漫画版『Fate/stay night[HF]』第3話感想 動き出す物語と人間関係、お互いに意識しているのにぎこちない凛と桜の会話がもどかしい!
原作が世に出てから幾度となく様々な媒体で描写されてきたこのシーン。
やはり気合の入れようは半端ないですね。このコミカライズでも見開きカラーで引き込みます。
そして運命の夜を迎えた士郎はその日の一日を振り返る
という構成で朝のシーンから3話が始まります。いつもながら工夫を凝らしててスゴイと思う。
久しぶりに悪夢を見て昔のことを思い返す士郎。
子供の頃は悪夢にうなされる事も頻繁にあり、そのたびに藤ねえは気を使ってくれてたのだとか。
それゆえに現在も士郎に起こる微妙な変化に敏感に反応できる美人教師。
これは藤ねえルートも3秒でゴールできるわけである。
士郎がうなされることがなくなると家を空けることが多くなった切嗣。
半年に一度しか会えなくなる時もあったが、それでも士郎は幸せそうに思い出を語る。
もしも切嗣に運命が味方してイリヤを連れて帰ってこられたとしたら
その幸せの輝きはよりいっそう眩く尊いものになったのだろうか。
ところでそんな事になったらアインツベルンはイリヤに代わるマスターを用意するんですかね。
イリヤがアインツベルンのマスターと戦うという展開もそれはそれで面白そうだ。
桜は士郎の手に現れた痣(令呪)のことが気になってしょうがない。
それを見て士郎はもしかしてこれ桜が踏んづけてつけた痣か?と聞くデリカシーの無さ!
桜ちゃんもそこは必死に否定してわたし重くないですアピールカワイイ!
もしも桜に踏まれたとしてもそれはご褒美ということでひとつ!
まあ管理人は踏まれるなら凛ちゃんがいいけどネ!
そして学校で桜と凛の会話が発生。
凛ちゃん桜のこと気にしてたからプリントを運ぶのを手伝ってあげることに。
あんまり気にしすぎてて、自意識過剰な桜の兄貴に誤解されちゃうけどそれはまた別の話。
最初はぎこちないけれど、プリントの話題から葛木宗一郎の堅物ぶりに話が移り
学園でも語り草になった武勇伝?を話すうちにお互いに笑顔が浮かぶ。
しかし、まだまだ遠慮しているところがあるのがもどかしい。
お互いに相手のことを思っているが複雑な事情がある二人。
HFルートはこの姉妹の関係にも要注目である。
クライマックスまで初めて見た人はきっとこの姉妹が好きになっているであろう。
昼ドラでも始まるんです?