がないのです。それに彼にも彼の考えがありますからね。橙子さんの口からエルメロイとはちょっとした縁があると聞けるのも面白い。事件捜査に乗り出すも疲れ果てているエルメロイII世
見えないところで彼も苦労しているから仕方ないのだ。時間制限もあるから頑張っているし操作もサクサクと進んでいる。化粧が魔術という話も解説されてますが、長くなるのでコミックで確認することをお勧めしますよ。そして最大の謎である最初の殺人事件の疑問…黄金姫は本物だったのか?
疑うのは当然なんですよね。何せあの魔術師がいらっしゃるのですから。
おっ?痛んだ赤色じゃないか!(アヴァロンで無敵状態)